ESDとは

ESD(Education for Sustainable Development)

 「ESD」とは「Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育」の略称です。
 地球規模の環境問題や社会問題、国際問題が深刻になりつつある現在、これから先も今までのような暮らし方を続けていくことは困難になってきていると言われます。
 これから先の「持続可能な社会」を作っていくにはどうしたらよいのでしょうか?そのために今の私たちには何が出来るのでしょうか?何を成すべきなのでしょうか?そんな未来のための現在について、みんなと一緒に考えていくのが「ESD=持続可能な開発のための教育」です。

 この「ESD」の考え方は、平成14年に開かれた国際会議の場で、日本政府が世界の国々に向けて呼びかけた考え方です。
 その後、国連の教育機関である「ユネスコ」や、日本の「文部科学省」などを中心にして、様々な分野で「持続可能性」を考える学習や取り組みが展開されています。



図:文部科学省HPより


 矢掛高校でも、環境問題について考える「環境学習」や、地域問題について考える「地域連携」などの活動を通じ、「ESD」には積極的に取り組むようにしています。
 特に人口減少や産業衰退など、多くの「持続不可能性」を含んでいる中山間地域では、「地域社会の持続性」をどう確保していくのかが、身近に迫ってきている緊急の課題です。

 少子高齢化が進み人手も少なくなってきているこの地域において、豊かな自然を守りながら、町全体を活気ある場に変えていくにはどうしたらよいのか?
 その答えを見つけるために、矢高生は町に出て、様々な人々から優れた知恵をいただきながら、様々なチャレンジを続けています。

 まだまだ聞き慣れない「ESD」という言葉ですが、これから先の「学び」では常に意識されてくる重要なキーワードになってくるのです。



イラスト:西野友葵(矢掛高校) 『全国ユース環境ネットワーク』創刊号より