Monthly Archive: 4月 2014

4月
11

1年高妻ハイク

矢掛高校の校歌の出だしは、「朝に仰ぐ高妻の 高き叡知を身にしめて」です。
学校の北にある高妻山は、矢掛の里山として愛されています。この山塊に1年生がハイキングに行きました。クラスの親睦を深め、矢掛の自然に触れることが目的です。


高妻山(標高380m)は矢掛の町並みの北にそびえる矢掛町民にとってもっとも身近な山で、ピークがいくつかあり、「高妻山森林公園」として整備されています。

学校を出発し、亀島キャンプ場~育成牧場~水車の里フルーツトピアと歩きました。


「水車の里フルーツトピア」のある地域は、車谷と呼ばれています。大谷川の水を利用した水車小屋が過去に17カ所あったといわれています。この水車で、小麦・米・そばなどを製粉しました。その粉を利用して、うどんやそうめんを作る製麺業が発達していました。その名残が、吉備真備公園にある館址亭のうどんです。

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4月
10

新入生の種々のガイダンスが行われました

入学してまもなくですが学校についてのいろんな説明会を開きました。    IMG_5296

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IMG_5044新入生の目は常に真剣そのものです。楽しみですね。

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4月
10

授業開始

本校玄関に生けていただいている生花、ピンクはキクモモ(菊桃)菊咲きの花桃です。黄色はレンギョウ(連翹)といいます。連翹という漢字は趣があります。

 

学年始の様々な行事を終え、いよいよ授業開始です。1年生は、初めての高校の授業です。各教科からガイダンスを受けています。

国語

数学

 英語

2・3年生も新しい課程のスタートです。コース集会・オリエンテーション・ガイダンスとさまざまな活動に取り組みました。目標に向け一年間の活動の計画を立てる大切な機会です。

 3年総合コース集会

そして、今日は木曜日、本年度初回の「やかげ学」の日です。3年総合コースの生徒たちは元気に出かけていきました。

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4月
09

対面式 部活動紹介

午前中、矢掛町立矢掛中学校入学式に参列させていただきました。大変暖かい日で、104名の新入生が元気に登校していました。3年後には、是非本校に進学してほしいものです。明日10日は、幼稚園の入園式です。
本校の新入生は、早速課題テストに取り組んでいます。4校時終了後、生徒会主催による対面式が行われました。

そして新入生にとっては、初めての高校での昼食です。今まで給食でしたので、さあどんな様子でしょうか。
午後は身体計測、そしてその後、部活動紹介が開催されます。どの部もリクルートに邁進しています。

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4月
08

本日入学式

本日、平成26年度岡山県立矢掛高等学校入学式を挙行いたしました。矢掛高校の象徴である白塀越しの桜も満開となり、すがすがしい春の日の元での入学式でした。生徒代表の宣誓を披露します。

長かった冬も終わり、うららかな春の佳き日、私たち130名はこの矢掛高校に入学します。矢掛高校は、創立113年の歴史を誇る伝統校であるとともに、持続可能な社会をめざし、地域貢献活動にも力を入れた、ユネスコスクールです。私たちは、この矢掛高校の生徒になり、希望に満ちあふれた気持ちでいっぱいです。将来に向かって積極的に勉強しようとしている人、部活動や学校行事に一生懸命取り組もうとしている人など、皆、この矢掛高校で自分を見つめ、可能性を広げ深めていこうと考えています。私も、ここで、自分が進むべき道を、見つけたいと思います。
私たちは今日、矢高生となった多くの仲間とともに、一つ一つの出会いを大切にし、勉強にも学校行事にも、部活動にも、精一杯取り組んでいくつもりです。未熟な私たちですが、先生方ご指導よろしくお願いします。

この伝統ある矢掛高校で、充実した3年間を過ごし、しっかりとした学力や行動力を身につけ、立派な社会人となれるよう努力することを、ここに誓います。

今、部活動紹介のパンフレットが完成し、生徒会役員の諸君が校長室までもってきてくれました。

午後からは、2・3年生の始業式です。

矢継ぎ早に学年はじめ行事が続きますが、こうやって新しいスタートが切れるのですね。

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4月
07

矢掛高校へいらっしゃい②

桜の木の下で~。きれいに咲き誇っています。

明日は入学式。みなさんのご入学を心よりお待ちしています。IMG_4730IMG_4723

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4月
07

ユネスコスクールとしてESDに取り組みます

 矢掛高校は、ユネスコスクールです。

ユネスコスクールとは?

ユネスコスクールは,ユネスコの理想を実現する学校です。そのために、持続発展可能な教育を推進しています。

 ユネスコスクールは、1953年、ASPnet(Associated Schools Project Network)として、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため、国際理解教育の実験的な試みを比較研究し、その調整をはかる共同体として発足しました。2013年には60周年を迎えます。世界180カ国で約9,000 校がASPnetに加盟して活動しています。日本国内では、2013年9月現在、615校の幼稚園、小学校・中学校・高等学校及び教員養成系大学がこのネットワークに参加しています。日本では、ASPnetへの加盟が承認された学校を、ユネスコスクールと呼んでいます。ユネスコスクールは、そのグローバルなネットワークを活用し、世界中の学校と交流し、生徒間・教師間で情報や体験を分かち合い 、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指しています。

文部科学省と日本ユネスコ国内委員会は、ユネスコスクールを持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)の推進拠点と位置づけ、加盟校増加に取り組んでいます。

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2014年11月、岡山市で「ESDユネスコ世界会議」が開かれます。これは2005年から世界中で取り組まれてきた「国連ESDの10年」の成果をまとめる会議で、世界中からESD関係者が岡山に集まり、その実践報告や今後の課題などについて話し合うものです。ESD領域では初となる本格的な「世界会議」です。現在、ESDの地域実践拠点は世界中に85地域あるのですが、日本の地域実践拠点としては、仙台、横浜、中部、神戸、岡山、北九州の6か所が指定されています。その一つである岡山で、世界を代表する会議が開催されるということで、今その大会に向けた準備が岡山市を中心に急ピッチで進められているところなのです。

同時開催の愛知会場で主に政府関係者の会議が開かれるのに対して、ここ岡山会場では世界中の「ユネスコスクール」から生徒や教師が集まってくるところにその特徴があり、世界の若者たちの“生の声”を集めて、未来の世界についてディスカッションを行う。それが岡山での世界会議のイメージになります。当然、岡山県最初の「ユネスコスクール」である「矢掛高校」がこの会議で果たす役割も大きいと思われ、来年度に向けた準備は、本校でも本格的に始動しているところです。

 ESDとは?

ESDとは、持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)の頭文字を取ったものです。

 地球規模の環境破壊や、エネルギーや水などの資源保全が問題化されている現代において、人類が現在の生活レベルを維持しつつ、次世代も含む全ての人々により質の高い生活をもたらすことができる状態での開発を目指すことが重要な課題となっています。

 このため、個人個人のレベルで地球上の資源の有限性を認識するとともに、自らの考えを持って、新しい社会秩序を作り上げていく、地球的な視野を持つ市民を育成するための教育に期待が寄せられています。

 「持続可能な開発」を進めていくために、あらゆる領域から、学校教育、学校外教育を問わず、国際機関、各国政府、NGO、企業等あらゆる主体間で連携を図りながら、教育・啓発活動を推進する必要があります。この教育の範囲とは、環境、福祉、平和、開発、ジェンダー、子どもの人権教育、国際理解教育、貧困撲滅、識字、エイズ、紛争防止教育など多岐にわたるものです。

 

ESDで培いたい 「価値観」

  • ・人間の尊厳はかけがえがない
  • ・私たちには社会的・経済的に公正な社会をつくる責任がある
  • ・現世代は将来世代に対する責任を持っている
  • ・人は自然の一部である
  • ・文化的な多様性を尊重する

ESDを通じて育みたい 「能力」

  • ・自分で感じ、考える力
  • ・問題の本質を見抜く力/批判する思考力
  • ・気持ちや考えを表現する力
  • ・多様な価値観をみとめ、尊重する力
  • ・他者と協力してものごとを進める力
  • ・具体的な解決方法を生み出す力
  • ・自分が望む社会を思い描く力
  • ・地域や国、地球の環境容量を理解する力
  • ・みずから実践する力

 

ESDが大切にしている 「学びの方法」

  • ・参加体験型の手法が活かされている
  • ・現実的課題に実践的に取組んでいる
  • ・継続的な学びのプロセスがある
  • ・多様な立場・世代の人びとと学べる
  • ・学習者の主体性を尊重する

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4月
06

野球部春季大会地区予選

4月5日(土)に野球部が高梁城南高校と倉敷市営補助球場にて春季大会地区予選を行いました。

     1 ― 2 敗戦                     詳しくはこちらから

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 チャンスは多かったが、相手の堅守にはばまれ、ホームベースが遠い試合でした。この試合に敗れたため、4/12(土)に有漢スポーツパークで総社高校との敗者復活戦へ回ります。ご声援よろしくお願いします。

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4月
03

矢掛の山登山詳細図販売開始

矢掛の山登山詳細図の販売が開始されました。

  • 企画 (株)やかげ宿
  • 作成・解説 守屋益男
  • 踏査総括 成友 博
  • 発行 吉備人出版
  • 定価 500円+税 

ESDの一貫として環境教育に取り組んでいる矢掛高校としては大変参考になる資料です。私も作成に協力しています。

 

 

解説から

矢掛町は、旧山陽道に位置する由緒ある宿場町で、江戸期からの古民家、土蔵などが現存し「旧矢掛本陣石井家」「旧脇本陣高草家」は国の重要文化財に指定されている。また、それ以外の古民家も数多く、現在古民家再生事業が進んでいる。このような中から、矢掛町の自然についても見直してみようという機運が生まれ、本図が作成された。

矢掛町を取り巻く山々は、北に高滝山(505m)、南に遙照山(405m)と安部山(397m)、東に鷲峰山(398m)、西に大倉竜王山(513m)がそびえ、その間に100m~300mクラスの山が累々と連なっている。我々は2013年8月から12月にかけて32名で延べ160日間、それらの山を踏査し、荒れた小径を整備し、ヤブ化した古道を復活させるなどして本図を作成した。また里にある名所旧跡等もできるだけ収録するように努めた。踏査をして感じたことは,矢掛の山々には城跡と寺院跡が多いということである。これは古くから文化度が高かったことを物語っており、今後いろいろと発見がなされるやもしれないロマンを秘めた山域である。

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4月
02

矢掛町合併60周年記念式典

 本日、やかげ文化センターで「矢掛町合併60周年記念式典」が開催されました。本校の生徒2名と矢掛中学校の生徒2名が、若者の代表として「矢掛町未来宣言」を堂々と発表しました。先人から引き継いだ伝統文化、自然環境、産業などを確実に引き継いでいこうという宣言です。ESD(持続発展教育)の精神が確実に生徒たちにも地域社会にも浸透していることが実感できました。

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矢掛町未来宣言

 私たちのまち矢掛町には、守り育てていかなければならない大切な財産があります。長い年月を経て自然の偉大な力によって創られ、与えられた雄大な山々や風渡る緑の大地は、穏やかな中にも厳しさを教えてくれ、風の音、空の色、土の感触は、私たちにとって永遠の母なるよりどころで、私たちに農産物など多くの恵みをもたらしてくれます。
 先人たちが築き上げてきた薫り高い文化や伝統、活力ある産業を継承し、たくましく元気あるふるさとを創造していくことは、私たち若者の使命であります。しかしながら、便利さを追求し、大量生産と大量消費が進み、それと引き換えに貴重な自然や環境が破壊されつつある現代社会で、流行の波に乗り遅れまいと必死にもがく若者たち。将来に不安を抱き、本当に大切なものが見えなくなっているように思えます。
 矢掛町合併60周年を契機に、私たち若者は、先人たちの努力と苦労に感謝し、それを糧として勇気をもって、力強い一歩を踏み出します。先人たちから引き継いだ、ふるさと矢掛という大きなバトンをしっかりと握りしめながら、環境にやさしいまちづくりと、新たな地域文化や産業の創造にチャレンジします。
 グローバルな視点に立ち、人と人との絆、地域のつながりを深め、豊かで誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めます。そして、何よりも、自分たちのまちは自分たちが築き上げなければならないことを自覚し、豊かな未来のために、たゆまぬ努力を続けていくことをここに宣言します。

平成26年4月2日

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