Daily Archive: 2014年5月22日

5月
22

やかっぴー参上

本校にやかげ観光大使「やかっぴー」がやってきました。

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「やかげ学」の授業であいさつをしていただきました。

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5月
22

「先生!」 池上彰編

岡山 ~ 東京。新書1冊を読むのに適当な時間です。

東京からの帰りに読んだのは、池上彰編 「先生!」 (岩波新書)

編者からの呼びかけでは、『日本の教育が厳しい状況になっていることは確かでしょうが、現場の先生たちの頑張りで、かろうじて高いレベルを維持できているのも事実です。そんな先生への期待が高いがゆえに、先生への批判も高まるのでしょう。先生への批判は、高い期待の裏返しでもあると思うのです。そんな先生たちを励ます本を世に出したい。これが、私と編集部の共通の認識です。』とされています。

池上さんの呼びかけに、作家、医師、職人、タレントなど27人が応えています。

たとえば、算数教育が専門の渡辺恵津子さん。『「先生、さようなら。」「はい、ひろ子ちゃん、ひろみちゃん、さようなら。」仲良し三人で下校中、担任の先生とすれ違ったので一緒にさようならといいました。でも、先生は私の名前はいってくれませんでした。本当に些細な出来事。でも、一年生の小さな胸には棘が突き刺さったような痛みが残っていたのを、なぜか忘れることができません。』

無痛注射針を開発した岡野雅行さん。『俺?俺かい?俺に先生の話を聞こうたって、そりゃ無理な話だ、俺は勉強なんて大嫌い。学校も先生もいやで、ほとんどかかわりたくねえって思ってたんだから。それがいまじゃ、社員四人の金型プレス屋の親父の俺のところに、各地の中学生が修学旅行でわざわざ来て、話を聞かせてくれなんていうんだから、びっくりしちゃうよ。』

多くのエッセイが、先生の何気ない行動や言葉に鮮烈な印象をうけ、思い出として胸に刻んでいます。

最後は、池上彰氏が太田光氏にインタビューしてまとめとしています。太田光氏の「重要なのは学問を教えることよりも、学問を武器にしてこいつらとわかり合えることだと思えば、ちょっとやり方は変わっていくかもしれない。」という言葉にははっとさせられました。

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