Daily Archive: 2014年8月20日

8月
20

真剣です

小論文講座をベースに、実際に書く練習をしています。

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8月
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サギソウ開花

高妻山山系の山中に湿原が広がっています。大変日当たりのよい湿地で、草刈り等の手入れが適度に実施されているため湿性植物が広がっています。なお自生地保護のため詳細な情報及び地図は公開しません。
8月下旬は、サギソウが咲き乱れます。経年観察をしていますが、今年は天候不順のためかやや少ない状況です。


サギソウは、ラン科サギソウ属の湿地性の多年草の1種です。自生種は環境省の絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危機が増大している)に指定されています。保護されている自生地ですら盗掘が絶えません。遠目にも目立つ開花期は、移植に最も不向きな時期であり、注意深く掘りあげなければ枯れてしまいます。【開花時に掘って持って帰っても栽培することは、ほぼ不可能です。園芸種は、広く販売されていますので、購入して育てる方が絶対に確実です。】
開発による自生地の減少に加えて、盗掘・採集のため、自生状態でみられる場所はきわめて限られています。
泥質の湿地に生え、地中に球根を作ります。20~30センチの花茎を伸ばし、先端に1~3個の花をつけます。萼片は小さく緑色で3枚、花弁は白く3枚で、そのうちの上側の2枚は小さく、下側の大きな1枚の唇弁は3裂し、中央の裂片が首のように細長く、左右の裂片は外縁が細かく裂けていて飛行中のシラサギの翼のように見えるため、この名がつきました。花の後ろには長い緑色の管状の距と呼ばれるものがついており、半透明なので中に少し液体が溜まっているのが見えます。球根から発芽し、数本の地下茎を伸ばしてその先端に次年度の球根をつくります。球根は1年限りで、1株から3~5個の球根がつくられます。

矢掛高校は、小田川流域の環境保護に取り組んでいます。

Earthrise13

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