Daily Archive: 2014年9月10日

9月
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学力向上が最大の使命

矢高祭も終わり、通常の教育活動に戻りました。生徒も教職員も気分を一新しなければなりません。
すべての学校にとっての最大の使命は、学力向上です。
本日、探究コースは実力テストに取り組んでいます。

 

「授業改革から学校改革へ」  学力向上のために、本校では授業改革に取り組んでいます。

ここで、【高等学校等の新学習指導要領の実施に当たって( 25文科初第17号)】をもとに、学力向上に向けて取り組まなければならないことを再確認しておきます。

1.新しい学習指導要領の趣旨を改めて確認し,その実現に努めること

生徒に知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」を育むことを目指すものであり,「確かな学力」として,基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,これらを活用して課題を解決させるために必要な思考力,判断力,表現力等を育むとともに,主体的に学習に取り組む態度を養うことを重視する。

2.言語活動を充実し,各教科等の目標と関連付けた効果的な指導を行うこと

国語をはじめ各教科等において,説明,論述,討論,記録,要約等の言語活動の充実を図る。目標に即して,基礎的・基本的な知識及び技能を習得させるとともに,目標と指導事項との関連や生徒の発達の段階や言語能力を踏まえて言語活動を適切に位置付け,授業の構成や指導の在り方を工夫改善する。

3.見通しを立てたり,振り返ったりする学習活動を重視すること

生徒が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を計画的に取り入れ,自主的に学ぶ態度を育む。授業の冒頭に学習の見通しを生徒に理解させたり,授業の最後に学習した内容を振り返る機会を設けたりする。生徒が家庭において学習の見通しを立てて予習をしたり学習した内容を振り返って復習したりする習慣の確立などを図る。

4.義務教育段階での学習内容の確実な定着を図る工夫をすること

学校や生徒の実態等に応じて,義務教育段階の学習内容の確実な定着を図るための指導を行い,高等学校の学習に円滑に移行できるようにすることを重視する。

5.指導方法や指導体制を工夫改善し,個に応じた指導の充実を図ること

目標と指導内容との関連を十分研究し,指導内容のまとめ方や指導の順序,重点の置き方などに創意工夫を生かしたり,内容の重要度や生徒の実態に応じて,その取扱いの軽重を考え,生徒一人一人の能力を十分伸長したりする。あわせて,教師間の連携協力を密にするなど指導体制を確立するとともに,個別指導やグループ別指導,繰り返し指導,教師間の協力的な指導,学習内容の習熟の程度等に応じた弾力的な学級編成など指導方法や指導体制を工夫改善し,個に応じた指導を充実する。

6.学校全体として,指導に関する検証改善サイクルを確立すること

学習評価を通じて,学校における教育活動を組織として改善することが重要である。評価の結果を生徒に適切にフィードバックしつつ,日々の指導の改善・充実を図り,教育の質を向上させていく。

 

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