Daily Archive: 2015年1月21日

1月
21

日々がんばっています

 放課後勉強に励んだり、ALTの先生と国際交流をはかったり・・・

 After school some students try hard to study, and others communicate with ALT.

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 進化する矢掛高校です!!

  Our school is now surely making progress!!

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1月
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希望への階段

1月20日岡山県幼小中高PTA連絡協議会主催の研修大会に参加しました。講師は金澤泰子さん翔子さん親子です。金澤翔子さんは書家です。NHK大河「平清盛」の題字を書かれています。生まれてすぐダウン症と診断されています。演題は「希望への階段~人生を生きる意味~」。壇上揮毫は「共に生きる」でした。
ダウン症という知的障がいがありながら、東大寺などの名刹で個展を開き活躍を続けている金澤翔子さん。その書は天衣無縫で純粋に生きる力に満ち溢れ魂の尊さを感じさせる。見る人を勇気づける奇跡の書なのです。

母の金澤泰子さんが紹介された「別冊太陽 金澤翔子の世界」を購入しました。その中から講演と重なる部分を引用させて頂きます。

「与えても何も求めない、利害もわからない翔子の心にはたくさんの愛がなだれ込み、周りの人々に向かって優しく溢れだしていくのです。」

「一日中、般若心経を書き続けた。十歳の知的障がいのある翔子には難しすぎる挑戦であった。叱られながら、泣きながら翔子は書いた。どんなに叱られても弱音は吐かなかった。何時間でも書き、総計で三千字以上は書いた。そして翔子は難しい般若心経をついに書き上げた。今、翔子の作品の中で最も人気のある書がこの時の『涙の般若心経』だ。」

こんなお話もあります。

「ある席上揮毫で、翔子の筆が静かに進み、満員の会場が深く鎮まった。その静けさを引き裂くように突然、一人の男の子の声が会場に鳴り響いた。五歳くらいのダウン症の子が「わー、おー」と叫び始めたのだ。この声に会場は緊迫した。翔子が集中できないのではないかと、人々の不安な気配が痛いほど感じられた。その時、翔子が書いている筆を止めて、その子に向かって「応援ありがとう!」と大きな声ではっきりと言った。緊迫していた会場がこの一言で、ほっと柔らかになった。あの時あの状況でこれ以上適切な言葉はなかったろう。天から降りてきたような一言であった。書き終えても拍手が鳴りやまなかった。」

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