Daily Archive: 2015年2月3日

2月
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ESDパスポート体験発表会

ユネスコ協会 「ESDパスポート体験発表会並びに地域交流会」を2015年1月31日(土)10:00からやかげ町家交流館で開催しました。
日本ユネスコ協会認定証(30ボラン)・岡山ユネスコ協会表彰状(15ボラン)の表彰の後、体験発表を行いました。
体験発表では、5つのプレゼンテーションと 4つの ポスターセッションを行いました。

・岡山県立矢掛高等学校(2)   ・矢掛町立矢掛中学校
・矢掛町立矢掛小学校    ・矢掛町立中川小学校

私は、会の司会進行をしたのですが、どのプレゼンテーションも素晴らしかったのです。さらに感動したのは、ポスターセッションの開始にあたり、しゃべったのは次の二言だけ。「担当者は持ち場についてください。」「ポスターセッションを始めてください。」これだけで、後はすべて子どもたちの手で進められていくのです。小中高生がそれぞれの活動に刺激を受け、さらに活動の質を高める原動力になりました。

今回のESDパスポート体験発表会には2つの大きな特徴があります。1つは、小・中・高と校種や年齢を超えた取組になっていることです。プレゼンテーションは小学3年から高校3年まで、それぞれの発達段階に応じた内容です。矢掛町は教育の循環型社会を目指しており、着々と現実のものになっていっています。

もう1つは、ESDの特徴である多様性の中からそれぞれの学校が課題を見つけ解決策を考え、積極的な提案を行っていることです。ESDの多様性がESDの活動のねらいをわかりにくくしている場面があります。あれこれしているうちに、結局「何がESDなの」と目的を不鮮明にしてしまう場合もあるからです。今回の発表では、矢掛小学校は【地域】、中川小学校は【環境】、矢掛中学校は【ボランティア】、矢掛高校は【福祉】と【国際】というように特化した取組の発表だったので、ESDの活動の目的が明確になっていました。

 

 

 

 

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