Daily Archive: 2015年5月19日

5月
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全国商業高等学校長協会総会・研究協議会

5月18日(月)・19日(火)、東京新橋ヤクルトホールでの全国商業高等学校長協会総会・研究協議会に参加しました。岡山だけでなく、鳥取・島根・広島の商業高校の校長と情報交換ができました。

西村修一 文部科学省初中局児童生徒課産業教育振興室教科調査官の講評をまとめました。

1 専門教科「商業」のねらい

(1)[生きる力]という生涯学習の基礎的な資質の育成

今後の商業教育の目指す方向の中に、自ら学び、自ら考える力などの[生きる力]という生涯学習の基礎的な資質の育成を重視するという基本的な考え方を取り入れ、商業教育のねらいを、継続教育を視野においた専門性の基礎・基本の教育に重点を移す。

(2)経済社会の変化に柔軟に対応できる能力の育成

今後の商業教育においては、望ましい人間関係の形成や社会生活上のルールの習得などの社会性、社会の基本的なモラルなどの倫理観の育成に努めるとともに、各分野の学習においては、マーケティング能力、国際交流能力、会計活用能力、情報活用能力という経済社会の変化に柔軟に対応できる能力の育成に重点を移す。

(3)ビジネスの基礎・基本の能力の育成

商業教育の対象を幅広くビジネス、商品の生産・流通・消費にかかわる経済的諸活動の総称として捉えるとともに、教科のねらいを従前の「経営管理的能力の育成にも配慮する」から「ビジネスの基礎・基本の能力の育成に配慮する」に改め、ビジネス教育の視点を明確にした。

2 「商業」を学ぶ目的と学び方

我が国商業においては、経済の国際化、情報化、サービス化の急速な進展に伴い、市場の国際化、オフィスの情報化、サービス産業の拡大等の変化が生じている。また、国際的な会計基準への移行、流通システムの合理化、新たなビジネスの創造などグローバル経済への一層の対応が求められている。商業を学ぶ目的は、「ビジネスの基礎・基本の能力」を身に付けること。ビジネスの基礎・基本の能力とは、豊かな人間性、創造性、ビジネスの理解力と実践力という3つの能力をいう。学び方は、1年次に商業の基礎的科目である「ビジネス基礎」、「簿記」、「情報処理」を学んだ後に、生徒の興味・関心に応じて四つの分野並びにそれぞれの分野の科目を選択して学ぶことができるようにしている。

3 資格取得

資格取得を目指した学習は、上級の資格を目指す者に対して知識や技能等の習得を確かなものにしている。反面、資格取得に偏りすぎると先生の指導も暗記中心の一方的教え込み型の指導に陥りやすいところもある。

 

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5月
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中間考査が始まりました~

 1年生は明日からですが、2、3年生は本日から中間考査が始まりました。

 The second and third grade students began to take mid-term exams from today.

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