Daily Archive: 2015年6月12日

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県高等学校教育研究協議会

6月11日、2028年度までの県立高等學校の在り方を検討する岡山県高等学校教育研究協議会(略称:高教研)の初会合が11日、県庁で開かれました。過疎化・高齢化・少子化の中で高校の生徒数が減少する状況を踏まえ、県立高校の数や学科の募集定員などを検討していきます。

はじめに竹井千庫教育長が「人口減少社会が到来する中、地域を支える人材の育成のために何ができるのか、現状と課題について熱心な議論をしていただきたい」と挨拶されました。協議会の会長には岡山大学大学院の高塚成信教育学研究科長が選ばれました。

今年3月に県内の中学校を卒業した生徒の数は、およそ1万8000人ですが、13年後の2028年度には2000人あまり減少すると予想されています。

協議会ではこうした生徒数の減少を踏まえ、県立高校の数やそれぞれの学科の募集定員、それに社会の変化に対応した教育内容などについて検討する予定です。

NHKの報道では「委員からは、自分が住む地域を知り、幅広い世代の住民と関わっていくべきだといった意見や課題をどう解決していくか主体的に考える教育を行うべきだなどといった意見が出ていました。」

山陽新聞は「求められる資質に関しては「異文化に対応する力」「コミュニケーション力」などが挙げられたほか、地方創生の観点から「地域を支える意識を持った若者を育てるべき」との指摘があった。教育内容でも、地場企業とタイアップしたキャリア教育の推進など、地域連携を重視する意見が目立った。」と伝えています。

Earthrise05

平成30年を目途とした前回の協議会の雰囲気とは、スタート時点からかなり違うのではないかと感じています。「やかげ学」についても協議会の中でプレゼンテーションされたと伺っています。が、気を抜いてはいられません。しっかりと「地域を支える意識を持った若者を育てる」矢掛高校をアピールしていきます。皆様のさらなる御支援のほどよろしくお願いします。

 

会議はあわせて10回程度開かれる予定で、29年12月をめどに提言をまとめることになっています。

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