Daily Archive: 2015年12月15日

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やかげ学発表会 目前に

矢掛高校は、平成20年からユネスコスクールとしてESD「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)」に取り組んでおり、平成23年には、第1回ユネスコスクールESD大賞高等学校賞を受賞している。また、平成26年度には、ユネスコスクール世界大会運営の中核として活動し、多くの成果をあげた。

矢掛高校には、普通科探究コース・総合コース、地域ビジネス科があり、各コースで特色ある取組を設定している。「町は大きな教室」を合言葉に積極的に地域に進出し活動を行っている。中山間部においては、高校生は重要な戦力であるからである。地域との連携を重視した活動を通して、他者との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識するとともに、社会に積極的に寄与する能力を育成し、持続可能な社会が実現できるような価値観と態度を養うことをめざしている。その中核となるのが学校設定科目「やかげ学」である。「やかげ学」は、地域の環境・生活・社会などを学ぶことによって、一人一人が郷土意識をもち、地域活性化や地域づくりへの動機づけをめざす地域学である。地域学は、多様多彩な学びであり、可能性であり、中山間部の持続発展に欠かせない学びである。

特設教科「やかげ学」では、矢掛町と本校が協定を結び、矢掛町の教育・福祉医療・農業関連の施設で総合コース生徒が職場実習を行う。第2学年の「やかげ学Ⅰ」から第3学年の「やかげ学Ⅱ」にかけての2年間学習する。「やかげ学Ⅰ」は7月まで、矢掛町についての講義を中心に学習し、9月から実習を行う。「やかげ学Ⅱ」では、7月まで実習を行い、9月から活動のまとめとプレゼンテーションの準備を行い、最後に施設の方や地域の方、中学生を対象に報告会を実施し、活動を終える。


12月19日第5回やかげ学発表会のときにロビーで募金活動します。やかっぴー×赤い羽根のバッジができました。
地域の福祉活動を応援するピンバッジです。1個300円以上で配付します。ご協力をよろしくお願いいたします。

やかげ学5期生の活動の様子です。

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