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1月
09

第9回YKG60会議

『第9回YKG60会議』

1月7日、今年初の矢掛街並みこども連合(略称YKG60)会議がユネスコサロン「フォレスト」で開催されました。

平成25年9月、全国町並みゼミ矢掛分科会が矢掛で開催されました。矢掛小・矢掛中・矢掛高は、この分科会に様々な形で参加し、その活動の様子は高く評価されました。そのメンバーを中心に結成したのが矢掛街並みこども連合です。地域に密着した街並みが、いつまでも持続発展し、住民の快適な生活が確保できる魅力的な地域を作るために、こどもの視点からさまざまな提案を行ったり、自分たちで企画するプロジェクトを実施したりします。

異年齢の集団を組織することで持続発展可能な教育を実現させるとともに、活動を通してふるさと意識を高め、地域に貢献する人材を育成していきます。高齢化が進む中山間部で若者は貴重な戦力です。矢掛の街並みにこどもの声が響き、こどもが走り回るようにしたい。ときにはお年寄りが、こどもを叱る場面も出てくる。それが本来の活気ある街並みだと私たちは考えます。活動を通して地域に貢献する意識をもった人材を育成していきます。

こどもたちが、多様な立場の人や異世代の人とふれあい、地域社会における自分の役割や立ち位置を自覚するような活動を実施していくなかで、人との心の繋がりや社会との繋がりに気づき、自尊感情のある自立した人間へと成長させていきます。「かかわり」「つながり」を尊重するなかで、社会的に自立し、役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力を身につけさせていきます。

YKG60は、この夏から矢掛のごみ問題に取り組んできました。その成果を2月14日に発表します。イベントに向けて、チームが準備を進めました。CMチームは、撮影に使う小道具を作り、昼から矢掛放送と一緒にロケハンをしました。ケーブルテレビのカメラマンと中学生と高校生が普通に撮影の打ち合わせをしている光景は、なかなか見物です。アートチームはオブジェとボードを作ります。小学生・中学生・高校生の混成チーム。いくつかのグループに分かれて作業をしているのですが、小学生・中学生・高校生がいて、ちゃんと役割を持って作業をしています。昼ご飯を食べ忘れるほど熱中する小学生もいます。だれも時間を持て余していません。

大人が何もしない。見ているだけ。

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