Daily Archive: 2015年2月6日

2月
06

いじめ防止対策委員会

2月5日いじめ防止対策委員会を開催しました。本校関係職員のほか、保護者代表として平尾PTA会長、学識経験者として秋山スクールカウンセラーにも参加していただきました。この会は、岡山県立矢掛高等学校いじめ防止基本方針に基づき、定期的に開催するものです。

様々な課題の中で、今回はSNSに関する話題が中心でした。全国的に子どもたちの間で、インターネットの利用に係るトラブルや被害が深刻化しています。本校でもできるだけ多くの機会を設定し、様々なアプローチでネット社会の過ごし方を考えています。

 

岡山県教育委員会では、スマートフォン・ゲーム等の夜間使用制限の取組を進めています。これを踏まえて、インターネットのリスクから子どもを守るために保護者として必要な取組をまとめたチラシを岡山県青少年育成県民会議が作成しています。

pdfは、 こちら から。

 

Permanent link to this article: https://www.yakage.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=14660

2月
06

「YAKOアワード」の創設

(1)「YAKOアワード」とは

・矢掛高校生が行っている活動の中で、「これぞ矢高!」といえるような優秀な活動を選び表彰する。

・対象となる活動は、原則、該当生徒が応募してきたもの。

・選考は、エントリー生徒が全校の前でプレゼンをし、生徒・教員らが投票して決める。

・表彰は集計後、後日終業式で行う。

(2)「YAKOアワード」創設の目的と背景

本校は、環境学習や地域連携活動など、平日の授業時間以外の部分でも大きな学習効果を得ている学校である。近年、その様々な取り組みの活動内容を校内で共有する試みや、そこでの成果を進路開拓に活かしていこうという試みが、校内の様々な場面で見受けられるようになってきたが、基本的にはそれらの動きは「教員」の中での共通認識を高めるところに重点が置かれてきた。よって、依然として「生徒」の間では、自分が関わっている活動以外のものを知ることができる機会は少なく、他の生徒がどんな活動でどんな学びを得ているのか、自分の知らない魅力的な学習機会がこの学校にはどれだけあるのか、よく分からないままに卒業を迎えていく事も多い。結果、この「矢掛高校」への理解が浅いまま、単眼的な視点で矢高と接することで、本校が持つ魅力の一つである「多様性」からくる学びの恩恵を受けにくい状況が広がっている。

お互いの学習活動を知り、お互いの学びを共有する。そのことで、新たな刺激、新たなつながりを増やしていく方向性が、今後の矢高の展開の中では必要になってくるだろう。自分たちの活動を、全校の生徒や教員たちに知ってもらう機会を提供し、発表生徒のモチベーションやスキルの向上、聞く側の生徒の学習活動への接近を目指し、「YAKOアワード」創設の提案を行う。

なおこの企画は、昨年度まで環境科が行っていた3学期の「環境講演会」(1年生全員対象)の代替企画という意味合いも持っている。「視点教育」の次に来る「活動教育」への橋渡し役としても、この「YAKOアワード」の方が適切であるまいか。「環境科」内でも、そんな判断がなされ、従来の「環境講演会」をやめ、その代替的な企画として「YAKOアワード」を全面的に推す方向性が出たものである。

 

 

この企画は、環境科からの提案で、昨日承認・決裁しました。

今年度本校が取り組んでいる、Total Quality Management (TQM)の1つの成果です。学校のような非営利組織では、的確に状況を把握・分析し、速やかに対応することが求められるのです。また、1つの”カイゼン”のうらには、必ず”One Scrap”がなくてはなりません。

 TQM(Total Quality Management)とは「組織における経営の“質”向上に貢献する管理技術、経営手法」で、顧客の満足する品質を兼ね備えた品物やサービスを適時に適切な価格で提供できるように、企業の全組織を効果的・効率的に運営し、企業目標の達成に貢献する体系的活動と定義されています。学校におけるTQMとは学校の“質”向上をはかる管理技術、経営手法のことです。学校内のさまざまな問題を合理的な手法で抽出、改善し、よりよい教育を提供するとともに教職員を取り巻く様々な問題を改善していきます。

Permanent link to this article: https://www.yakage.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=14648