Monthly Archive: 1月 2015
平成27年1月16日「高大接続改革実行プラン」が文部科学大臣決定されました。平成26年12月22日の中央教育審議会答申を踏まえ大学入試センター試験に代わる新テスト導入までのスケジュールや各大学の個別選抜改革の在り方などを具体的に示しています。
平成32年度に大学受験する現在の小学校6年生が、この新しい選抜の対象となる最初の学年です。平成32年度までのスケジュールについては、次の工程表が示されました。
大学入試センター試験に代わる新しいテストについては、高校2年で受験する「高等学校基礎学力テスト(仮称)」は平成31年度、高校3年で受験する「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は平成32年度からの実施をめざしています。平成28年度中には「教科型」「合教科・科目型」「総合型」のモデル問題を公表するそうです。平成29年度には、出題内容や範囲などを盛り込んだ「新テストの実施方針」を策定・公表するとしています。
大学入試センター試験改革と併せて、各大学が個別に行う入学者選抜の改革も行われます。教育理念やアドミッション・ポリシーに基づき、学力の三要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」)を踏まえた多面的・総合的な選抜方法を進めるようです。 入学者選抜全体を多面的・総合的な評価へ転換するため、大学入学者選抜実施要項も見直し、一般入試・推薦入試・AO入試の区分を廃止し、新たなルールをつくっていくそうです。
「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」について河合塾は次のようにまとめています。
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1月28日(水)、平成26年度第3回PTA評議員会を開催しました。今年度最後の評議員会です。
平尾会長様をはじめ、役員の皆様、評議員の皆様、ご協力ありがとうございました。様々な活動を実施していただきました。
小田郡PTA祭綱引きの部優勝バレーボールの部第3位。文化祭バザーに出店しカレーライス等の模擬店と生徒に負けず楽しく活動していただきました。
また、夏の夜市補導、毎月の列車補導や、今年から新規事業として進路課が取り組んだ【保護者土ゼミ(親育ち講座)】にも多数参加していただきありがとうございました。
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27日7限、体育館にて百人一首大会が行われました。1、2年生が参加しました。
On January 27, 7th period, Hyakunin-isshu Karuta Competition was held at our gym. This competition involved the first and second grade students.
図書委員会のメンバー主導で楽しくも白熱した戦いが繰り広げられました。
The library comittee member students led the competition and this competition was enjoyable but exciting one.
優勝は1A、2位は1C、3位は1Bという結果でした。1年生の健闘が光りました。
1st grade students did good job! 1A won the championship. And 2nd was 1C, and 3rd was 1B.
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27日恒例の百人一首大会を実施しました。
残念ながら私は出張のため参加できませんでした。
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第3回目は本日行われた、国語のMs. Tによる漢文の授業を紹介します。
This time I’ll introduce Ms. T’s Chinese classical literature’s class.
内容は「先従隗始(まずかいよりはじめよ)」でした。
The topic was “Whoever suggest should start; Start from small things.”
白文による音読チャレンジもあり、生徒は真剣。
One of the aims was that students could read with the unpunctuated Chinese texts version, so they tried very hard.
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学期ごとに、各教科で授業研究を行っています。テーマは「学習内容の定着を目指した授業の工夫・改善」
学力向上への組織的取組の継続に向けて、教科のチーム力を向上させます。そのために教科会議を活用し、学力向上に向けての議論を行い、授業改善のアイデアの交換、教材や進度等の情報共有を図り「授業改善」から「学力向上」につなげていきます。
今回の授業研究では、アクティブラーニングの手法を積極的に取り入れています。
世界史[2年]
英語[1年]
アクティブラーニング
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。(文部科学省「用語集」)
「学習」? 「学修」?
「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学~」(答申)には、冒頭、「将来の予測が困難な時代が到来しつつある」と分析し、不透明な時代を切り拓くために大学教育の質的転換を促しています。答申では一貫して「学修」という表現となっています。答申でも、「大学設置基準上、大学での学びは『学修』としている。これは、大学での学びの本質は、講義、演習、実験、実技等の授業時間とともに、授業のための事前の準備、事後の展開などの主体的な学びに要する時間を内在した『単位制』により形成されている」と述べています。
高校までは「学習」、大学からは「学修」なのです。大阪観光大学加藤素明教授は、次のように示されています。
大学というところは、学生も教職員も、皆がみずから、自分に何が必要なのか、自分に何が求められているのかを考えて、自分で主体的に学び行動することが求められている場所です。いつか誰かが自分に声を掛けてなんとかしてくれるだろうという待ちの姿勢では、何も変わりません。
勉強も同じです。先生から教えてもらって「習う(ならう)」という姿勢の学習では、けっして十分な成果は得られません。これからは、自分から率先して「学び(まなび)修める(おさめる)」ようにしていかないと、自他共に満足できる学びにはなりませんし、大学生活も物足りないまま終わることでしょう。
だからこそ、「学修」です。そして、この学修とはまさに、大学を卒業して社会に出てからも求められる「生きる姿勢」を養うことに他なりません。
高校までの「学習」から、大学での「学修」への変化。進学する生徒たちに伝えねばなりません。
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第2回は英語のMの授業。「鳩の持っている、人間より優れた能力」についての本文を完全に自分のものにしてしまおうというもの。
This time I’ll introduce M’s English class. The theme is pigeon’s abilities which are superior to humans’.
音読を繰り返し、ペアワークも取り入れつつ、生徒と対話しながらの授業。あっという間に終わりました。
Students read the passage repeatedly, and did some pair works. M talked students with each other. Time flew like an arrow.
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山陽新聞12月21日付社説に「岡山県の観光 “独り負け”立て直さねば」が出ています。かなりショッキングな内容です。
———–以下引用————-
岡山県内の観光客数は減少傾向が続き、増加している近隣県に競り負けている―。日銀岡山支店が観光動向のリポートで指摘した。低迷する岡山観光の状況がくっきりと浮かび上がった格好だ。
リポートによると、岡山県内の観光客数や総観光消費額は1990年代後半にピークを迎えて以降、一時的な増減はあるものの全体として減少傾向にあり、観光産業は伸び悩んでいる。一方で広島、香川県など近隣県では観光客数が増えており、岡山の“独り負け”状態にあるといえる。
岡山は、集客力を示す1観光地点の平均観光客数が近隣県の中で最低であり、観光客の満足度も見劣りしている。さらに県のブランド力は、県外居住者、県民の評価ともに全国下位にとどまっている。
広島県の「おしい!広島県」、香川県の「うどん県」といった積極的な観光PR戦略、島根県の出雲大社の大遷宮や石見銀山の世界遺産登録など、近隣県の全国発信の中で埋没したとも考えられる。
———–以上引用————-
そういえば、倉敷美観地区の観光客もかつてほどではないような・・・。矢掛でも町家交流館や宿泊施設「やかげ宿」のオープンなど、観光にスポットをあてた取組が強化されていますが、実際に観光客が来なければ大変です。矢掛高校でも「観光甲子園」出場など、観光を取り上げた活動を行っています。
今年度は、産業観光でこられた観光客を高校生が立てたプランに従って案内したり、小中学生がESD世界大会エクスカーションをエスコートしたりする活動も行いました。少しでも、地域観光に協力できてるとありがたいです。
文部省唱歌「ふるさと」の歌詞「うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川」そのものが小田川流域の姿なのです。日本のふるさと原風景とも呼べる里山・里川があり、日本の伝統文化が色濃く純度高く残っており、中山間部の地域振興・環境保全の視点からも魅力的な地域といえるでしょう。また、地域の農産品を中心とした名産が多数あり、地域ごとに直売所が設けられており、地産地消の楽しみもあります。6次産業化をめざす取組は、新しい中山間部の地域創造を先取りしています。
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吹奏楽部が笠岡市民会館に高梁川流域高等学校音楽会(ジョイフルコンサート)に出かけました。6時には学校で練習を開始、7時の矢掛の空には飛行機雲が・・・。Our brass band club members took part in the Joyful Concert at Kasaoka Civic Center. This concert is made up of members going to senior high schools along the Takahashi.
Students came to school at 6 a.m. and practiced a little bit. At 7 a.m. I could see a vapor trail in the Yakage Sky.
はじまりはベートーヴェンの「歓びの歌」、フィナーレは「私のたからもの」という歌で盛大に演奏しました。
We sang “Symphony No.9 Japanese version” at the beginning, and “My treasure” at the end of the concert. A lot of audience gave us big hands.
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英検を23日(金)の放課後に校内で行いました。 The Eiken test was held in our school on January 23.
写真は2級会場の様子です。みんな真剣です。 The following picure is about the place of Grade 2 students. Everybody’s very serious!!
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22日矢掛中学校1年生の総合的な学習の時間『矢掛~地域学習発表会』を参観させていただきました。前年までは、それぞれのグループが壇上で発表する発表会形式でしたが、今年は、いくつかのブースに分かれ発表しあうポスターセッション形式になっていました。
「町の現状」「歴史や文化」「産業と伝統」「自然や環境」「矢掛町の税金」「矢掛町の人口」など、小学校の時とはひと味違うテーマです。また、「名誉町民3人と石井家の歴史」「福武邸の歴史を徹底分析」「みんながも知らない大名行列」等興味深い内容です。一生懸命メモをとっています。
一方「郷土料理~黒米おすし~」「矢掛町の昔の自然」等、ていねいにインタビューを重ねたものもありました。「陶芸にChallenge」では、実際に体験活動を行っています。
おもしろかったのが、2つのグループの「魚料理」。小田川でとれる魚をどのように食べるのか、実際に地域の方に伺い、自分たちで魚を釣り、料理しようとします。なかなか、なまずは釣れなかったそうです・・・。
参観に来られていた地域の方が「『やかげ学』のようですね。」とおっしゃいました。「はい『やかげ学ジュニア』ですから。」と私。地域に足場をおいた教育実践が校種を越えて着実に成果をあげています。
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第1回はMr.Tの授業。Now I will introduce Mr. T’s class!
13人で、調べ学習。 Thirteen students looked up some information.
1つのテーマについて、いろんな人の意見を総合しながらまとめ、1人1人発表するスタイル。
This class has a style of having presentations one by one, concluding as a summary of various people’s opinions.
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ユネスコESDパスポート体験発表会を 1月31日(土)10:00~12:30の日程で、やかげ町家交流館谷山サロンで行います。
日本ユネスコ協会連盟では、2005 年からの「国連持続可能な開発のための 10 年(国連 ESD の 10 年)」に基づき、ユネスコスクールでの ESD の活動を応援しています。
ESD とは、環境、貧困、人権、平和、開発といった、現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近ところから取り組む(Think Globally, Act Locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そして、それによって、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。
子どもたちが世界や地域社会の課題に目を向け、自らの問題として捉え、自分自身で考え、そして自発的に行動する機会をもっとふやそうと、日本ユネスコ協会連盟では、今年度より「ユネスコ ESD パスポート」プロジェクトを始めます。
「ユネスコ ESD パスポート」プロジェクトでは、ボランティアへの参加を促進するツールとして子どもたちに「パスート」を発行し、ユネスコ協会や地域の団体が行うボランティア活動に参加すると、パスポートに参加の証として、シールを貼ります。子どもたちのボランティア参加回数に応じて、証明書を発行し、「ユネスコ ESD パスポート体験発表会」で顕彰します。本プロジェクトでは、
①世界や地域社会の課題に目を向け、自らの問題としてとらえ、自分自身で考え、自発的に行動する機会を増やすこと
②ボランティア体験を通じて、ESD の重要なテーマである「人との出会い」、「社会との出会い」、「自然との出会う」機会を増やし、「関わり」「つながり」を尊重できる児童・生徒を育むこと
を目標に行います。
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放課後勉強に励んだり、ALTの先生と国際交流をはかったり・・・
After school some students try hard to study, and others communicate with ALT.
進化する矢掛高校です!!
Our school is now surely making progress!!
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1月20日岡山県幼小中高PTA連絡協議会主催の研修大会に参加しました。講師は金澤泰子さん翔子さん親子です。金澤翔子さんは書家です。NHK大河「平清盛」の題字を書かれています。生まれてすぐダウン症と診断されています。演題は「希望への階段~人生を生きる意味~」。壇上揮毫は「共に生きる」でした。
ダウン症という知的障がいがありながら、東大寺などの名刹で個展を開き活躍を続けている金澤翔子さん。その書は天衣無縫で純粋に生きる力に満ち溢れ魂の尊さを感じさせる。見る人を勇気づける奇跡の書なのです。
母の金澤泰子さんが紹介された「別冊太陽 金澤翔子の世界」を購入しました。その中から講演と重なる部分を引用させて頂きます。
「与えても何も求めない、利害もわからない翔子の心にはたくさんの愛がなだれ込み、周りの人々に向かって優しく溢れだしていくのです。」
「一日中、般若心経を書き続けた。十歳の知的障がいのある翔子には難しすぎる挑戦であった。叱られながら、泣きながら翔子は書いた。どんなに叱られても弱音は吐かなかった。何時間でも書き、総計で三千字以上は書いた。そして翔子は難しい般若心経をついに書き上げた。今、翔子の作品の中で最も人気のある書がこの時の『涙の般若心経』だ。」
こんなお話もあります。
「ある席上揮毫で、翔子の筆が静かに進み、満員の会場が深く鎮まった。その静けさを引き裂くように突然、一人の男の子の声が会場に鳴り響いた。五歳くらいのダウン症の子が「わー、おー」と叫び始めたのだ。この声に会場は緊迫した。翔子が集中できないのではないかと、人々の不安な気配が痛いほど感じられた。その時、翔子が書いている筆を止めて、その子に向かって「応援ありがとう!」と大きな声ではっきりと言った。緊迫していた会場がこの一言で、ほっと柔らかになった。あの時あの状況でこれ以上適切な言葉はなかったろう。天から降りてきたような一言であった。書き終えても拍手が鳴りやまなかった。」
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