10月31日(金)。今日は、参観授業の日です。 8:40~12:10の間、簡単な受付を済ませていただければ、いつでも自由に見学していただけます。
「岡山教育の日」関連事業です。
学校と御家庭と地域との連携を深め、また矢掛高校をより一層御理解いただくために、保護者の方々をはじめ本校関係者、中学校3年生の保護者の方、塾の関係者、さらには地域の皆様方に学校での平素の授業を見ていただく機会として参観日を設定しています。
10月
31
10月31日(金)。今日は、参観授業の日です。 8:40~12:10の間、簡単な受付を済ませていただければ、いつでも自由に見学していただけます。
「岡山教育の日」関連事業です。
学校と御家庭と地域との連携を深め、また矢掛高校をより一層御理解いただくために、保護者の方々をはじめ本校関係者、中学校3年生の保護者の方、塾の関係者、さらには地域の皆様方に学校での平素の授業を見ていただく機会として参観日を設定しています。
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10月
30
30日第1校時、地域ビジネス科1年ビジネス基礎の授業研究を行いました。
「各グループで株式会社を設立し、実際にプレゼンを行い、出資者を募る」ことを通して株式会社の仕組みを理解するという、【プロジェクト型】【課題解決型】の授業です。課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習を「アクティブ・ラーニング」といい、高校・大学でも積極的に取り入れていく方向にあります。
魅力ある商品・アイデア・サービスを開発したり、社会的に信頼される企業理念をもって起業したりしている企業には、出資者が興味を持ち出資を行う。そのことにより株式会社が発展することを確認します。
この授業では、アクティブ・ラーニングとしての一定のスタイルを見ることができました。他教科の授業にも参考になると思います。
本時の目標を明示する。
グループをつくる。
グループで話し合い、方略を立てる。<P>
プレゼンテーションする。<D>
疑似通貨を用いて有望な商品を開発した会社に投資する。学習者による相互評価の段階です。<C>
自己評価をして、自分たちの方略を振り返り、新たな方略を考える。<A>
このように、アクティブ・ラーニングは、マネジメントの視点で見ると、1時間の授業の中でPDCAのサイクルを回すことなのです。
11月20日諮問「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」では、アクティブ・ラーニングを大きく取り上げています。(26文科初第852号)
「何を教えるか」という知識の質や量の改善はもちろんのこと,「どのように学ぶか」という,学びの質や深まりを重視することが必要であり,課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)や,そのための指導の方法等を充実させていく必要があります。こうした学習・指導方法は,知識・技能を定着させる上でも,また,子供たちの学習意欲を高める上でも効果的であることが,これまでの実践の成果から指摘されています。
○ 育成すべき資質・能力を確実に育むための学習・指導方法はどうあるべきか。その際,特に,現行学習指導要領で示されている言語活動や探究的な学習活動,社会とのつながりをより意識した体験的な活動等の成果や,ICTを活用した指導の現状等を踏まえつつ,今後の「アクティブ・ラーニング」の具体的な在り方についてどのように考えるか。また,そうした学びを充実させていくため,学習指導要領等において学習・指導方法をどのように教育内容と関連付けて示していくべきか。
○ 育成すべき資質・能力を子供たちに確実に育む観点から,学習評価の在り方についてどのような改善が必要か。その際,特に,「アクティブ・ラーニング」等のプロセスを通じて表れる子供たちの学習成果をどのような方法で把握し,評価していくことができるか。
【アクティブ・ラーニング】教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。
(文部科学省 用語集) |
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10月
29
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10月
29
「地方消滅 東京一極集中が招く人口急減」 増田寛也 編著 (中央公論新書)
このままでは896の自治体が消滅しかねない――。減少を続ける若年女性人口の予測から導き出された衝撃のデータである。若者が子育て環境の悪い東京圏へ移動し続けた結果、日本は人口減少社会に突入した。多くの地方では、すでに高齢者すら減り始め、大都市では高齢者が激増してゆく。豊富なデータをもとに日本の未来図を描き出し、地方に人々がとどまり、希望どおりに子どもを持てる社会へ変わるための戦略を考える。
岡山県での若年女性人口変化率について見てみるともっとも高いのが、高梁市で-70.7%。意外にも矢掛町は低く-30.7%と、早島町・里庄町・岡山市・倉敷市・勝央町に続いて県下6番目の低さ。県南部の小さな自治体である「町」には、低い数値が出るようです。その中では勝央町の-28.6%値は特筆します。分析の価値があるようです。
東京の出生率は極端に低く、地方の若者を吸い寄せるが再生産はしない「ブラックホール」と化しています。地方が若年人口を首都圏に吸い尽くされた末に消滅すれば、結局は東京も衰退すると主張しています。
この本では、地方の隅々まで社会インフラを維持し続ける余力はないので、全国61の地方中核都市を防衛線とし、そこに資源と政策を集中させることを訴えています。山間地・離島での対応は、あきらめているような印象を受けました。
全国61の地方中核都市の後背地として、生き残る術を県南の中山間部は考えていかなければならないのでしょうか。
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10月
28
矢掛町小田に山ノ上という集落があります。矢掛町の北西端です。200m~250mと標高が高いため甘柿の育たない環境でした。しかし、日当たりがよく、秋に霧が少ないという干し柿をつくるには最適であったことから古くから干し柿の生産が盛んになっていました。現在も11月ごろになると山ノ上では家々の軒先に渋柿をつるす光景が見られます。簾のように干し柿が吊るされた光景は、のどかな農村の風景としてよく知られ、干し柿の季節は観光客や写真家が数多く山ノ上に足を運びます。現在ではビニールハウスを利用して乾燥させるのが主流です。
矢掛高校はESDの取組の柱の一つとしてこの山の上地区を取り上げています。幅広い世代に、山ノ上地区の魅力を伝えるとともに、中山間地域が抱える問題を把握し、山ノ上をその問題の解決のための活動の場にするというものです。矢掛高校では、山ノ上名物の干し柿作りのボランティアを継続してきました。また、干し柿の加工品などをメニューとした「雲の上カフェ」の計画にも加わっています。
山ノ上地区は名の通り山頂にあります。交通の便も悪く、高齢化率は約90%であり、このままでは持続可能な社会とは言えません。いずれ、住む人がいなくなってしまうかもしれません。矢掛高校では、生産者組合の方や岡山大学の学生、中学生たちと共にこの地区を活性化させるためのアイデアを考え、提案を続けています。山ノ上地区の魅力は、おいしい干し柿と豊かな自然です。持続可能な社会を構築するために自分達に何ができるのかを考えるきっかけになりました。
今年も、10月25日に第2回山の上干し柿祭会議が開かれ、多くの生徒が参加しました。
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10月
27
秋季岡山県高等学校軟式野球大会優勝のお知らせ
紅葉の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より本校教育に対しまして、御理解御協力を賜り衷心より御礼申し上げます。
さて本日、本校軟式野球部が秋季岡山県高等学校軟式野球大会決勝で、岡山県立倉敷工業高校を3対0で破り優勝いたしましたのでお知らせいたします。
今後とも、一層の御支援と御鞭撻の程お願いいたします。
岡山県矢掛高等学校
校長 川上 公一
入場行進
1回戦 対新見高校
表彰式
14年ぶり 4回目の優勝
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10月
27
10月26日(日)に野球部が真庭・勝山高校となりわ運動公園野球場にて平成26年度秋季岡山県高等学校軟式野球大会準決勝戦を行いました。
3 ― 0 勝利 詳細はこちらから
完封勝利で決勝進出を決めました。決勝戦は強豪の倉敷工業高校と10月27日(月)になりわ球場にて10:00から行われます。
ご声援よろしくお願いいたします。
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10月
26
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10月
24
10月も押し詰まり、3年生はいよいよです。放課後の学習にも熱が入ってきました。がんばれ受験生!!!
全国入試問題研究会のページに、受験生に贈る言葉が掲載してありました。その中からいくつか紹介します。
99%ダメ?あと1%あるやん。(辰吉丈一郎/プロボクサー)
結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。(イチロー/プロ野球選手)
必ず勝てる方法はある。(古賀稔彦/柔道家)
体当たりでしか越えられない山があるの。(藤原紀香/女優)
チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。(本田宗一郎/本田技研工業創業者)
山が動いた。(土井たか子/衆議院議員)
私だけかね…?まだ勝てると思っているのは… (安西光義/スラムダンク)
つらい時には誰だって逃げ出したい。でも、そこで逃げずに立ち向かっていくことが「生きていく」ってことじゃないのか。(山口久美子/ごくせん)
うなだれていてもしょうがない。自分は出来ると信じ込め。もっと前を向いて生きろ。生きてることは楽しいことなんだ。(松田優作/俳優)
失敗をしたことがない者は、何も新しいことに挑戦したことがない。 (アルベルト・アインシュタイン/物理学者)
背負わなければならないことに直面したときには、戦う前からそれに負けてしまわないことだ。そういう心構えのうえに、人は全力を発揮することができるだろう。 (岡田武史/サッカー日本代表監督)
剣は折れた。だが私は折れた剣の端を握ってあくまで戦うつもりだ。(シャルル・ド・ゴール/フランス大統領)
難しく考え出すと結局全てが嫌になって そっとそっと逃げ出したくなるけど 高ければ高い方が登った時気持ちいいもんな まだ限界だなんて認めちゃいないさ(Mr. Children)
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10月
23
井原警察署が募集した「振り込め詐欺被害防止」のポスターをやかげ文化センターで展示しています。
本校からも3人が入選し、展示されています。
岡山県では、特殊詐欺への注意喚起のため、テレビCMとラジオCMを制作して、啓発に努めています(放送期間は平成26年10月11日から10月20日までの10日間)。
テレビCMは、知事定例会見の場面をイメージした内容です。
ラジオCMは、特殊詐欺(金融商品等取引名目詐欺)に騙されそうになった場面に、知事が注意を呼びかける内容です。
岡山県の 被害防止標語は、「あ!それうそじゃろ?」 です。
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10月
22
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10月
22
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10月
22
地域ビジネス科3年の現代社会です。主題は「日常生活と宗教の関わり」です。年中行事や通過儀礼(イニシエーション)と宗教の関わりを考えます。
成人式も、かつては地域や生活習慣によってさまざまな形式があり、地域や家の宗教行事への参加が認められることを重要な要素として含んでいた。結婚式や葬式は、今でも宗教儀式として行われることが多い。このように、『宗教は信じない』としながらも、わたしたちのまわりには,宗教的な行事は多く残っている。しかも、それらは毎年の暮らしや人生の節目に当たり、大きな意味を持ち続けている。 |
年中行事について、時期・内容・ねらいなどをグループで考え全体に発表していきます。
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10月
21
和気閑谷高校で開かれた教育研修会に参加しました。島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト教育ディレクターの藤岡慎二氏の講演「地域との協働による高校改革 高校の魅力化×地域の活性化 隠岐島前高校魅力化プロジェクトの実例」です。島根県隠岐隠岐島前地域の唯一の高校が隠岐島前高校です。
高度成長時代、島の若者の多くは進学・就職のために都市部へ流出しました。そのため人口も、平成20年には6,000人を切り50年で半分以下になりました。高齢化率は約40%で、出生数も年30人程度という超少子高齢地域です。島外の高校への進学と少子化のため、平成10年頃には70 人程度いた島前高校の入学者数が平成20 年度には半分以下の28人に激減し、統廃合の危機に直面しました。
こうした学校と地域の危機に対して、子どもが「行きたい」、親が「行かせたい」、地域住民が「この学校を活かしていきたい」と思うような魅力ある高校づくりを通して、魅力ある持続可能な地域づくりを目指す「島前高校魅力化プロジェクト」が始まったのです。
島にいると大学進学に不利という常識が根深く進学希望の生徒は、中学卒業時に「本土」の高校へと出て行きました。
そこで、今まで弱みだと見られてきた「小規模」ということを、「一人一人に手厚い指導が可能な少人数制という“強み”」と捉え直し、超少人数指導と充実した個別指導で夢に向けた進路の実現を目指したのです。
地域-高校連携型公営塾「隠岐國学習センター」を設立し、必要に応じてスカイプやユーストリームなども利用し、地理的ハンディキャップを克服しながら、学力向上を実現したのです。
教育・地域の魅力化・多様化を実現することで、持続発展可能な社会を目指すこと。我が校の目指す方向と重なります。
さらに課題解決型キャリア教育の経験を進路指導に活かすための手法についても大変参考になりました。
ただ留意しないといけないのは、隠岐島前は隠岐島前であるということ。隠岐島前だからできたこと、隠岐島前にしかできないことがあると思うのです。
様々な取組を参考にさせて頂きながら、矢掛”で”しかできない、矢掛”に”しかできない実践を積み重ねていきたいと思います。
矢掛高校は、【地域を支え 地域に支えられる高校】でありたいと考えています。2006年に改正された教育基本法には「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」の規定が新設されました。「地域を支え 地域に支えられる学校」こそが、これを具現化するものです。過疎化・少子化が進む中山間部では、高校生は戦力です。地域に積極的に進出することで、地域が活性化するとともに高校生自身もキャリアを身につけ、自らの進路実現に活かします。そのような「Win-Winの関係」を構築していくことが、地域のためにも、地域を支える人材を育てるためにも最重要であると考えています。
中国地方は、中山間地域の居住人口が全体の二割以上を占めますが、人口減少を理由に各種施設が集約されてサービス水準が低下すれば、一層の人口流出が進みかねません。特に中山村地域にとって欠かせないインフラは、交通・医療・教育であると考えています。学校の持続発展が地域の持続発展を担保するのです。そのためにも、地域に信頼され、期待される開かれた学校づくりを一層進めていかなければなりません。
藤岡慎二 (株)GGC代表取締役。1975年生まれ。
島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト教育ディレクター。全国の教育機関で講義を行い、教育のシステム開発にも参画。行政と恊働して教育を通じた地域活性化にも取り組んでいる。 |
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10月
20
10月15日、「学力向上に向けて」をテーマに教職員研修を実施しました。
最初に、保護者土ゼミ講演ビデオを視聴し、大学入試の現状について共通理解を図りました。
続いて、学力向上についての取組の例として国語科から発表がありました。
その後、5つのグループに分かれてワークショップ・情報交換を行いました。
について焦点化し、教科・年代を超えて協議しました。
重点目標「学力向上への組織的取組の継続」に向けて、チーム力向上と個々のスキルアップを図っていきます。そして「授業改善」から「学力向上」につなげます。
この研修を受けて、今週から本年度第2期の授業研究期間に入り、授業公開と研究協議を行います。今回数学科と英語科については、他校から指導助言者を迎えることにしています。
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