ESD(持続発展教育)国際交流プログラムに参加して
2年生 太田菜月
私たちは、7月23日から30日までの8日間、ユネスコスクールのESD国際交流プログラムでドイツとフランスへ研修に行ってきました。私は、生まれて初めて海外へ行きました。行くまでは緊張と不安しかありませんでしたが、実際にドイツ、フランスへ行くと学ぶことが多くありました。
出発からドイツまでの研修について報告します。1日目は、東京でオリエンテーションと壮行会が行われました。この研修には8校10人の参加です。2日目は、成田から空路フランクフルトへ移動しました。
3日目、4日目はドイツでの研修でした。3日目はまず、現地の学校を訪問し、校内環境保全の活動について発表を聴いたり、私たち日本からは、ESDの取り組みについて各学校ごとに発表しました。私は、あまり英語を話すことができず、悔しい思いをしました。午後からは現地の生徒とコミュニケーションの目的を兼ねてハイデルベルク市内を散策しました。4日目は、船の屋根がソーラーパネルになっているソーラー船に乗ったり、市内散策をしました。街並みはとてもきれいで中世の時代に自分がタイムスリップしたように感じました。特にハイデルベルク城からの眺めが印象深かったです。午後からは、空路パリへ移動しました。
ドイツの滞在は、2日間という短い間でしたが、刺激的で非常に充実していました。この研修を通して、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じるということが非常に大切だということを再認識しました。そして、学んだことを今後、しっかり生かして頑張りたいです。
ESD(持続発展教育)国際交流プログラムに参加して
2年生 小林 遥
私は、初めての海外ということや初対面の人たちと一緒に行くという、不安や緊張でいっぱいの気持ちでこのプログラムに参加させていただきました。
私はフランスでの研修(5日目から7日目)について報告します。フランスでの研修初日はユネスコパリ本部の見学と私たちの学校のESD活動の発表をしました。ユネスコ本部内は著名な芸術家や建築家の作品が世界各国から集まっていて、日本からのものも多く、驚きました。その中でも、ピカソ作の「イカロス堕落」の絵が独特の絵柄と色使いで気に入りました。そして、私たちのプレゼンでは、緊張しましたが準備してきた半年間を出しきれたように思います。ユネスコの方々に笑顔で聴いていただけて、とても嬉しかったです。
また、日本大使の方にお会いし、これからの世界の持続可能性について話を聞き、自分が何をすべきか考えさせられました。このほか、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿などの観光もさせていただき、作品に対する意図やその時代や人物の心情について考えたり、思いをはせたりして心を豊かにすることができました。
今回の研修で私は、人間関係の大切さを強く感じました。この研修に参加でき、無事に終えられたのも多くの人の支えがあったからだと思います。準備も合わせて本当に充実して時間を過ごせたことに感謝したいです。そして、このことを無駄にしないために、勉強や私生活などに学んだことをしっかりと取り入れていきたいです。