Daily Archive: 2015年9月10日

9月
10

思いをのせて

とあるクラスの文化祭の展示物を、町内の保育園に寄付させていただきました。 

 We have donated folding papers and stuffs made by some class to nursery kindergarten in our town, Yakage.

IMG_6331_320 IMG_6332_320

Permanent link to this article: https://www.yakage.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=16918

9月
10

第63期囲碁王座戦第2局矢掛で開催

11月12日(木)に矢掛で公式タイトル戦のひとつ第63期 王座戦が矢掛町で開催されます。王座戦は囲碁7大タイトル戦の中でも本因坊戦に次ぐ歴史を持つ伝統の一戦です。矢掛での対局は第2局目です。矢掛屋の備中屋長衛門を会場に村川大介王座 に 井山裕太棋聖が挑戦するという。見応えのある対局です。

日経囲碁サイト第63期囲碁王座戦

この対局は、各地から多くの囲碁ファンに参加していただけるでしょう。矢掛高校囲碁将棋部もお手伝いさせていただきます。特に谷開斗部長は今夏、岡山県代表として全国高等学校囲碁選手権大会に参加しており、大きな役割をさせていただくと伺っています。

矢掛町と囲碁には深い関係があります。矢掛町内にはなんと【囲碁発祥の地】の石碑があるのです。これは、郷土の偉人吉備真備が、唐から囲碁を持ち帰ったというお話に端を発します。

  
吉備真備は、唐の朝廷に才芸を恐れられ、次々と難題を出されます。当時の日本に伝わっていなかった囲碁で唐の名人と対局させられてしまいます。真備は、阿倍仲麻呂の化身である鬼から、囲碁で打ち負かして殺そうとする朝廷のたくらみを聞かされます。真備は、囲碁ができません。鬼から、即席の指導を受けました。大接戦となったが、終盤になって真備の陣地が少し足りません。そこで真備はすきを見て、名人に取られた黒石一つを口からのみ込んで、逆転勝ちします。そこで朝廷は真備に下剤をのませたが、真備は術を用いて石を腹から出しませんでした。唐の皇帝玄宗も負けを認め、真備の帰国を認めたというお話です。これらのエピソードは、ボストン美術館所蔵の「吉備大臣入唐絵巻」にも描かれています。

 

Permanent link to this article: https://www.yakage.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=16804