Monthly Archive: 1月 2015

1月
16

明日はセンター試験!

 とうとうこの日がきました。本校生徒は岡山県立大学と吉備国際大学に分かれてセンター試験に臨みます。

 教頭先生から力強いお言葉をいただきました。

 受験は団体戦です。チーム矢掛としてみんなで高め合いながら、最高の結果を手に入れましょう!

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 You can do it!!

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1月
16

20年目の1.17

平成7年(1995年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、これまでわが国が経験したことのない大規模な都市型震災であり、6,432名の尊い命が失われました。私の幼なじみの北平謙三君も地元淡路島で緊急復興に従事していて、運転するブルドーザーが転落、下敷きになり亡くなっています。

阪神・淡路大震災から20年という節目を迎えるにあたり、改めて亡くなられました方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

この震災では、道路、河川、港湾等の社会基盤施設も大きな打撃を受けました。その結果、利用できた数少ない幹線道路に自動車が集中して大渋滞が発生し、人命救出や消防の部隊の現場到着が大幅に遅れたり、その後の被災地への救援物資の輸送に大きな影響を与えたりしました。また、水道管の破断等による断水は、消火用水不足による延焼拡大を引き起こし、その後の飲料水不足や水洗トイレの使用不能にもつながりました。

震災で得た経験と教訓を次世代に継承し、災害に強いまちづくりの実現のために微力ながら取り組んでいきたいと思います。

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1月
15

試験直前のラストスパート

センター入試本番がいよいよ迫ってきました。不安で押しつぶされそうな人もいると思いますが、「やった分だけ必ず自分の力になっている」のですから、今までの努力を信じましょう。

そしてまだまだ最後の最後まで粘って勉強しましょう。ここからはどんなに集中できないときでも机に向かい、やるべき課題に取り組みましょう。

また、この時期に入ってくると体調管理が重要な受験対策の1つになります。インフルエンザが流行していますから、外出するときのマスク着用、手洗い・うがいをしっかりするなど、体調管理に努めましょう。

「ラストスパートを大切にする」という意識自体が非常に大切な心得のひとつであるのです。

 

ふと耳に、潺々、水の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、水が流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々と、何か小さく囁ささやきながら清水が湧き出ているのである。その泉に吸い込まれるようにメロスは身をかがめた。水を両手で掬って、一くち飲んだ。ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。肉体の疲労恢復と共に、わずかながら希望が生れた。義務遂行の希望である。わが身を殺して、名誉を守る希望である。斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ! メロス。

            「走れメロス」太宰治

 

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1月
14

年の初めに・・・

昨日、1年B組のLHR(ロングホームルーム)をのぞいてみると・・・

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 こんな感じで、書き初めを色紙にしたためていました。和の心ですな。

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1月
14

恋するフォーチュンクッキー 矢掛町社会福祉協議会ver.

恋するフォーチュンクッキー 矢掛町社会福祉協議会ver.

矢掛町社協とそれに関わる福祉団体等のPR、連携強化のために作った手作りの作品です。

矢掛町老人福祉センター with 矢掛高校やかげ学も出演しています。

YouTube「恋するフォーチュンクッキー 矢掛町社会福祉協議会ver.」 をご覧ください。

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1月
13

若い力に期待します

1月11日 矢掛町成人式に参加しました。

成人式終了後には、1月25日に開催される第4回「晴れの国岡山駅伝競走大会」矢掛町チーム激励式が行われました。矢掛高校・矢掛中学から選手が出場します。専門的に陸上競技に取り組んでいる生徒が少ないので、苦戦が予想されますが、力一杯がんばってほしいものです。

それ以外にも、この日は井原線ワンコインデーや矢掛駅得々市など多くの行事に若い力がみなぎっていました。

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1月
11

サイエンス部が井原線DE得得市に参加しました

今回は新年らしく,折り紙を使ったミニ凧作りを行いました。小さなお子さんから年配の方まで大勢の方に来ていただき盛況でした。次回は3月に出店する予定です。

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1月
09

第9回YKG60会議

『第9回YKG60会議』

1月7日、今年初の矢掛街並みこども連合(略称YKG60)会議がユネスコサロン「フォレスト」で開催されました。

平成25年9月、全国町並みゼミ矢掛分科会が矢掛で開催されました。矢掛小・矢掛中・矢掛高は、この分科会に様々な形で参加し、その活動の様子は高く評価されました。そのメンバーを中心に結成したのが矢掛街並みこども連合です。地域に密着した街並みが、いつまでも持続発展し、住民の快適な生活が確保できる魅力的な地域を作るために、こどもの視点からさまざまな提案を行ったり、自分たちで企画するプロジェクトを実施したりします。

異年齢の集団を組織することで持続発展可能な教育を実現させるとともに、活動を通してふるさと意識を高め、地域に貢献する人材を育成していきます。高齢化が進む中山間部で若者は貴重な戦力です。矢掛の街並みにこどもの声が響き、こどもが走り回るようにしたい。ときにはお年寄りが、こどもを叱る場面も出てくる。それが本来の活気ある街並みだと私たちは考えます。活動を通して地域に貢献する意識をもった人材を育成していきます。

こどもたちが、多様な立場の人や異世代の人とふれあい、地域社会における自分の役割や立ち位置を自覚するような活動を実施していくなかで、人との心の繋がりや社会との繋がりに気づき、自尊感情のある自立した人間へと成長させていきます。「かかわり」「つながり」を尊重するなかで、社会的に自立し、役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力を身につけさせていきます。

YKG60は、この夏から矢掛のごみ問題に取り組んできました。その成果を2月14日に発表します。イベントに向けて、チームが準備を進めました。CMチームは、撮影に使う小道具を作り、昼から矢掛放送と一緒にロケハンをしました。ケーブルテレビのカメラマンと中学生と高校生が普通に撮影の打ち合わせをしている光景は、なかなか見物です。アートチームはオブジェとボードを作ります。小学生・中学生・高校生の混成チーム。いくつかのグループに分かれて作業をしているのですが、小学生・中学生・高校生がいて、ちゃんと役割を持って作業をしています。昼ご飯を食べ忘れるほど熱中する小学生もいます。だれも時間を持て余していません。

大人が何もしない。見ているだけ。

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1月
08

3学期始まりました

 いよいよ、学年の総決算ともいえる3学期が始まり、みんな気合いが入っています。

 まず、始業式と教務課長講話が行われました。  Now, the third term has begun, and all the students are now trying hard to do everything.  At first, the opening ceremony was held, and our principal and the head of teaching system department made speeches.

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 その後、各学年に分かれての集会、頭髪検査が行われました。下の写真は1年の様子です。

 After that, students were divided into each grade, and had an assembly and had hairstyle checked.

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 真剣です。全てにおいて目で聞き、礼ではじまり、礼で終わります。

      Everybody’s so nice!  Everybody puts a lot of focus on greeting!!

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 すきま時間にテスト勉強、すばらしい姿です。 また、スリッパなど自主的に整然と置ける、これも矢高生の力です。

 現在、課題考査や特別授業が行われています。センター試験まであと9日!!

  It’s quite excellent that some of our students study for the coming test all the time.  Furthermore, they can put their slippers properly.  These are the powers of Yakage SHS students.

    Now, students are doing tests and classes.  Especially for the third grade students, they are now preparing for the coming The university entrance center test.   In nine days, the day will come.

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1月
08

第三学期始業式にあたって

 

今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことをめざす活動です。そのESDの10年の最終年に当たる昨年、岡山市と名古屋市で「持続可能な開発のための教育に関するユネスコ世界会議」が開催されたのです。

その2014年のノーベル平和賞に女子教育の権利を訴えるマララ・ユフスザイと児童労働の撲滅をめざすカイラシュ・サティアルティが選ばれたことは、大変象徴的な出来事でした。2人の立ち位置・主張こそESDの本質なのです。2人の受賞スピーチでは、教育の意義が熱く語られていました。

しかしながら一方では、パキスタンで学校を武装グループが襲い銃を乱射、生徒ら130人以上が死亡する大惨事となりました。犯行は、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(17)を約2年前に襲撃した勢力です。マララさんは、声明を発表し「こうした無分別で冷血なテロ行為が起きてしまい、わたしの胸は悲しみでつぶれてしまいそうだ」と述べました。昨日もフランスのパリでテロがあり、多くの犠牲者を出しています。

岡山市で開催されたユネスコスクール世界大会高校生フォーラムのキーワードは、”education”。

各国の高校生が持続性を促進するために最重要なものとして教育を挙げてあげていたのです。問題を解決するために必要なものは教育です。特に、発展途上国において、教育を受ける権利を行使できないことが、持続発展を阻害していると熱く語っていました。

学ぶことは生きることです。テロを防ぐには正しい教育しかないと私は信じています。

 

希望の苗を植えていこうよ 地上に愛を育てようよ

この素晴らしいふるさとに生まれ

悲しい過去も愚かな行為も

人はなぜに忘れてしまう 愛することをためらわないで

 

現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことができる。そのような成長を年頭に当たり諸君に求めます。

 

岡山県立矢掛高等学校長  川上公一

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