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9月
25

矢掛得々市

9月21日、得々市に「やかっぴーかき氷」が登場しました。

 

このかき氷は、やかげこども連合が町家交流館とコラボして開発したものです。

本校生徒が中心となって、アイデア・試作・試食・ライセンス取得・原価計算・宣伝・販売などを手がけました。やかげこども連合の小学生・中学生も活動に参加し、かき氷は完売しました。

---やかげこども連合について---

2013年9月21日「第36回全国町並みゼミ倉敷大会・矢掛分科会」が矢掛町で開催され、矢掛小学校・矢掛中学校・矢掛高校の児童・生徒が大会のサポートをした。全国各地から100名以上の参加者があり、矢掛の町並み案内や町づくりポスターセッションなどをした。

この大会では、各地の町並み保存や町並み活用の様子を見学し、歴史を生かしたまちづくりについて情報交換や事例検証を行っている。ねらい達成のためには、若者の視点が必要になる。地域発展に興味をもつ若者を各校で募集した。セッティングされた観光案内の披露ではなく、若者の生の声を発信したいと考えたのである。街角でポスターセッションを行い、町並みの活用に向けての意見・提案を行った。説明だけでなく、参加者の意見も聴くなど、双方向性を重視した。3校種合同することで、町並みへの想いをつなぎ、持続発展可能な学びを構築できた。

全国町並みゼミでの矢掛小学校・矢掛中学校・矢掛高校の活動の様子は高く評価された。これをきっかけとして、3校の有志をメンバーとする『やかげ 町づくりこども連合』を結成した。魅力的な町並みを作るために、こどもの視点からさまざまな提案を行ったり、行事に企画参加したりするプロジェクトを実施しようと考えている。こども連合では、特に固定されたメンバー制をとらず、活動を行うたびに、メンバーを募集し活動する組織である。また、小学生の活動を中高校生が協力・支援したり、高校生が実施する活動に小学生が参加したり、中学生が行う活動に小学生・高校生が協力したりすることも始まっている。

2014年3月9日『やかげ 町づくりこども連合』の発足を記念して、矢掛商店街ポケットパークで記念イベントとして書道パフォーマンスを実施した。これはまちかどギャラリーで開催している矢掛高校書道部展と連働したものである。地面いっぱいに広げた紙に、大きな筆で力強く一気に書いていく。小学生も負けてはいない。ギャラリーも大勢集まってくれた。大書を3枚仕上げた後、ワークショップを開催した。小学1年生から80歳を過ぎた方まで一字の大書に挑戦した。街角にこどもたちの歓声が響き渡った。

最初は各校の教員が中心になり活動していたが、想いを同じくする民間の方も参加されるようになり、2014年度からは、新たな展開を始め民間主導の活動となりつつある。

2014年5月17日【矢掛で育つ子どもの未来についてはなすカフェ】をやかげ町屋交流館で開催した。「矢掛で育つ子どもたちが、周りの大人や地域ともっとつながり、もっとすてきな町にするために年齢や性別、学年や役職・・・いろいろな垣根を取り払って、矢掛についてみんなでワイワイ話し合おう」というイベントである。このカフェには矢掛町長も参加しこどもたちの声に耳を傾けた。引き続き6月7日に、「矢掛の町の価値を見つけるブランズディ」を開催し、小学生・中学生・高校生が一緒になって、矢掛の新しい価値(ブランド)について話し合った。

2014年7月には、矢掛の小・中・高の連携活動として矢掛小学校以外の小学生にも対象を拡げた「やかげこども連合」(通称YKG)として正式に活動を開始した。「やかげこども連合」の主体となるのは、民間の団体「からだ喜ぶ会」である。

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また、ほぼ毎回参加しているサイエンス部のこども科学教室では、偏光板を使った万華鏡の製作を行いました。

この日21日から30日まで、秋の交通安全県民運動が始まっています。矢掛町・矢掛町教育委員会・矢掛高校では矢掛中学校~矢掛駅~矢掛高校の区間を「矢掛マナーロード」に指定し、自転車のルール遵守・マナー向上を指導していきます。得々市会場周辺にも啓発のぼりをたくさん立てました。

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