Category Archive: やかげ学

12月
24

地域とともに歩む学び──書道部・箏曲部・やかげ学が表彰

表彰伝達式が行われ、書道部が第51回ふれあい書道展で奨励賞、讀賣書法展で入選を果たしました。箏曲部は岡山県高等学校総合文化祭日本音楽部門で優良賞を受賞。さらに、3年「やかげ学」での地域貢献活動に対し、矢掛町社会福祉協議会から感謝状が贈られました。日々の努力と地域とのつながりが実を結ぶ、あたたかな表彰のひとときとなりました。

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12月
23

体験的学びの今を伝える──やかげ学・中間発表を実施

「やかげ学I」と「やかげ学実践」で取り組んでいる体験的学習の中間発表が行われました。発表を行ったのは2年生で、これまでの活動内容や学びをふり返りながら、発表の工夫や伝え方も意識して発表を行いました。会場には3年生の先輩だけでなく、同じ2年生の仲間や教員も参加し、互いの取り組みを聞き合う場となりました。発表を通して、自分の経験を言語化し、共有する力を高めるとともに、他者の視点から学ぶ貴重な機会となりました。

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12月
23

やかげ学 × 防災──地域の命を守る意識を育てる学び

やかげ学の出前授業として、矢掛町役場 総務防災課の方を講師に迎え、防災についての講話が行われました。平成30年7月豪雨の被害を例に、災害は「いつか起こる」のではなく「必ず起こる」と考えて備えることの重要性が語られました。「自助・共助・公助」の考え方をもとに、自分の命を守る意識や家庭での備え、避難の判断、高齢者や子どもなど支援が必要な人への配慮についても具体的に紹介されました。今後やかげ学では、防災士資格の取得支援なども視野に入れており、防災を“自分ごと”として捉える学びが広がっていく予定です。

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12月
22

やかげ学で学ぶ観光行政 〜地域が主役のまちづくり〜

1年生の「やかげ学」の授業で、矢掛町産業観光課の方を講師に迎え、「観光行政」についての講座が行われました。観光とは何か、なぜ行政が観光に取り組むのかといった基本的な問いから始まり、人口減少や地域経済との関係まで、幅広い視点で学びました。

特に印象的だったのは、古民家再生をきっかけに始まった矢掛町の観光振興と、住民自身が観光の担い手となる「地域が主役の観光」という考え方です。町の魅力を引き出し、持続可能なまちづくりを進めていくために、地域全体が連携していることが伝わってきました。

観光は訪れる人のためだけでなく、住む人の暮らしを豊かにするものでもある。そんな視点を得ることができた、学びの深い授業となりました。

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12月
19

やかげ学で知る矢掛町の農業 〜特産品と未来への課題〜

1年生の「やかげ学」の授業で、矢掛町の農業について学ぶ講座が行われました。講師は矢掛町役場産業観光課の貝原さん。ヒノヒカリやアスパラガス、自然薯など、地元の豊かな特産品について紹介され、矢掛の農業がどれだけ地域に根ざしているかを実感できる内容でした。

一方で、担い手不足や耕作放棄地の増加、有害鳥獣被害など、現代の農業が抱える課題についても具体的に学び、生徒たちは農業の厳しさと重要性を実感しました。
講座の後半では、農業法人の取り組みやICTを活用したスマート農業の事例も紹介され、未来の農業への希望と可能性も感じられました。

矢掛町の産業を知ることで、地元を支える人たちの努力に気づき、地域の未来を考えるきっかけとなる授業でした。

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12月
18

やかげ学で学ぶ矢掛宿の魅力 〜伝建制度を通して地域を知る〜

1年生の「やかげ学」の授業で、矢掛町の歴史ある町並み「矢掛宿」について学びました。
今回のテーマは「伝統的建造物群保存地区制度(伝建制度)」。矢掛町教育委員会 教育課文化財係の方を講師に迎え、矢掛宿がどのように守られてきたのか、またこれからどのように活かしていくのかについて、丁寧にお話しいただきました。

矢掛宿は江戸時代から続く宿場町で、平成27年には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。町並みの特徴や、修復工事のビフォー・アフターの写真なども紹介され、生徒たちは身近な風景の中にある文化的価値を再発見しました。

授業の最後には、「生きている宿場町」「住み続けられる町」を目指す矢掛町の将来像にも触れ、まちづくりへの関心も高まりました。

地域に根ざした学びである「やかげ学」だからこそ、自分たちの暮らす町を見つめ直すきっかけとなったようです。

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12月
18

地域への感謝を伝える学び 〜やかげ学 総合コース3年生が体験先にお礼の手紙〜

やかげ学 総合コースの3年生が、体験的学習でお世話になった地域の皆さまに向けて、お礼の手紙を送りました。
これまで、生徒たちは地域のさまざまな現場で学び、多くの経験を積んできました。その学びを振り返りながら、感謝の気持ちを自分の言葉で丁寧に綴りました。
手紙の作成を通じて、学びを形にするとともに、支えてくださった方々とのつながりをあらためて感じる時間となりました。
地域とともに学ぶ「やかげ学」の締めくくりとして、心温まる取り組みとなりました。

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12月
11

3年総合コース やかげ学の体験的学習をふり返るポスターセッション練習

3年総合コースでは、13日の発表会に向けて、「やかげ学」で取り組んできた体験的学習をまとめたポスターセッションの練習を行いました。生徒たちは、地域での学びを通して得た気づきや考え方の変化を一枚のポスターに整理し、どのように伝えると相手に届くのかを意識しながら説明の練習を重ねました。先生方やクラスメイトが聞き手となり、本番さながらの雰囲気で発表を実施。質問や助言を受ける中で、話す順序や言葉の選び方を改善し、より伝わる発表へと磨きをかけていきました。やかげ学で培った学びを自分の言葉で語る準備が着実に進んでいます。

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12月
09

矢掛町長講話 ― 町の未来を知り、自分たちの視野を広げる学びに

来年度から始まる新しい形態のやかげ学の事前学習として山岡町長をお迎えし、矢掛町の現状や進めているまちづくりについて講話いただきました。川まちづくりの整備計画やイタリア野菜を活用した地域発信、町が全国的に評価されている背景など、多彩な取り組みが紹介され、生徒たちは町の持つ可能性をあらためて感じる時間となりました。

講話の後半には、生徒から町長へ質問する場面もあり、まちづくりへの考え方や町長の人となりに触れる、温かい対話が生まれました。なかには和やかな雰囲気で「好きな食べ物」を尋ねる場面もあり、会場には笑顔が広がりました。

普段生活している地域の取り組みや未来への展望を知ることで、生徒一人ひとりにとって、矢掛町との関わりを見つめ直す貴重な学びの時間となりました。

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11月
27

やかげ学ポスター発表に向けた準備が始動──内容の見直しから伝える力を育む

総合コース3年生が取り組む「やかげ学」のポスターセッションに向けて、初めてポスターを使った発表を行いました。体験的学習での学びを言葉にして伝える中で、話す順序や説明の工夫など、多くの課題や気づきが生まれました。

まだ完成形ではありませんが、自分の考えを誰かに届ける難しさと向き合う、良いスタートとなりました。生徒たちは今後、内容の見直しや話し方の工夫などを重ねながら、発表の質を高めていく予定です。

一人ひとりの学びが、やがて自信をもって伝えられる発表へとつながっていくことを期待しています。

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11月
27

地域探究活動発表会のプログラム冊子が完成──本番に向けて準備が進んでいます

総合コース3年生による「やかげ学」ポスターセッション発表会に向けたプログラム冊子が完成しました。発表タイトルや実習先、タイムスケジュールなどが掲載されており、当日来場される方に向けての案内資料となります。

一冊の冊子の中に、生徒一人ひとりが向き合ってきた学びの成果が丁寧に記されています。内容を目にするだけで、発表会への期待が高まります。

準備が一つずつ形になっていく中で、生徒たちも本番を意識し始めています。当日は地域の皆さまにとっても、生徒たちの成長を感じていただける場となることでしょう。

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11月
09

地域に寄り添う矢高生たち|赤い羽根共同募金や福祉販売で活躍

町家交流館周辺では、赤い羽根共同募金や福祉関連商品の販売など、地域の福祉活動を支える場面に多くの矢高生が関わりました。

やかげ学で矢掛町役場に通っているチームの生徒たちは、赤い羽根共同募金活動に参加。来場者に丁寧に声をかけながら協力を呼びかけ、小雨の降るなかでも笑顔を絶やさず活動していました。また、やかげ学で老人福祉センターに通っているチームの生徒たちは、福祉団体の販売ブースでのお手伝いを担当。商品の並べ替えや会計補助、接客などを通して、地域福祉の現場を体験的に学ぶ貴重な機会となりました。

さらにこの日は、軟式野球部の生徒たちも午前中の募金活動にも協力。部活動は午後からでしたが、多くの部員が自主的に参加し、小雨の中でも一生懸命声を出して呼びかけてくれました。そのひたむきな姿勢は、通りがかった方々の心にも届いていたようです。

本部では、生徒会の生徒が放送を担当し、アナウンスや案内などの役割を静かに果たしていました。行事を支える一人としての責任を感じながら、しっかりと取り組んでいました。矢高生のそれぞれの関わりが、まつりのあたたかな空気をつくる一助となっていました。

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11月
01

社会福祉協議会での学びが評価され、生徒が表彰されました

「生涯学習のつどい」にて、本校生徒が社会福祉協議会より感謝状を受領しました。やかげ学の一環で矢掛町社会福祉協議会の活動に継続して参加し、地域福祉に主体的に関わってきた取り組みが高く評価されたものです。地域とともに学ぶ「やかげ学」の意義が形となり、生徒にとっても大きな励みとなりました。このような経験を支えてくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

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10月
06

「赤い羽根共同募金」ポスターを制作 〜地域福祉への想いをアートで発信〜

やかげ学IIの体験的学習で、役場チームの社会福祉協議会担当の生徒が「赤い羽根共同募金」啓発ポスターを制作しました。募金の意義を学び、見る人に思いが届くよう心を込めて描かれた作品は、町内に掲示され、地域福祉への関心を広げる役割を担います。

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9月
27

やかげ学「町役場チーム」がキッズフェスティバルのブース企画を担当!

矢掛町総合運動公園で開催された「やかげキッズフェスティバル2025」にて、子育て支援センターのブースで実施されたゲームコーナーの企画・準備を、矢掛高校やかげ学『町役場チーム』の生徒たちが担当しました。この取り組みは5月からやかげ学体験的学習のなかで進めてきたもので、「なんちゃってボッチャ」や「マラカスづくり体験」は当日大盛況に。準備には2・3年生が協力し、当日は3年生がボランティアスタッフとして運営をサポートしました。2年生は参加が叶いませんでしたが、全員で取り組んだ成果がしっかりと形になりました。

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9月
25

やかげ学でお世話になった山田小学校へお礼の訪問

やかげ学で体験的学習をさせていただいた山田小学校へ、3年生が感謝の気持ちを伝えに伺いました。授業中のお忙しい時間にもかかわらず、校長先生や教頭先生をはじめ、先生方に温かく迎えていただき、生徒たちはお礼の手紙を手渡しました。児童の皆さんには心を込めたプレゼントを贈り、再会の時間を楽しむ姿が見られました。この1年間の学びが、地域の皆さまの支えの中で成り立っていることを実感できた貴重な機会となりました。これからは、やかげ学で得た経験をもとに、12月の発表会に向けて活動をまとめていきます。

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9月
18

やかげ学 引き継ぎの最終日──3年生が小学校での活動を締めくくりました

やかげ学の体験的学習で、3年生が最後の活動日を迎えました。この日は2年生への引き継ぎの最終日でもあり、学びの節目となりました。

中川小学校では、2・3年生が全校児童に向けて縁日風のレクリエーションを実施。人数が限られる中でも、小学校の先生や高学年児童の協力を得て、温かな交流の場となりました。

山田小学校では、2・3年生が協力して高学年向けのレクリエーションを行いました。活動後の報告書には、2年生から「もっと動けたはず」「次はこうしたい」といった声もあり、次回への前向きな気づきにつながっていました。

活動後には報告書を作成しながら、3年生たちがこれまでお世話になった方々に感謝を伝えたり、いただいた贈り物を見せ合って盛り上がる姿が印象的でした。心に残る一日となりました。

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9月
11

やかげ学とやかげ学実践 学びの引き継ぎと広がる地域連携

「やかげ学I・II」と「やかげ学実践」の授業で、2年生と3年生が地域での体験的学習に取り組みました。やかげ学I・IIでは、3年生から2年生への引き継ぎを兼ねて合同で活動し、先輩の姿から後輩が学びを受け取る貴重な時間となりました。今年度は新しい学習先として「やかげ郷土美術館」が加わり、旧矢掛本陣石井家住宅で観光客とともに観光ボランティアの案内を聞く学習が行われました。一方、やかげ学実践では、昨年度から継続して学んでいる事業所に加え、新たに「(株)やかげ宿」での学習が始まりました。町家交流館や道の駅での活動を通じて、地域と関わる学びが広がっています。さらに校内では、防災について考え実行する「防災特別チーム」が結成され、生徒たちの取り組みは地域の安全へも視野を広げています。

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9月
11

やかげ学引き継ぎ ~先輩の学びを後輩へ~

ESD総合I・IIの授業において、「やかげ学」の引き継ぎが行われました。3年生は、地域の方々との関わりやプロジェクトの経験を2年生に丁寧に伝え、学びの意味や達成感、苦労なども共有しました。2年生はその姿に刺激を受け、自分たちの学びへの意欲を高める様子が見られました。地域とともに学ぶ「やかげ学」は、先輩から後輩へとしっかりと受け継がれています。

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7月
10

モンベル辰野会長と学ぶ、災害への備え 〜防災教室レポート〜

本校では毎年、1年生を対象に防災教室を実施しています。西日本豪雨で大きな被害を受けた経験を風化させず、地域の防災力を高めるため、1年生が災害への備えを考える大切な機会です。今年は矢掛町農村環境改善センターで、モンベル会長・辰野勇氏を講師にお迎えして、「モンベル7つのミッション 〜災害への備え〜」をテーマにご講演をいただきました。実体験を交えたお話から防災の重要性を学ぶ貴重な時間となりました。司会やアテンド、広報チラシ作成は「やかげ学」(体験的学習)で町役場と連携して活動する3年生が担当し、運営面を支える形で実施しました。今後も地域と協力し、命を守る力を育む学びを大切にしていきます。

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