県立矢掛高校特別教室棟解体工事が本格的に始まりました。室内解体、窓枠撤去が終わり、とうとう建屋本体のみになってしまいました。重機も用意され、最後の解体に取りかかります。
Monthly Archive: 5月 2015
5月
13
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5月
12
生涯教育実践研究交流会でYKG60実践報告
5月16日福岡県立社会教育総合センターで開催される第34回生涯教育実践研究交流会で、井辻美緒さんが「YKG60(矢掛小中高こども連合)の企画-発想-実践のサイクル」 というテーマで実践報告をします。
井辻さんからのメッセージです。
5月16日、福岡県で行われる第34回生涯教育実践研究交流会で、YKGの活動を報告させていただきます!!
去年一年間の活動を元に、 YKGが生まれた経緯や、活動内容、活動に参加した人たちの変化、関わり方、今後の課題などを中心によりたくさんの方にYKGを知っていただけたらと思っています。そして、様々な立場の方と交流し、つながっていけたらいいなとおもっています。
視野を広げ、サポートする立場としてより柔軟に対応できるよう、いろいろと学んでゆきたいです(*´▽`*)素晴らしいチャンスをありがとうございます!!
この交流会は、社会教育分野で我が国の代表的な研究者である三浦清一郎先生が立ち上げた伝統のある会です。4年前三浦先生を矢掛町にお招きして講演会を行ったことがあります。「受益者負担 手弁当」の会です。
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5月
11
高校生のボランティア活動を応援するつどい
9日、国際ソロプチミスト井原様による「高校生のボランティア活動を応援するつどい」が井原地場産業振興センターで開催されました。本校からも生徒会執行部を中心に参加しました。各校の取組を発表しました。矢掛高校は、ユネスコスクール世界大会の成果報告を中心にESD活動について発表しました。
第二部は、佐藤典子先生によるワークショップ「コミュニケ-ション能力を高めるために」。井原・矢掛地区の高校生の代表が一同に集まるよい機会です。
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5月
10
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5月
08
Think locally,Act globally.
先日、岡山県教育委員会教育問題懇談会第2分科会「これからの地域を担う人づくり」で、松田欣也教育委員が次のような助言をされました。
「Think globally,Act locally.」とよく言われるんだが、本当にそうだろうか。地方にいても地球規模、世界相手の活動はできる。それよりも大切なことは、自分たちの故郷、自分たちの地域、自分たちの国のことを知っているのだろうか。そしてそれらを「少しでもよくしよう」と思わない人間が、地球規模で物事を考えることができるのだろうか。これから求められるのは、自分たちの愛する郷土に尽くしつつ、地球規模で活動できる「Think locally,Act globally.」人材である。
大変共感させていただきました。
また、昨日本校同窓生の木口利夫氏から「興味深いエッセーが載っていましたので添付します。校長先生と猪熊さんなら話が合いそうだなと思いました。」とメールを頂戴し、エッセイを添付していただきました。筆者の猪熊建夫氏は、現在、週刊エコノミスト誌で『名門高校の校風と人脈』という連載記事を毎週執筆されています。「『グローバル』も良いけれど‥‥」と題されたエッセイの一部を引用させていただきます。
全国の高校、とりわけ名門といわれる高校では、「グローバル」がはやり言葉になっている。いわく「将来、グローバル人材になるべく…」とか、「グローバルな視点で考えられる人物の育成」などと、多くの高校の校長が生徒に語っている。実社会では「グローバル」は、すでに手垢のついた用語になっている。それが「高校業界」でにわかに流行している背景には、文部科学省の施策がある。
(中略)
発想の転換を求めたいところである。「ローカルで活躍できる人材の育成」を強調する校長がいてもいいのではないか。いてもいいのではないか。
地方の名門高校の生徒たちは、首都圏や関西の大学に進学すると、まず郷里に戻ってこない。大学を卒業しても、郷里に就職先は少ないからだ。 だがこの先、日本国の地方都市の半分近くは消滅する危機に直面している。大学卒業後は、率先して郷里に帰り「地方再生」に情熱をささげる人物が必要とされているのだ。 世はインターネット時代。地方都市でもベンチャー企業を立ち上げることはできる。「農業再生」も叫ばれている。耕作放棄地は、どの地方都市にもたくさんある。林業や漁業の後継者も不足している。
大都市の大学を卒業した後、お決まりのように大企業への就職を目指すのではなく、郷里に帰って「仕事を創出する」ことに励んでもらいたいのだ。
「SGH」ならぬ「SLH」、つまり「スーパーローカルハイスクール」という政策を、文科省は考えたらどうだろうか。
この視点から、室講演を総括します。
ユネスコスクール岡山宣言「私たちは変化の担い手として子どもと教師を捉え,地域社会における持続可能性の実践者となるように努め,他の学校社会教育・生涯学習機関,NGO/NPO,自治体など多様な主体とともに,持続可能な地域づくりに貢献します。」と高らかにうたいあげた。
これまで、矢掛高校が取り組んできたことは、教育の大きな流れのなかで未来への先兵となる取組であると自己評価したい。これからも、矢掛高校が中心となり、持続発展の基盤を活かし、年齢、学年、世代を超え、地域の未来を真剣に考え、つくりあげていくことが求められるのである。これは日本の未来をつくることにも通ずる。
近々、猪熊建夫氏と面談できるよう、木口利夫氏にセッティングしていただけました。ありがとうございます。
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5月
07
矢掛高校とESD
5月1日、開校記念に当たり、矢掛高校ESDの礎を築いた岡山市立後楽館高校室貴由輝先生に講演をお願いしました。
室先生からのメッセージです。
矢掛高校の開校記念式で「矢掛高校とESD」と題して、矢掛商業高校からはじまった矢掛高校とESDとの関わりについて話しました。
小田川にかかる流れ橋の上で、生徒たちと一緒に魚の産卵をみたことがきっかけで自然環境と生徒たちを結びつける活動が始まりました。
1999年頃のことです。
その後、数々の大切な人たちとの出会いがあり、徐々に環境教育として活動が広がり、やがてESDとして発展していきました。
準備不足で、きちんとまとめられなかったのですが、自然とのつながり、人とのつながり、そしてしっかりと未来をみることの大切さが、少しでも伝わっていればと思います。
貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。
開校から114年、これからの100年も地域とともに発展していくことを信じています。
講演資料の抜粋です。
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5月
06
野球部備中地区総体の結果
5月6日(水)に野球部が新見高校と水島中央公園野球場にて平成27年度備中地区総体3位決定戦を行いました。
2 ― 4 敗戦 詳しくはこちらから
強豪の新見高校の猛打の前に3位を獲得することはできませんでした。今シーズンの初戦は見事な勝利でした。今シーズンもご声援よろしくお願いいたします。
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5月
05
野球部備中地区総体の結果
5月5日(火)に野球部が倉敷工業高校と水島中央公園野球場にて平成27年度備中地区総体準決勝戦を行いました。
1 ― 2× 敗戦 詳しくはこちらから
何とか追いついたものの、最後は力尽き敗戦となりました。この結果により岡山県総体への出場はなりませんでした。残る公式戦は夏の選手権大会のみ。ご声援よろしくお願いいたします。
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5月
04
野球部備中地区総体の結果
5月4日(月)に野球部が総社高校と水島中央公園野球場にて平成27年度備中地区総体1回戦を行いました。
0 ― 0 (タイブレーク 2-1) 勝利 詳しくはこちらから
今シーズンから導入されたタイブレークまでもつれ込んだの初戦は、ハラハラの試合でした。
明日もご声援よろしくお願いいたします。
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5月
02
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5月
01
ESD講演会が行われました
創立記念行事として、毎年恒例のESD講演会が行われました。
The annual event, ESD lecture meeting was held in the gym.
本日は、やかげ学の立ち上げから環境ESD、YKG60などお世話になっている、室貴由輝先生をお招きして、非常に貴重なお話を拝聴することができました。
Today Mr. Takayuki Muro, the contributor of establishing YAKAGE-study, the subject of Environment, YKG 60, and so on, came to our school and we could listen to his precious speech.
講演後の座談会でも活発な意見交換が行われました。
After the meeting, we had small talk session. Also, it was very exciting.
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5月
01
開校記念にあたって
岡山県立矢掛高等学校は、明治三五年県内四番目の旧制中学校として開校された岡山県立矢掛中学校以来の伝統を受け継ぐ今年114年目を迎える歴史のある学校です。一世紀を越える長年の歩みの中で、二万人に及ぶ数多くの優れた卒業生を輩出し、郷土の社会経済文化の発展に多大な貢献をして参りました。
一方で、社会の情勢は日々変動し激動のときを迎えています。地球規模の環境破壊や、エネルギーや水などの資源保全が問題化されている現代では、人類が現在の生活レベルを維持しつつ、次世代も含む全ての人々により質の高い生活をもたらすことができる状態での開発を目指すことが重要な課題となっています。本校が取り組んでいるESDとは、「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)」の頭文字を取ったものです。自らの考えを持って、新しい社会秩序を作り上げていく、地球的な視野を持つ市民を育成するための教育に期待が寄せられています。
本校におきましても、過疎化・少子化が進む中山間部で、学校自体が持続発展可能であることが喫緊の最重要課題となっています。学校の持続発展が矢掛町だけでなく、小田川流域地域の持続発展を担保するものであるからです。伝統に甘んじているだけでは持続発展はありません。常に状況を把握分析し、的確に判断し、戦略的に行動することが求められるのです。
2014年11月、岡山市でESD世界会議」が開かれました。これは2005年から世界中で取り組まれてきた「国連ESDの10年」の成果をまとめる会議で、世界中からESD関係者が岡山に集まり、その実践報告や今後の課題などについて話し合いました。矢掛高校もその中核メンバーとして多くの生徒が運営に関わりました。
地球的な視野を保って地域の活動に参加すること。あるいは地域の地道な活動を通して身につけた手法や能力をより広い状況の中で発揮できるようになること。それが矢掛高等学校の目指すESDなのです。
開校記念に当たり、矢掛高校ESDの礎を築いた、岡山市立後楽館高校の 室 貴由輝 先生をお招きし、講演会を企画しました。先生のお話を受け止め、それを参考にして、今後の自分自信の持続発展のために今何をすべきなのかしっかりと考えてください。
平成27年5月1日
岡山県立矢掛高等学校
校長 川上 公一
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