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ユネスコ協会 「ESDパスポート体験発表会並びに地域交流会」を2015年1月31日(土)10:00からやかげ町家交流館で開催しました。
日本ユネスコ協会認定証(30ボラン)・岡山ユネスコ協会表彰状(15ボラン)の表彰の後、体験発表を行いました。
体験発表では、5つのプレゼンテーションと 4つの ポスターセッションを行いました。
・岡山県立矢掛高等学校(2) ・矢掛町立矢掛中学校
・矢掛町立矢掛小学校 ・矢掛町立中川小学校
私は、会の司会進行をしたのですが、どのプレゼンテーションも素晴らしかったのです。さらに感動したのは、ポスターセッションの開始にあたり、しゃべったのは次の二言だけ。「担当者は持ち場についてください。」「ポスターセッションを始めてください。」これだけで、後はすべて子どもたちの手で進められていくのです。小中高生がそれぞれの活動に刺激を受け、さらに活動の質を高める原動力になりました。
今回のESDパスポート体験発表会には2つの大きな特徴があります。1つは、小・中・高と校種や年齢を超えた取組になっていることです。プレゼンテーションは小学3年から高校3年まで、それぞれの発達段階に応じた内容です。矢掛町は教育の循環型社会を目指しており、着々と現実のものになっていっています。
もう1つは、ESDの特徴である多様性の中からそれぞれの学校が課題を見つけ解決策を考え、積極的な提案を行っていることです。ESDの多様性がESDの活動のねらいをわかりにくくしている場面があります。あれこれしているうちに、結局「何がESDなの」と目的を不鮮明にしてしまう場合もあるからです。今回の発表では、矢掛小学校は【地域】、中川小学校は【環境】、矢掛中学校は【ボランティア】、矢掛高校は【福祉】と【国際】というように特化した取組の発表だったので、ESDの活動の目的が明確になっていました。







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生徒会が「いじめ啓発運動」に取り組んでいます。

岡山県いじめ問題対策基本方針 でしめされた「児童会・生徒会活動や学級活動等において、いじめの問題を自分たちの問題ととらえ、いじめをしない・させない・放置しない取組を実践するなど、自分たちで改善しようと努力する児童生徒の主体的な活動を、全ての学校で推進し、いじめを許さない強い心を育成する。」をうけての活動です。
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平成27年1月16日「高大接続改革実行プラン」が文部科学大臣決定されました。平成26年12月22日の中央教育審議会答申を踏まえ大学入試センター試験に代わる新テスト導入までのスケジュールや各大学の個別選抜改革の在り方などを具体的に示しています。
平成32年度に大学受験する現在の小学校6年生が、この新しい選抜の対象となる最初の学年です。平成32年度までのスケジュールについては、次の工程表が示されました。

大学入試センター試験に代わる新しいテストについては、高校2年で受験する「高等学校基礎学力テスト(仮称)」は平成31年度、高校3年で受験する「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は平成32年度からの実施をめざしています。平成28年度中には「教科型」「合教科・科目型」「総合型」のモデル問題を公表するそうです。平成29年度には、出題内容や範囲などを盛り込んだ「新テストの実施方針」を策定・公表するとしています。
大学入試センター試験改革と併せて、各大学が個別に行う入学者選抜の改革も行われます。教育理念やアドミッション・ポリシーに基づき、学力の三要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」)を踏まえた多面的・総合的な選抜方法を進めるようです。 入学者選抜全体を多面的・総合的な評価へ転換するため、大学入学者選抜実施要項も見直し、一般入試・推薦入試・AO入試の区分を廃止し、新たなルールをつくっていくそうです。
「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」について河合塾は次のようにまとめています。

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1月28日(水)、平成26年度第3回PTA評議員会を開催しました。今年度最後の評議員会です。
平尾会長様をはじめ、役員の皆様、評議員の皆様、ご協力ありがとうございました。様々な活動を実施していただきました。

小田郡PTA祭綱引きの部優勝バレーボールの部第3位。文化祭バザーに出店しカレーライス等の模擬店と生徒に負けず楽しく活動していただきました。



また、夏の夜市補導、毎月の列車補導や、今年から新規事業として進路課が取り組んだ【保護者土ゼミ(親育ち講座)】にも多数参加していただきありがとうございました。
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27日恒例の百人一首大会を実施しました。


残念ながら私は出張のため参加できませんでした。
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学期ごとに、各教科で授業研究を行っています。テーマは「学習内容の定着を目指した授業の工夫・改善」
学力向上への組織的取組の継続に向けて、教科のチーム力を向上させます。そのために教科会議を活用し、学力向上に向けての議論を行い、授業改善のアイデアの交換、教材や進度等の情報共有を図り「授業改善」から「学力向上」につなげていきます。
今回の授業研究では、アクティブラーニングの手法を積極的に取り入れています。
世界史[2年]
英語[1年]
アクティブラーニング
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。(文部科学省「用語集」)
「学習」? 「学修」?
「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学~」(答申)には、冒頭、「将来の予測が困難な時代が到来しつつある」と分析し、不透明な時代を切り拓くために大学教育の質的転換を促しています。答申では一貫して「学修」という表現となっています。答申でも、「大学設置基準上、大学での学びは『学修』としている。これは、大学での学びの本質は、講義、演習、実験、実技等の授業時間とともに、授業のための事前の準備、事後の展開などの主体的な学びに要する時間を内在した『単位制』により形成されている」と述べています。
高校までは「学習」、大学からは「学修」なのです。大阪観光大学加藤素明教授は、次のように示されています。
大学というところは、学生も教職員も、皆がみずから、自分に何が必要なのか、自分に何が求められているのかを考えて、自分で主体的に学び行動することが求められている場所です。いつか誰かが自分に声を掛けてなんとかしてくれるだろうという待ちの姿勢では、何も変わりません。
勉強も同じです。先生から教えてもらって「習う(ならう)」という姿勢の学習では、けっして十分な成果は得られません。これからは、自分から率先して「学び(まなび)修める(おさめる)」ようにしていかないと、自他共に満足できる学びにはなりませんし、大学生活も物足りないまま終わることでしょう。
だからこそ、「学修」です。そして、この学修とはまさに、大学を卒業して社会に出てからも求められる「生きる姿勢」を養うことに他なりません。
高校までの「学習」から、大学での「学修」への変化。進学する生徒たちに伝えねばなりません。
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山陽新聞12月21日付社説に「岡山県の観光 “独り負け”立て直さねば」が出ています。かなりショッキングな内容です。
———–以下引用————-
岡山県内の観光客数は減少傾向が続き、増加している近隣県に競り負けている―。日銀岡山支店が観光動向のリポートで指摘した。低迷する岡山観光の状況がくっきりと浮かび上がった格好だ。
リポートによると、岡山県内の観光客数や総観光消費額は1990年代後半にピークを迎えて以降、一時的な増減はあるものの全体として減少傾向にあり、観光産業は伸び悩んでいる。一方で広島、香川県など近隣県では観光客数が増えており、岡山の“独り負け”状態にあるといえる。
岡山は、集客力を示す1観光地点の平均観光客数が近隣県の中で最低であり、観光客の満足度も見劣りしている。さらに県のブランド力は、県外居住者、県民の評価ともに全国下位にとどまっている。
広島県の「おしい!広島県」、香川県の「うどん県」といった積極的な観光PR戦略、島根県の出雲大社の大遷宮や石見銀山の世界遺産登録など、近隣県の全国発信の中で埋没したとも考えられる。
———–以上引用————-
そういえば、倉敷美観地区の観光客もかつてほどではないような・・・。矢掛でも町家交流館や宿泊施設「やかげ宿」のオープンなど、観光にスポットをあてた取組が強化されていますが、実際に観光客が来なければ大変です。矢掛高校でも「観光甲子園」出場など、観光を取り上げた活動を行っています。

今年度は、産業観光でこられた観光客を高校生が立てたプランに従って案内したり、小中学生がESD世界大会エクスカーションをエスコートしたりする活動も行いました。少しでも、地域観光に協力できてるとありがたいです。

文部省唱歌「ふるさと」の歌詞「うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川」そのものが小田川流域の姿なのです。日本のふるさと原風景とも呼べる里山・里川があり、日本の伝統文化が色濃く純度高く残っており、中山間部の地域振興・環境保全の視点からも魅力的な地域といえるでしょう。また、地域の農産品を中心とした名産が多数あり、地域ごとに直売所が設けられており、地産地消の楽しみもあります。6次産業化をめざす取組は、新しい中山間部の地域創造を先取りしています。

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22日矢掛中学校1年生の総合的な学習の時間『矢掛~地域学習発表会』を参観させていただきました。前年までは、それぞれのグループが壇上で発表する発表会形式でしたが、今年は、いくつかのブースに分かれ発表しあうポスターセッション形式になっていました。

「町の現状」「歴史や文化」「産業と伝統」「自然や環境」「矢掛町の税金」「矢掛町の人口」など、小学校の時とはひと味違うテーマです。また、「名誉町民3人と石井家の歴史」「福武邸の歴史を徹底分析」「みんながも知らない大名行列」等興味深い内容です。一生懸命メモをとっています。

一方「郷土料理~黒米おすし~」「矢掛町の昔の自然」等、ていねいにインタビューを重ねたものもありました。「陶芸にChallenge」では、実際に体験活動を行っています。

おもしろかったのが、2つのグループの「魚料理」。小田川でとれる魚をどのように食べるのか、実際に地域の方に伺い、自分たちで魚を釣り、料理しようとします。なかなか、なまずは釣れなかったそうです・・・。

参観に来られていた地域の方が「『やかげ学』のようですね。」とおっしゃいました。「はい『やかげ学ジュニア』ですから。」と私。地域に足場をおいた教育実践が校種を越えて着実に成果をあげています。
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ユネスコESDパスポート体験発表会を 1月31日(土)10:00~12:30の日程で、やかげ町家交流館谷山サロンで行います。

日本ユネスコ協会連盟では、2005 年からの「国連持続可能な開発のための 10 年(国連 ESD の 10 年)」に基づき、ユネスコスクールでの ESD の活動を応援しています。
ESD とは、環境、貧困、人権、平和、開発といった、現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近ところから取り組む(Think Globally, Act Locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そして、それによって、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。
子どもたちが世界や地域社会の課題に目を向け、自らの問題として捉え、自分自身で考え、そして自発的に行動する機会をもっとふやそうと、日本ユネスコ協会連盟では、今年度より「ユネスコ ESD パスポート」プロジェクトを始めます。
「ユネスコ ESD パスポート」プロジェクトでは、ボランティアへの参加を促進するツールとして子どもたちに「パスート」を発行し、ユネスコ協会や地域の団体が行うボランティア活動に参加すると、パスポートに参加の証として、シールを貼ります。子どもたちのボランティア参加回数に応じて、証明書を発行し、「ユネスコ ESD パスポート体験発表会」で顕彰します。本プロジェクトでは、
①世界や地域社会の課題に目を向け、自らの問題としてとらえ、自分自身で考え、自発的に行動する機会を増やすこと
②ボランティア体験を通じて、ESD の重要なテーマである「人との出会い」、「社会との出会い」、「自然との出会う」機会を増やし、「関わり」「つながり」を尊重できる児童・生徒を育むこと
を目標に行います。
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1月20日岡山県幼小中高PTA連絡協議会主催の研修大会に参加しました。講師は金澤泰子さん翔子さん親子です。金澤翔子さんは書家です。NHK大河「平清盛」の題字を書かれています。生まれてすぐダウン症と診断されています。演題は「希望への階段~人生を生きる意味~」。壇上揮毫は「共に生きる」でした。
ダウン症という知的障がいがありながら、東大寺などの名刹で個展を開き活躍を続けている金澤翔子さん。その書は天衣無縫で純粋に生きる力に満ち溢れ魂の尊さを感じさせる。見る人を勇気づける奇跡の書なのです。



母の金澤泰子さんが紹介された「別冊太陽 金澤翔子の世界」を購入しました。その中から講演と重なる部分を引用させて頂きます。
「与えても何も求めない、利害もわからない翔子の心にはたくさんの愛がなだれ込み、周りの人々に向かって優しく溢れだしていくのです。」
「一日中、般若心経を書き続けた。十歳の知的障がいのある翔子には難しすぎる挑戦であった。叱られながら、泣きながら翔子は書いた。どんなに叱られても弱音は吐かなかった。何時間でも書き、総計で三千字以上は書いた。そして翔子は難しい般若心経をついに書き上げた。今、翔子の作品の中で最も人気のある書がこの時の『涙の般若心経』だ。」
こんなお話もあります。
「ある席上揮毫で、翔子の筆が静かに進み、満員の会場が深く鎮まった。その静けさを引き裂くように突然、一人の男の子の声が会場に鳴り響いた。五歳くらいのダウン症の子が「わー、おー」と叫び始めたのだ。この声に会場は緊迫した。翔子が集中できないのではないかと、人々の不安な気配が痛いほど感じられた。その時、翔子が書いている筆を止めて、その子に向かって「応援ありがとう!」と大きな声ではっきりと言った。緊迫していた会場がこの一言で、ほっと柔らかになった。あの時あの状況でこれ以上適切な言葉はなかったろう。天から降りてきたような一言であった。書き終えても拍手が鳴りやまなかった。」

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大学入試センター試験は2日目の18日、全国690会場で理科と数学を実施し、全日程を終えました。新学習指導要領で学んだ高校3年生は、学習範囲が広がった新課程の問題に挑み、浪人生らには旧課程に対応した科目も設けられました。新課程の理科は、「生物基礎」など基礎4科目と、「物理」など専門4科目の計8科目から受験科目を選択しました。 数学にも旧課程の科目が設けられましたが、「数学2」は新旧両課程で共通でした。ちょっと難問・・・。3年生は控室で問題集や参考書を開いて最後の確認をして、やや緊張した面持ちで試験室へ向かっていきました。

本校3年生は、岡山県立大学と吉備国際大学で受験しました。幸いにも天候に恵まれ無事終了しました。19日には、学校で自己採点です。
これからが、国公立大学の入試本番を迎えるのです。センター入試がすんで、ホッと一息ついてしまうことのないよう、一層気持ちを引き締めていきましょう。夢の実現のため、最後まで粘り強く「その1点を削り出せ!!」
18日の第20回都道府県対抗男子駅伝で優勝した埼玉県の4区は小山直城選手(松山高校3年)。区間賞でした。
——-以下引用——————-
「人生初の全国大会」だった。中学から本格的に陸上を始めたが、これまで全国大会に一度も出場したことがなかった。チームが2位に終わった前回大会は同じ4区の補欠。「選手として走れたのはうれししかった」と喜んだ。
緊張は強いられたが、心がけた3つの「あ」は忘れなかった。「焦らない。諦めない。侮らない。」高校で進路指導などを受ける際に教えられた言葉。競った難しい状況でも心を乱さずら走ることができた。
今春には東京農業大学に進学し、箱根駅伝を目指す。将来は食品関係の研究などを希望しているが、大学で実績を上げられれば。「実業団に行くかも。」より高い舞台で陸上を続けることも思い描いている。
(引用 2015.1.19朝日新聞)
——以上引用——————-
ガンパレ 受験生!!!
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山陽新聞朝刊2015.1.17「全県版」に本校やかげ学の記事が掲載されました。
矢掛高校で「やかげ学」を立ち上げて、もうすぐ5年になります。
高校生が地域の様々な施設へ出て行き、そこで職員として1年間実習するという教科です。
実習だけではなく、実習に出るまでの座学や実習後のまとめや発表会など、社会に出て必要とされる力の多くを学ぶことができます。
高校生にとって得るものが多いだけでなく、受け入れている施設にとってのメリットもあり高い評価を得ているようです。
全国の離島・中山間地域にある学校での新しい取組のモデルにもなるようにと挑戦を始めた「やかげ学」ですが、学校にとっても地域にとっても欠くことのできない取組になってきているようです。
[立ち上げ時の教員 室先生のコメントから]

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あわせて、1月13日には、岡山県教育庁生涯学習課の取材も受けています。
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平成7年(1995年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、これまでわが国が経験したことのない大規模な都市型震災であり、6,432名の尊い命が失われました。私の幼なじみの北平謙三君も地元淡路島で緊急復興に従事していて、運転するブルドーザーが転落、下敷きになり亡くなっています。
阪神・淡路大震災から20年という節目を迎えるにあたり、改めて亡くなられました方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
この震災では、道路、河川、港湾等の社会基盤施設も大きな打撃を受けました。その結果、利用できた数少ない幹線道路に自動車が集中して大渋滞が発生し、人命救出や消防の部隊の現場到着が大幅に遅れたり、その後の被災地への救援物資の輸送に大きな影響を与えたりしました。また、水道管の破断等による断水は、消火用水不足による延焼拡大を引き起こし、その後の飲料水不足や水洗トイレの使用不能にもつながりました。
震災で得た経験と教訓を次世代に継承し、災害に強いまちづくりの実現のために微力ながら取り組んでいきたいと思います。
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センター入試本番がいよいよ迫ってきました。不安で押しつぶされそうな人もいると思いますが、「やった分だけ必ず自分の力になっている」のですから、今までの努力を信じましょう。
そしてまだまだ最後の最後まで粘って勉強しましょう。ここからはどんなに集中できないときでも机に向かい、やるべき課題に取り組みましょう。
また、この時期に入ってくると体調管理が重要な受験対策の1つになります。インフルエンザが流行していますから、外出するときのマスク着用、手洗い・うがいをしっかりするなど、体調管理に努めましょう。
「ラストスパートを大切にする」という意識自体が非常に大切な心得のひとつであるのです。

ふと耳に、潺々、水の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、水が流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々と、何か小さく囁ささやきながら清水が湧き出ているのである。その泉に吸い込まれるようにメロスは身をかがめた。水を両手で掬って、一くち飲んだ。ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。肉体の疲労恢復と共に、わずかながら希望が生れた。義務遂行の希望である。わが身を殺して、名誉を守る希望である。斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ! メロス。
「走れメロス」太宰治
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恋するフォーチュンクッキー 矢掛町社会福祉協議会ver.

矢掛町社協とそれに関わる福祉団体等のPR、連携強化のために作った手作りの作品です。

矢掛町老人福祉センター with 矢掛高校やかげ学も出演しています。

YouTube「恋するフォーチュンクッキー 矢掛町社会福祉協議会ver.」 をご覧ください。
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