Category Archive: NEWS

本校の活動をご紹介します。

1月
13

若い力に期待します

1月11日 矢掛町成人式に参加しました。

成人式終了後には、1月25日に開催される第4回「晴れの国岡山駅伝競走大会」矢掛町チーム激励式が行われました。矢掛高校・矢掛中学から選手が出場します。専門的に陸上競技に取り組んでいる生徒が少ないので、苦戦が予想されますが、力一杯がんばってほしいものです。

それ以外にも、この日は井原線ワンコインデーや矢掛駅得々市など多くの行事に若い力がみなぎっていました。

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1月
09

第9回YKG60会議

『第9回YKG60会議』

1月7日、今年初の矢掛街並みこども連合(略称YKG60)会議がユネスコサロン「フォレスト」で開催されました。

平成25年9月、全国町並みゼミ矢掛分科会が矢掛で開催されました。矢掛小・矢掛中・矢掛高は、この分科会に様々な形で参加し、その活動の様子は高く評価されました。そのメンバーを中心に結成したのが矢掛街並みこども連合です。地域に密着した街並みが、いつまでも持続発展し、住民の快適な生活が確保できる魅力的な地域を作るために、こどもの視点からさまざまな提案を行ったり、自分たちで企画するプロジェクトを実施したりします。

異年齢の集団を組織することで持続発展可能な教育を実現させるとともに、活動を通してふるさと意識を高め、地域に貢献する人材を育成していきます。高齢化が進む中山間部で若者は貴重な戦力です。矢掛の街並みにこどもの声が響き、こどもが走り回るようにしたい。ときにはお年寄りが、こどもを叱る場面も出てくる。それが本来の活気ある街並みだと私たちは考えます。活動を通して地域に貢献する意識をもった人材を育成していきます。

こどもたちが、多様な立場の人や異世代の人とふれあい、地域社会における自分の役割や立ち位置を自覚するような活動を実施していくなかで、人との心の繋がりや社会との繋がりに気づき、自尊感情のある自立した人間へと成長させていきます。「かかわり」「つながり」を尊重するなかで、社会的に自立し、役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力を身につけさせていきます。

YKG60は、この夏から矢掛のごみ問題に取り組んできました。その成果を2月14日に発表します。イベントに向けて、チームが準備を進めました。CMチームは、撮影に使う小道具を作り、昼から矢掛放送と一緒にロケハンをしました。ケーブルテレビのカメラマンと中学生と高校生が普通に撮影の打ち合わせをしている光景は、なかなか見物です。アートチームはオブジェとボードを作ります。小学生・中学生・高校生の混成チーム。いくつかのグループに分かれて作業をしているのですが、小学生・中学生・高校生がいて、ちゃんと役割を持って作業をしています。昼ご飯を食べ忘れるほど熱中する小学生もいます。だれも時間を持て余していません。

大人が何もしない。見ているだけ。

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1月
08

第三学期始業式にあたって

 

今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことをめざす活動です。そのESDの10年の最終年に当たる昨年、岡山市と名古屋市で「持続可能な開発のための教育に関するユネスコ世界会議」が開催されたのです。

その2014年のノーベル平和賞に女子教育の権利を訴えるマララ・ユフスザイと児童労働の撲滅をめざすカイラシュ・サティアルティが選ばれたことは、大変象徴的な出来事でした。2人の立ち位置・主張こそESDの本質なのです。2人の受賞スピーチでは、教育の意義が熱く語られていました。

しかしながら一方では、パキスタンで学校を武装グループが襲い銃を乱射、生徒ら130人以上が死亡する大惨事となりました。犯行は、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(17)を約2年前に襲撃した勢力です。マララさんは、声明を発表し「こうした無分別で冷血なテロ行為が起きてしまい、わたしの胸は悲しみでつぶれてしまいそうだ」と述べました。昨日もフランスのパリでテロがあり、多くの犠牲者を出しています。

岡山市で開催されたユネスコスクール世界大会高校生フォーラムのキーワードは、”education”。

各国の高校生が持続性を促進するために最重要なものとして教育を挙げてあげていたのです。問題を解決するために必要なものは教育です。特に、発展途上国において、教育を受ける権利を行使できないことが、持続発展を阻害していると熱く語っていました。

学ぶことは生きることです。テロを防ぐには正しい教育しかないと私は信じています。

 

希望の苗を植えていこうよ 地上に愛を育てようよ

この素晴らしいふるさとに生まれ

悲しい過去も愚かな行為も

人はなぜに忘れてしまう 愛することをためらわないで

 

現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことができる。そのような成長を年頭に当たり諸君に求めます。

 

岡山県立矢掛高等学校長  川上公一

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1月
07

アタッキングラグビー

今朝のNHKのニュースで、ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏と、ローソン社長の玉塚元一氏の対談が特集されていました。テーマは「日本流の強い組織はどうすれば作れるのか?」エディー・ジョーンズ氏は、ワールドカップで世界トップ10入りを目標に掲げ「アタッキングラグビー」の構築を進めています。玉塚社長は、1984年度の慶大が対抗戦全勝優勝を飾ったときのフランカーです。

 

エディー・ジョーンズ氏は、ビジョンを共有して現状を分析し目標を明確にすることを力強く語っていました。「日本人は、規律を守り一生懸命頑張るという特性を持っている。それに自主性と創造性が加われば最強のチームになる」と。

どうやったら自主性と創造性が生まれるのか。そのためには選手が自信を持たねばならない。コーチの指示に従順に従うのではなく、一人一人が自覚をもって練習に取り組まなければならない。ミーティングではコーチの代わりに選手が戦術の説明をする機会を取り入れている。ラグビーでは、選手がコーチに「こういう風のするほうがよいのではないか」と提言する。そんなチームを作らなければ強くならない。エディー・ジョーンズ氏は「教えすぎないこと」を心情としています。「判断力」と「教えること」は相反すると考えています。かつて、私がバスケットボールの指導をしていたときに、いっしょに勤めていた渡辺裕彦は、練習の中に積極的に話し合い活動を取り入れていました。

 

朝5時に始まるフィジカルトレーニング、格闘技術を取り入れたタックル練習。さらに世界を相手に勝利を信じる強じんな精神力の育成。

エディ・ジョーンズ氏がヘッドコーチに就任してから、日本人らしさを追求し、スクラムを強化し、見事にスクラムを”武器”にしたのです。体の小さな日本人が、スクラムを低く組み、かつ8人がまとまって1つの巨大な力となって押すようになりました。マオリ・オールブラックスには惜しくも敗れましたが、日本代表はスクラムを制圧し、スクラムを押しこんでのトライも奪ってしまったのです。これまで、体格で劣る日本人はスクラムで押し込まれるのが当然だったのです。

 

矢掛高校でも、小回りを利かせたり、個別のニーズに対応したりするなどの矢掛高校らしさを生かし、地域連携や、校種間連携等の取組により、チャンスを生みだし、それを最大限生かすような学校経営が大事になってきます。

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1月
06

やかげ若者チャレンジプロジェクト

本校卒業生が、「やかげ若者チャレンジプロジェクト」を始めています。地域の若者が、地域創生に取り組む。しっかりと支援していきたいと思います。2015年の課題の1つです。

大名行列のときに本陣会館で次のような社会実験を実施しました。

「やかげ若者チャレンジプロジェクト」が始動します。矢掛に増えている空き町家を「何かやりたい若者が、チャレンジできる場」にできたら楽しそうだなぁ…ということで、これからゆるやかにDIYで整備していきます。まずはプロジェクトのPRと社会実験を兼ねて、空き町家や、マチナカでイベントを開催します。

PRイベント:【街並み×落語】

◇日時 11月9日(日)11:30~12:00(矢掛の宿場まつり 大名行列 開催日)

◇場所 国指定重要文化財 矢掛本陣前

◇出演者【岡山大学落語研究会】

①車家化狐 ②風流亭亜楽々

◎今回のイベントは、僕も参加している「フクノワ」で、福山を代表する老舗百貨店「天満屋の正面ショーウィンドウの中」で、落語を開催したことに衝撃を受けて、今度は矢掛のマチナカに「逆輸入!?」させていただくことになりました。フクノワからいただいたアイデアを、地元の矢掛や笠岡でさらに磨きをかけて実践し、さらに別の街へ波及できるようにチャレンジしたいと思います。

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1月
05

井原線ワンコインデー

1月11日(日)に井原線ワンコインデーと井原線DE得得市が開催されます。
井原線開業16周年記念ワンコインデーでは、井原線全線終日100円(大人も小人も1乗車ごとに)となります。この日は恒例の井原線DE得得市も同時開催されます。

 

この日に矢掛町成人式やかげ文化センターで開催されるので、私も総社から列車通勤します。

 

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1月
01

明けましておめでとうございます

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12月
27

平成26年度 ハンドボール選手権大会2回戦の結果

平成26年度 ハンドボール選手権大会2回戦がきびじアリーナにて行われました。

2回戦に進出した女子ハンドボール部は倉敷天城高校と対戦しました。

矢掛  8  3 - 10  21 倉敷天城

       5 - 11 

会場での声援を受け、頑張りましたが悔しい結果となりました。しかし、全員一年生のチーム。

来年こそ頑張れ!ハンドボール部!!

 

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12月
26

2014年もあとわずか

2014年もあとわずかとなりました。年末ですが様々な活動を行っています。

3年生は、25日26日とセンター直前模試です。

 

12月20日 いかさ田舎カレッジ

12月21日 聞き書き備中発表会

 

12月24日たかつま荘クリスマスコンサート

来年もよろしくお願いします。

 

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12月
25

平成26年度第二学期終業式にあたって

先ほど表彰伝達を行いました。非常にたくさんの表彰で驚いています。みなさんの奮闘に感謝します。

さて、コミュニケーションの基本は、「笑顔」と「あいさつ」という話をよく聞きます。本当でしょうか。私は、とても抵抗があります。「笑顔」と「あいさつ」だけで切り抜けられるほど 社会は甘くありません。
「伝えるものを自分の中にもっているか」「それを伝えるスキルがあるか」これがコミュニケーションの基本だと思います。ユネスコスクール世界大会でも、各国の高校生は整然と論理的に、時には激しく議論がすすめていました。内容もスキルもどちらも兼ね備えているからこそのコミュニケーションです。
ファジアーノ岡山の木村社長がゴールドマンサックスに入社したときの同期生は35人。日本人は木村氏だけ。木村氏は、自分のコミュニケーション能力は決して低くないと思っていましたが。同期生は平気で三カ国語四カ国語を駆使するのを見てショックを受けたそうです。どうして高収入の外資系企業を辞して、ファジアーノ岡山の社長になったのか。そのお話は聞く者を感動させます。「伝えるものを自分の中に持つ」人のお話だからです。

本校でも、やかげ学3年生は、「伝えるものを自分の中に持つ」ために1年間の体験活動を積み上げてきました。時間が体験を成熟させたのです。その成果が花開いたのです。短時間見学してお話を聞いてレポートにまとめ提言する。分からないことはネットで検索。こんな軽い活動をもてはやす傾向がありますが、本当の自分の力になるとは思いません。これからも、矢掛高校は愚直に体験活動を積み上げていきます。是非伝えるものを自分の中にもっている人間になってください。

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12月
24

山の上干柿祭

21日、山の上干柿祭が開催されました。前日の雨と違い、絶好の晴天です。四国山脈まで見えました。

矢掛高と矢掛中の生徒は公会堂内で「雲の上カフェ」を開店しました。生徒が考え、手作りした熟し柿入りのプリンや、柿ジャム添えシフォンケーキなどを販売しました。雲海スポットや樹齢約300年の柿の古木などを生徒たちが案内するツアーも実施しました。

柿ジャム添えシフォンケーキ

(室先生提供)

矢掛高校と矢掛中学校の生徒が開いた「雲の上カフェ」。これまでは大学生が運営し、高校生が協力していました。今年からついに矢掛高校生が運営主体です。されに矢掛中学生が協力します。店長は高校生。副店長は中学生です。9月から会議を開き、商品の開発・お散歩ツアーなど新しい企画も始めました。

前々日に会場準備。前日は産業観光の皆様の受け入れと大奮闘でした。

(室先生提供)

ご来店いただきました皆様、誠にありがとうございました。来年も是非お越しください。
山ノ上の皆様、中学生高校生を暖かくお見守りいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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12月
22

地域を愛する高校生と出会う旅~やかげ学発表会に観光バスが~

玉島商工会議所・産業観光バスツアーが、やかげ学発表会を組み入れた観光ツアーを提案されました。

観光甲子園に取り組んだメンバーが中心となり、やかげ学観光ツアーを企画しました。そして12月20日(土)にとうとう実現し、やかげ学発表会に観光バスが来たのです。発表会終了後、矢掛の老舗料亭「魚藤」で昼食見学、清邦庵、町家交流館では矢掛高校との繋がりを中心にお話をうかがいました。

その後山の上集落に向かい地区内をウォーキングで案内する予定でしたが、あいにくの雨のため中止。干し柿生産組合の土井組合長に山ノ上のことや干し柿のことを話して頂き、生徒が地域の見どころを紹介しました。

赤澤さんのコメントです。

ツアー参加のみなさんも、生徒さんたちの姿に心洗われ、真摯な発表に感激の様子でした。なかには、目を輝かせながら、うちの孫を矢掛高校に通わせたいとアツく語りだす人も。いろいろありがとうございました、素晴らしい1日になりました。

昨年のやかげ学発表会から1年。あの感激の中で、こんな素晴らしいステージなんだから、会場を聴衆で満員にしてあげたい!と妄想したのが、ずいぶん昔のような嬉しい1日でした。ツアーを担当してくれた生徒さんたちを見守っていると、今日1日の間にもすごい成長を遂げていましたよ。

発表会は、自然と涙が出てきますねぇ。帰りのバスでも、ツアーを担当してくれた生徒さんひとりひとりの感想を聞きながら、次々に涙が出てきて、こらえるのが大変でした。自分の中でも、ずっと記憶に残るだろうツアーになりました。でも、もう来年の「やかげ学ツアー」のことも考えてたりしますが。

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12月
20

第4回やかげ学発表会

第4回やかげ学発表会が終了しました。今回150人のお客様に来ていただきました。ありがとうございました。

「立派に成長した3年生は、みごとにやりきりました。感激しました。私が、誇りに思う生徒たちです。」などという感性的な分析では生徒たちに失礼です。少しずつ分析を深めていきます。

今回のやかげ学発表会の大きな特徴は、体験発表会ではないということです。体験を通して課題を見つけ、その課題を解決するための方法を提案するというイノベーションの切り口です。各チームが工夫して考え、プレゼンテーションしました。高齢化問題、農業人口の減少、小学校の統廃合、若者の定住策。中山間地域が抱える典型的な課題を取り上げ解決策を提案します。未熟な部分はもちろん多くあります。しかし、体験を通しての提案は刺激的です。「高校生もしっかり考えているんだなあ」 オーディエンスとして来ていただいた行政関係の方のコメントです。大人を刺激し、課題解決ら向かわせる、そんな側面も見受けられました。

一方で課題も。今回多くのチームの発表で反省点として挙げられていたのは、個人として、チームとして「活動の目標が不明確であった」こと。生徒たちがこのような課題意識を持つことが、ステップアップした証です。目的意識の乏しい総合コースの生徒たちに体験活動を通して目標意識をもたせることをめざして始まったやかげ学。その生徒たちが自分たちの目的意識のなさに気づき、それを課題として捉えられるようになったこと。「行動目標をいかに明確に設定させていくか」私たち教職員に向けられた指導上の課題でもあります。

「恐らくこれから「やかげ学」では、そうした「活動目標」の明確化が本格的に取り組まれていくことだと思われるが、「ベストを尽くせ!」的なスローガンで終わらないようにするための「仕掛け」、そして何よりもその設定「時期」。この部分が効果的な「目標設定」の肝になってくるだろうし、また「やかげ学」の更なる「進化」の原動力にもなるだろうと感じた。」 「毎年のことをただ繰り返している訳ではない、進化するやかげ学というのが実感された一日だった。」

(「矢高だより For teachers」から)

アンケートをもとにやかげ学発表会大賞を決定し、表彰しました。

やかげ学発表会大賞

ポスターの部   美川小学校グループ

プレゼンテーションの部 矢掛保育園グループ

 

ステージ発表(老人福祉センター)

ポスターセッション

ステージ発表(小田小学校)

フィナーレ

楢崎学校評議員からお手紙をいただきました。

 

矢掛高校では、普通科探究コース・総合コース、地域ビジネス科がスタートして4年目を迎える。一人一人の生徒によりきめ細やかな指導が可能なシステムを構築し、各コースで柱となる目標と特色ある取組を設定している。
総合コースでは、学校設定教科として平成22年度から「やかげ学」を開設している。「やかげ学」は、学校設定教科「環境」の中から、地域との連携やボランティア活動の部分を分化・発展させた教科である。地域での活動体験を通して、達成感や充実感を持たせるとともに、自己の進路を模索する活動に結びつけることをめざしている。職業体験を中心として地域での様々な体験活動を通じて、多様な立場の人や異世代の人とふれあい、地域社会における自分の役割や立ち位置を自覚するような活動を実施している。その過程で、人との心の繋がりや社会との繋がりに気づき、自尊感情のある自立した人間へと成長させていきたい。「かかわり」「つながり」を尊重するなかで、社会的・職業的に自立し、社会の中で役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力を身につけさせていくであろう。
「やかげ学」は、矢掛町と本校が協定を結び、矢掛町の施設において総合コース生徒が職場実習を体験する学校設定教科で、毎週木曜日の午後に実施している。第2学年の「やかげ学Ⅰ」から第3年の「やかげ学Ⅱ」にかけての2年間学習する。「やかげ学Ⅰ」は7月まで、矢掛町についての講義を中心に学習し、9月から実習を行う。「やかげ学Ⅱ」では、7月まで実習を行い、9月から活動のまとめとプレゼンテーションの準備を行い、最後に施設の方や地域の方、中学生を対象に報告会を実施し、活動を終える。実習は、過疎化が進む矢掛町において課題となっている福祉・教育・農業及び医療関係に特化しており、卒業時の進路決定において、それらの領域への進学就職が増加したのは、大きな成果である。さらに、上級学校卒業後、地元に就職し地域に貢献する人材も増えている。

取組の特色

①矢掛町、矢掛町教育委員会と協定を結び、地域と密接に連携した活動である。
②「矢掛町とは」の講義の講師はすべて矢掛町の職員による出前講座である。
③1年間(2学年にわたって)約30回という長期間にわたって実習を行う。
④評価基準に基づき各施設で生徒の活動状況を観察して評価してもらう。
⑤本校生徒への効果だけでなく、受入施設側にも効果が期待できる活動である。
⑥文化センターの大ホールで報告会を実施し、関係者以外の地域の方や中学生にも活動を知ってもらう。

地域との連携を重視した様々な形態の学習活動を通して、他者との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識する。また社会に積極的に寄与する能力を育成し、持続可能な社会が実現できるような価値観と態度を養うことを目的としている。「持続発展教育(ESD)」を視野に、単なる地域貢献活動にとどまらず、持続可能な社会の担い手を育成していく。「やかげ学」を中心に各教育活動の中にあるキャリア教育の機会を意図的・系統的につないでいくとともに、地域の諸団体・機関と連携し、就労機会の確保に向けた活動も行っていきたい。

山陽新聞12月26日

 

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12月
19

12月21日(日)は第16回山ノ上干柿まつり

12月21日(日)は第16回山ノ上干柿まつりです。山陽新聞に矢掛中高生が登場しました。

山ノ上の干し柿は、味も質もケタ違い!!!
今年も開催します!「干柿まつり」。
ここでしか味わえない「つきたてほし柿餅」は絶品!!!
週末は、山ノ上に行こう!!!

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12月
19

教育支援活動メニューフェア

18日「第2回おかやま教育支援活動メニューフェア」でブース展示をしてきました。

ファジアーノ岡山の木村社長の話に感激。

このようなイベントでの楽しみは、新たな出会いと新たなネットワークの構築です。

今回も、多くの人に出会いました。

岡山大学に在学しながら、農業生産法人(株)いぶきを起業した梶岡洋佑さん

歌って踊って、子どもたちといっしょに林業体験する林業系ユニット”WOODY BOYS”の活動を進めるNPO「ふれあいサポートちゃてぃず」の湊照代さん

コラボできるといいですね。

 

明日の第4回やかげ学発表会に向けて、総合コース3年生は朝からリハーサルに余念がありません。午後からは、会場のやかげ文化センターに移動して予行演習です。

2年生は、2限3限と「やかげ学中間発表会」を行っています。

 

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