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4月
21

花が教えてくれること 〜ハナミズキと藤と、矢掛高校の春〜

旧校門のそばで、薄紅色のハナミズキが静かに咲いています。朝の光に透けるその花は、ふんわりと香りながら、新しい季節の訪れを感じさせてくれます。

花びらのように見える部分は、実は「苞(ほう)」という葉の一部。生物の授業で見た図と目の前の花が自然につながっていきます。

校舎の近くでは、藤の花が枝を垂らし、風にそよいでいます。『万葉集』に詠まれた「藤波の花は盛りに」の一節を思わせるような、美しい風景です。

ふと立ち止まったその場所にも、学びのきっかけがある。教室の中だけでなく、日々の景色のなかにも、矢掛高校らしい学びの姿が見えてきます。

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