Category Archive: 地域連携

12月
25

心温まるコンサート

 本校吹奏楽部が、昨日、矢掛病院となりの「たかつま荘」にてクリスマスコンサートを行いました。

 Our brass band club memebers went to Takatsuma-so and played musics as the Christmas Concert.

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 顧問も指揮をしたり歌ったりで、利用者の皆様とともに盛り上がりました。

  Our club teachers conducted and sang, and we were excited with people in the Takatsuma-so.

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 口ずさんでいただける姿があちこちに見られ、心温まる素敵なコンサートとなりました。

  A lot of people sang enjoyably. and we succeeded in making a heartwariming concert.

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12月
23

明日に向けて練習中

 明日は終業式。その後、吹奏楽部は矢掛病院の隣の「たかつま荘」にクリスマスコンサートに出かけます。

 クリスマスメドレー、懐かしの名曲を、顧問の歌も交えてお届けします。

 Tomorrow the 2nd term closing ceremony will be held in the morning.  After that, our  brassband club members will go to Takatsuma-sou day care center which is located next to Yakage Hospital.  Theywill play some medley music tune and nostalgic tunes over some teacher singing.

   本日午前中、練習しました。

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12月
09

28年インターハイに向けて

 平成28年に岡山を中心にインターハイが行われます。 In 2016, all Japan high school sports tournament will be held in Okayama and near Okayama.

 そのスタッフの説明会を本校フォレストで行いました。   Our school’s student council members had a meeting about sports tournament at Forest Room.

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12月
06

ボランティアにいきました

 昨日、矢掛町内のいろいろな幼稚園や施設でボランティアをおこないました。 Yesterday some students went to nursery homes and kindergartens as volunteer stuffs.

 写真は美川幼稚園のものです。 The following pictures are in Mikawa Kindergarten, Yakage town.

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  子どもたちの目線で一緒に楽しむ様子が印象的でした。  It’s very impressive for our students to enjoy friendly playing with kindergarten kids each other.

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11月
28

神戸で実践発表

今日は、公益財団法人 未来教育研究所 実践事例発表大会で、「人口減少社会における地域を支える人材を育てる後期中等教育のあり方― 持続発展可能な地域をつくるために ―」を発表しに神戸に来ています。

人口減少社会に突入し地方消滅が叫ばれる今日、中山間部は先行モデルといえます。過疎化・少子化が進む中山間部では高校生は戦力です。地域に進出することで地域が活性化し、生徒も自らの進路実現に役立つようなプログラムを開発し、実践していくことが本研究のテーマです。学校の持続発展が地域の持続発展を担保します。そのためにも、地域に信頼される開かれた学校づくりを一層進めていかなければならないと考えています。

DSC00009高見茂理事長の講話に感激しました。

教育の動向と課題     未来教育研究所理事長 京都大学教授 高見 茂

 教育再生の加速化    政治経済と無縁でない

グローバル化の流れ   日本の半導体メーカーは壊滅

            京大出の優秀な技術者も企業内失業

終身雇用制の終焉    学校で学習したことが20年もたない

 これから求められる2つの能力

①    変化に備えて常に学び直す力

②    変化に対して柔軟に対応する力

 ・①のエビデンス  学生時代の読書量が勝負

・②のエビデンス

  ◎ Human Capital 人的資本(知識・能力・気力)

  ◎ Social capital  社会関係資本

                       社会の中の関係づくり 信頼・価値・潔さ・トレランス

        10代後半から20代前半で定着

         ☆ 高校生に対する市民教育を

         ☆ 高大連携の必要性

 

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11月
27

第2回学校評議員会

11月27日、岡山県立矢掛高等学校第2回学校評議員会を開催しました。

今年度の重点的取組と中間評価についてご協議いただき、助言と意見をいただきました。

校長あいさつでは、第1回以降の主な活動について校外での取組を中心に説明しました。

学校評議員からの意見・助言は次のとおりです。

  • ○ 先生方も生徒もよくがんばっている。
  • ○ 授業研究の冊子から先生方の工夫や研究が伝わってくる。
  • ○ 今年はセンターに向けがんばっている生徒が多いとのこと。最後までがんばって欲しい。
  • ○ 家庭教育の習慣については、小中学生も課題である。連携して取り組むことが望まれる。
  • ○ 小中学校では、家庭学習強化週間を設定して啓発活動を行っている。
  • ○ 学力を上げると同時に、高い志望づくりにつながるような講演やコンサートなどのイベントにも参加させたい。
  • ○ 自ら勉強するための動機付けとして、同窓生を活用した講演会を企画してはどうか。
  • ○ アンケート結果を、生徒・保護者にフィードバックするよう、手法を検討していただきたい。

 

ありがとうございました。

 

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11月
19

得々市

11月16日(日)サイエンス部恒例の得々市です。毎月第3日曜日に矢掛駅で「楽しい科学実験室」を実施しています。地域の団体と協力して、地域の活性化を図っています。井原線で来場して得得市で買い物をされた方は、帰りの運賃が無料になります。

化学系・生物系の実験が多いのですが、今回は物理系「自転車発電」と「空気砲」です。

井原鉄道は、沿線人口の減少や原油価格の高騰など依然として厳しい情勢に営業活動強化等で立ち向かい、平成25年度には100万人の大台を回復しました。平成26年1月11日には開業15周年を迎え、開業から無事故運行を継続しています。

矢掛高校は、矢掛駅から歩いて3分。多くの生徒が、町外から井原鉄道を利用して登下校しています。

中山間地域において、過疎化を阻止するために重要な3つのインフラ、それは、交通・学校・医療です。1つでも欠ければ地域は崩壊します。井原鉄道と矢掛高校は連携協力しながら、この小田川流域を懸命に支えてまいります。それが「チイキクラシー(1)の発想です。

(1) 「チイキクラシー」は、教育が産業社会からの養成に応える「メリトクラシー(能力主義)」の対語として、青山学院大学樋田大二郎教授が提唱されています。

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11月
17

きらり輝け!岡山さんフェア2014

11月16日、「きらり輝け!岡山さんフェア2014」が岡山県生涯学習センターで開催されました。

この催しは、岡山県の農業・工業・商業・家庭・看護・福祉・情報の専門学科と、総合学科、特別支援学校で学ぶ生徒が日頃の産業教育に関する学習成果を発表する場です。

あわせて、産業教育130年記念式典も開催されました。

この場で、産業教育に特に功労があるものとして、本校元校長の渡辺哲夫氏(18代)、仲田輝康氏(19代)が、表彰されました。おめでとうございます。

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11月
13

町家イベント 社会実験

11月9日矢掛大名行列にあわせて「町家イベント」が開催されました。これは、街並みの古民家・空店舗等を活用するための社会実験です。

若者の提案をもとに、矢掛の町に新しい息吹を吹き込みます。参加から参画への取組の一つです。

ところが当日は、あいにくの雨。石井醤油店軒先で計画していた福祉面の販売は、急遽社会福祉協議会テントに変更しました。福祉面は水に弱いのです。クリックするとpdfが開きます。

 

今回特に注目したいのは、矢掛街並みこども連合と体喜ぶ会が協働で開催した、「消しゴムではんこをつくろう!オリジナルハンカチ」のイベントです。

会場は、何年もの間だれも住んでいなかった古民家・空店舗です。この店舗を中学生が中心となって、片付け、清掃しました。見違えるようになりました。

空店舗活用では、一つの空店舗をどうするかだけを考えるのではなくけではなく、地域や商店街が連携して、地域の視点から空き店舗を活用することが求められています。つまり、『面的な』空店舗活用です。矢掛の場合は、旧山陽道に沿った『線的な』活用です。 街なみのコンセプトを設定し、様々な立場の人が協働で空店舗を活用しながら、商品を販売し、サービスを展開することが必要です。

鳥取市鹿野町の先行事例を見ても、どうやって若者を引き込んでいくのかが成功の鍵を握ります。NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会副理事長の小林清 氏は、矢掛の場合、町の中に高校があることが素晴らしいし、プロジェクトの中心戦力であるとおっしゃっていただきました。

準備ができた会場にユネスコスクール世界大会エクスカーション(研修旅行)に参加した世界の高校生35名が訪問。中学生の指導で楽しくオリジナルハンカチを作りました。大変喜んでいただきました。

今回、高校は独自の活動をしますので、矢掛街並みこども連合の主体は中学生にお任せしました。

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11月
12

宿場まつり大名行列   無事終了

矢掛は江戸時代、山陽道の宿場町として栄え、本陣脇本陣をはじめとする宿場集落を形成していました。現在でも当時の町並みを色濃く残しており、全国で唯一、本陣と脇本陣の両方が国指定重要文化財として現存しています。
毎年11月第二日曜日、その矢掛の町並みを舞台に、大名行列を再現されます。約80名で編成された往時の姿そのままの絢爛豪華な大名行列が、街道を練り歩き、人々を江戸時代へとタイムスリップさせてくれます。

その矢掛で大名行列が始まったのは1976年の豪雨災害がきっかけでした。矢掛中心部の大半が床上浸水するという甚大な被害を受け、その復興の足がかりとして同年11月に「矢掛の商工まつり」として大名行列がスタートしました。現在の大名行列は地元の商工会・観光協会を主体に企画運営され、行列参加者は商工会青年部・県立矢掛高校生徒・町役場やJAの職員など多彩なメンバーで構成されています。また、それらに所属する外国人も参加して、矢掛町総力結集の協力態勢です。宿場まつりは今年で第39回を迎え、江戸の風情を楽しむ約3万5千人もの人で溢れます。
矢掛高校は、学校をあげて宿場まつりを応援します。大名行列への参加だけではなく、矢掛高校ブースを中国銀行前商店街駐車場に設営し、本部放送係、「福祉面」の販売、お茶席などを行いました。

福祉面の販売

 赤い羽根募金

地ふ域ビジネス科第2学年の授業の中で開発した矢掛特産のアスパラガスを使ったパスタも販売しました。この商品は「手打ちうどん庵 ~ioRi~」様のご協力を得て製作した新商品です。

アスパラパスタの営業

 

金曜日には12年生全員で、町内を清掃したり、まつり終了後には、生徒会が矢掛中学校と協力してゴミひろいをしたりしました。

終了後の片付け

矢掛高校は、地域と共に歩む開かれた学校づくりをめざしています。「地域を支え、地域に支えられる学校」として、様々な活動を行っています。社会人になったときに「地域を支える人材」となるような人材育成をすることが本校の使命だと考えているからです。

ところが、今年も雨・・・。これで3年連続です。雨の中にも関わらず、大勢の生徒がそれぞれの持ち場で精一杯がんばってくれました。

 雨の中の大名行列

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11月
11

ユネスコスクール世界大会エクスカーション

11月8日、ユネスコスクール世界大会に参加した世界の高校生35名がエクスカーション(研修旅行)として、矢掛町を訪問されました。

Course C : From the Past to the Future,YAKAGE-cho is a Town Filled with the Unending Genealogy,History,and Culture

「過去から未来へ 悠久の系譜 歴史と文化が薫るまち 矢掛町」

矢掛町の歴史は古く、江戸時代には旧山陽道の宿場町として、文化・産業などの要衝として殷賑を極め、健全な状態で旧姿を留めている本陣・脇本陣は、全国でも唯一矢掛町のみで,国の重要文化財に指定されています。

こうした歴史的資産が今なお現存し,深い歴史と多様な文化を湛えた町を小学生・中学生による案内で散策しながら、未来へ伝承するための取組を学びます。

 

13:30 バスで到着です。小学生と中学生が一生懸命説明します。

 

本陣前で、記念撮影です。特別に大名行列の奴も出演。毛槍を投げる体験もしました。この後、町内の菓子店で和菓子作りの見学・体験をしました。

江戸時代から続く醤油蔵の見学です。伝統的な産業を継続している町は、持続発展可能な町です。

町そのものがESDなのです。

現在、矢掛町では街並みを守る会と矢掛高校が中心となり、古民家空店舗再生プロジェクトの社会実験を行っています。その一環として「体喜ぶ会」と「矢掛街並みこども連合」が行っている「スタンプでハンカチをつくろう」プロジェクトに参加しています。中学生の指導で楽しくオリジナルハンカチを作りました。

小中学生とあっという間にお友達になりました。

ケーブルテレビ矢掛放送の取材も受けました。

名残は尽きませんが、出発の時間です。

よい思い出ができたでしょうか。

我々の目指すESDは、高校生だけで完結するのではなく、その活動が中学生・小学生と次の世代に引き継がれていくものだと考えています。今回の説明でも小学生が街並みについて説明し、それを受けて中学生がESDの視点からとらえ直すという形態でした。こどもたちが自分たちで考え、企画した活動を積極的に行っています。高齢化が進む町なみで若者は貴重な戦力です。異年齢の集団を組織することで持続発展可能な教育を実現させるとともに、活動を通して地域に貢献する意識をもった人材を育成したいと考えています。ESDについては、矢掛町役場にも大変理解していただいており、今回もすべて役場のみなさんに支えていただきました。

矢掛高校生徒はというと、翌日の大名行列の準備で大忙しです。

 

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11月
10

ユネスコスクール世界大会

11月6日7日、ユネスコスクール世界大会が、グランビア岡山で開催れました。32カ国の高校生が出席し、地球規模の課題に対して若者が取り組むべき活動を発表し合いました。これは、ESD(持続可能な開発のための教育)に関するユネスコ世界会議の一つです。

矢掛高校からも、様々な活動をサポートするため、大型バス1台で参加し、大会を盛り上げました。

矢掛、和気閑谷、林野、一宮高校の生徒4人による岡山チームは、携帯電話の普及のメリット・デメリットを導入に、8月の広島市土砂災害のとき、SNSを活用して集まった若者たちがボランティア活動に携わったことを発表し、人のつながりは世界を変える大きな力になり得ると訴えました。

 

 

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11月
09

お待ちしています

宿場まつり大名行列のために、本校1、2年生が金曜日に心をこめてボランティア清掃を行いました。

Today we did cleaning as a kind of volunteer work last Friday. (1st and 2nd grade students)

これから大名行列が始まります。みなさま、お越しください。

From now Daimyo Gyoretsu will take place , so everybody please come to Yakage Center street!!

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11月
04

矢掛町協働のまちづくり表彰式

11月1日、やかげ文化センターで矢掛町協働のまちづくり表彰式が行われ、本校軟式野球部が末永三喜太賞特別賞を、「やかげ学」が末永三喜太賞を受賞いたしました。

 

岡山県立矢掛高等学校軟式野球部

日頃より学業と部活動の両立を図り第59回全国高等学校軟式野球大会に出場し活躍されました。

岡山県立矢掛高等学校やかげ学

貴学校設定教科は生徒の地域活動への積極的な参加を推進し社会の担い手育成に寄与されました。

また、やかげ観光大使 やかっぴー も末永三喜太賞を受賞しました。やかっぴーは、表彰式終了後セントレアで開催されたゆるキャラグランプリ2014決勝に旅立ちました。そして、なんと62位と大健闘でした。

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10月
28

干し柿の里 山の上 矢掛高校ESDの拠点

矢掛町小田に山ノ上という集落があります。矢掛町の北西端です。200m~250mと標高が高いため甘柿の育たない環境でした。しかし、日当たりがよく、秋に霧が少ないという干し柿をつくるには最適であったことから古くから干し柿の生産が盛んになっていました。現在も11月ごろになると山ノ上では家々の軒先に渋柿をつるす光景が見られます。簾のように干し柿が吊るされた光景は、のどかな農村の風景としてよく知られ、干し柿の季節は観光客や写真家が数多く山ノ上に足を運びます。現在ではビニールハウスを利用して乾燥させるのが主流です。

矢掛高校はESDの取組の柱の一つとしてこの山の上地区を取り上げています。幅広い世代に、山ノ上地区の魅力を伝えるとともに、中山間地域が抱える問題を把握し、山ノ上をその問題の解決のための活動の場にするというものです。矢掛高校では、山ノ上名物の干し柿作りのボランティアを継続してきました。また、干し柿の加工品などをメニューとした「雲の上カフェ」の計画にも加わっています。

山ノ上地区は名の通り山頂にあります。交通の便も悪く、高齢化率は約90%であり、このままでは持続可能な社会とは言えません。いずれ、住む人がいなくなってしまうかもしれません。矢掛高校では、生産者組合の方や岡山大学の学生、中学生たちと共にこの地区を活性化させるためのアイデアを考え、提案を続けています。山ノ上地区の魅力は、おいしい干し柿と豊かな自然です。持続可能な社会を構築するために自分達に何ができるのかを考えるきっかけになりました。

今年も、10月25日に第2回山の上干し柿祭会議が開かれ、多くの生徒が参加しました。

 

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10月
23

「振り込め詐欺被害防止」ポスター展

 

井原警察署が募集した「振り込め詐欺被害防止」のポスターをやかげ文化センターで展示しています。

本校からも3人が入選し、展示されています。

岡山県では、特殊詐欺への注意喚起のため、テレビCMとラジオCMを制作して、啓発に努めています(放送期間は平成26年10月11日から10月20日までの10日間)。
テレビCMは、知事定例会見の場面をイメージした内容です。
ラジオCMは、特殊詐欺(金融商品等取引名目詐欺)に騙されそうになった場面に、知事が注意を呼びかける内容です。

岡山県の 被害防止標語は、「あ!それうそじゃろ?」 です。

 

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10月
21

隠岐島前高校魅力化プロジェクト藤岡慎二氏講演

和気閑谷高校で開かれた教育研修会に参加しました。島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト教育ディレクターの藤岡慎二氏の講演「地域との協働による高校改革  高校の魅力化×地域の活性化 隠岐島前高校魅力化プロジェクトの実例」です。島根県隠岐隠岐島前地域の唯一の高校が隠岐島前高校です。

 高度成長時代、島の若者の多くは進学・就職のために都市部へ流出しました。そのため人口も、平成20年には6,000人を切り50年で半分以下になりました。高齢化率は約40%で、出生数も年30人程度という超少子高齢地域です。島外の高校への進学と少子化のため、平成10年頃には70 人程度いた島前高校の入学者数が平成20 年度には半分以下の28人に激減し、統廃合の危機に直面しました。

こうした学校と地域の危機に対して、子どもが「行きたい」、親が「行かせたい」、地域住民が「この学校を活かしていきたい」と思うような魅力ある高校づくりを通して、魅力ある持続可能な地域づくりを目指す「島前高校魅力化プロジェクト」が始まったのです。

島にいると大学進学に不利という常識が根深く進学希望の生徒は、中学卒業時に「本土」の高校へと出て行きました。

そこで、今まで弱みだと見られてきた「小規模」ということを、「一人一人に手厚い指導が可能な少人数制という“強み”」と捉え直し、超少人数指導と充実した個別指導で夢に向けた進路の実現を目指したのです。

地域-高校連携型公営塾「隠岐國学習センター」を設立し、必要に応じてスカイプやユーストリームなども利用し、地理的ハンディキャップを克服しながら、学力向上を実現したのです。

教育・地域の魅力化・多様化を実現することで、持続発展可能な社会を目指すこと。我が校の目指す方向と重なります。

さらに課題解決型キャリア教育の経験を進路指導に活かすための手法についても大変参考になりました。

ただ留意しないといけないのは、隠岐島前は隠岐島前であるということ。隠岐島前だからできたこと、隠岐島前にしかできないことがあると思うのです。

様々な取組を参考にさせて頂きながら、矢掛”で”しかできない、矢掛”に”しかできない実践を積み重ねていきたいと思います。

矢掛高校は、【地域を支え 地域に支えられる高校】でありたいと考えています。2006年に改正された教育基本法には「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」の規定が新設されました。「地域を支え 地域に支えられる学校」こそが、これを具現化するものです。過疎化・少子化が進む中山間部では、高校生は戦力です。地域に積極的に進出することで、地域が活性化するとともに高校生自身もキャリアを身につけ、自らの進路実現に活かします。そのような「Win-Winの関係」を構築していくことが、地域のためにも、地域を支える人材を育てるためにも最重要であると考えています。

中国地方は、中山間地域の居住人口が全体の二割以上を占めますが、人口減少を理由に各種施設が集約されてサービス水準が低下すれば、一層の人口流出が進みかねません。特に中山村地域にとって欠かせないインフラは、交通・医療・教育であると考えています。学校の持続発展が地域の持続発展を担保するのです。そのためにも、地域に信頼され、期待される開かれた学校づくりを一層進めていかなければなりません。

 

 

藤岡慎二  (株)GGC代表取締役。1975年生まれ。

島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト教育ディレクター。全国の教育機関で講義を行い、教育のシステム開発にも参画。行政と恊働して教育を通じた地域活性化にも取り組んでいる。

 

 

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10月
17

宿場まつり大名行列 (11月9日)

第39回 矢掛宿場まつり大名行列が、11月9日(日)に開催されます。


矢掛は江戸時代、山陽道の宿場町として栄え、本陣・脇本陣をはじめとする宿場集落を形成していました。現在でも当時の町並みを色濃く残しており、全国で唯一、本陣と脇本陣の両方が国指定重要文化財として現存しています。
毎年11月第二日曜日、その矢掛の町並みを舞台に、大名行列を再現されます。約80名で編成された往時の姿そのままの絢爛豪華な大名行列が、街道を練り歩き、人々を江戸時代へとタイムスリップさせてくれます。
その矢掛で大名行列が始まったのは1976年の豪雨災害がきっかけでした。矢掛中心部の大半が床上浸水するという甚大な被害を受け、その復興の足がかりとして同年11月に「矢掛の商工まつり」として大名行列がスタートしました。
現在の大名行列は地元の商工会・観光協会を主体に企画運営され、行列参加者は商工会青年部・県立矢掛高校生徒・町役場やJAの職員など多彩なメンバーで構成されています。また、それらに所属する外国人も参加して、矢掛町総力結集の協力態勢です。宿場まつりは今年で第39回を迎え、大名行列のほかに飛脚駅伝、井原早雲太鼓、お茶席、ふるさと物産市などで賑わい、江戸の風情を楽しむ約3万人もの人で溢れます。


矢掛高校は、学校をあげて宿場まつりを応援します。大名行列への参加はもちろん、矢掛高校ブースを商店街に設営し、本部放送係、「福祉面」の販売、お茶席などを行います。金曜日には12年生全員で、町内を清掃したり、まつり終了後には、生徒会が矢掛中学校と協力してゴミひろいをしたりします。
矢掛高校は、地域と共に歩む開かれた学校づくりをめざしています。「地域を支え、地域に支えられる学校」として、様々な活動を行っています。社会人になったときに「地域を支える人材」となるような人材育成をすることが本校の使命だと考えているからです。

 

大名行列ちらし表

大名行列ちらしうら

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10月
16

やかげ学発表会に観光バスが・・・

12月20日(土)やかげ文化センターにおいて、【やかげ学発表会】を開催します。例年多くの方に見に来ていただいています。

今年は、とうとう観光バスまで来ていただけることになりました。玉島商工会議所が行う産業観光バスツアーの企画です。

募集パンフレットはこちらです。

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10月
14

矢掛世代交流シンポジウム

12日(日) 矢掛世代交流シンポジウム を備中矢掛宿の街並みをよくする会と矢掛高校の共催で開催しました。
矢掛の街並みについて、矢掛の未来についてさまざまの立場から話し合おうという会です。

東京大学大月敏雄先生の基調提案に続き各団体から取組を発表しました。提案者は、次の5団体です。

備中矢掛宿の街並みをよくする会

からだ喜ぶ会

矢掛高校

矢掛町

いかさ田舎カレッジ

20代、30代の世代をどれだけ巻き込んでいくかが課題です。

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