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式 辞
高妻山の木々や小田川のせせらぎにも春の息吹を感じられるようになって参りました。早春の気配満ちゆく今日の佳き日に、岡山県教育委員会をはじめ、多数のご来賓、保護者の皆様のご臨席を賜り、平成二十六年度岡山県立矢掛高等学校卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、本校教職員・生徒一同、誠に光栄であり、心から感謝申し上げる次第であります。
131名の卒業生諸君、ご卒業おめでとうございます。これまで諸君が尽くしてきた努力と研鑽とを心から讃えます。また、保護者の皆様のこれまでの子育てのご苦労は多々あったのではないかと拝察いたします。本校の教育に対しましてご理解と温かいご支援を頂きましたことに対しまして、心より感謝申し上げます。卒業生諸君。人間は一人では生きていくことはできません。周囲の方々のお陰で、これまで成長することができたのです。この人生の節目に当たり、お世話になった方々へ素直に感謝の気持ちを伝えてもらいたいと思います。
卒業生諸君は、至誠力行の校訓のもと、この学舎で三年間学業を軸に全力で走り抜き、充実した高校生活を送ってきました。特に本年度は、ユネスコスクール世界大会が岡山市で開催されました。開催までの企画・準備・運営の中枢として活躍し大会を大成功に導きました。また矢掛町町政60周年に当たる年でもあり様々な行事が催されましたが、どの会場にも矢掛高校生が地域の戦力として活動している姿が見られました。また、そのような年に軟式野球部が初の全国選手権大会に出場できたことも大きく花を添えることになりました。本校の歴史に新たな光を点し、更なる飛躍の第一歩を踏み出してくれたことを誇りに思います。
さて、グローバル化や情報化の進展、少子高齢化などの社会の急激な変化は、様々な形で我が国のあらゆる側面に影響を及ぼし、将来の予測が困難な時代となっています。戦争やテロリズムの恐怖が世界を支配しようとしています。これからの社会を担い、未知の時代を切り拓いていくために、主体的に判断して行動することで、よりよく問題を解決する資質や能力が一層重要になってきます。それがESD、持続発展のための教育なのです。岡山市で開催されたユネスコスクール世界大会高校生フォーラムには、新しい ESD 世代の代表として世界 32 ヶ国から高校生が集まり、共同宣言をまとめました。フォーラムのキーワードは、”education”。各国の高校生が持続性を促進するために最重要なものとして教育を挙げてあげていたのです。問題を解決するために必要なものは教育です。特に、発展途上国において、教育を受ける権利を行使できないことが、持続発展を阻害していると熱く語っていました。その2014年のノーベル平和賞に女子教育の権利を訴えるマララ・ユフスザイと児童労働の撲滅をめざすカイラシュ・サティアルティが選ばれたことは、大変象徴的な出来事でした。2人の立ち位置・主張こそESDの本質なのです。2人の受賞記念スピーチでは、教育の意義が熱く語られていました。
このような時代だからこそ、一人一人の価値観や人生観が重要な意味を持つのです。明確でぶれない価値観や人生観を持っていれば、自分とは全く違った考え方を持つ人々とも、対等の立場で接することができます。そのためには、「自らが問題意識をもつ」ということが極めて重要な出発点となります。問題意識がなければ、課題を解決するための行動は、決して生まれてきません。社会を支えていくためのエネルギーの根源は、全て自らの問題意識から出た「思い」のなかに存在しているのです。
終戦直後の困難な時期に、わが国の首相になった芦田均は、焼け野原の中で「将来はどうなるのだろうか」と思い悩む若者たちを諭して、こう言いました。「『どうなるだろうか』と他人に問いかけるのではなく、『われわれ自身の手によって運命を開拓するほかに道はない』」と。輝く未来は、あなたの手の中にあります。あなたには、持って生まれた力があります。心豊かに、個性を発揮し、自信を持って自分の選んだ道を突き進んでください。自分の夢、自分の目標が形になることを心から念願しています。
おわりになりましたが、本校並びに生徒のためにお力添えを賜りましたご来賓の皆様、地域の皆様、保護者の皆様 本校の教育活動に、深いご理解と厚いご支援を賜り、誠にありがとうございました。衷心よりお礼を申し上げます。
ベートーベン第九交響曲よりシラーの詩の一節を餞に贈ります。
兄弟達よ 汝等の道を走れ 勝利に赴く勇士のように喜ばしく
Laufet, Brüder, eure Bahn, freudig, wie ein Held zum Siegen.
卒業おめでとう 卒業生の皆さんの前途に、幸多からんことを祈念して式辞といたします。
平成二十七年三月二日
岡山県立矢掛高等学校 校長 川上 公一
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明治記念館開館百周年にあたって
歴史と文化の町矢掛の地に明治35年に創立された岡山県立矢掛高等学校は、前に小田川のせせらぎを聞き、後に高妻山の秀峰を仰ぎつつ、営々と歩みを進めて参りました。校内には歴史と伝統を感じさせる風景が残り、伝統と文化を継承することの大切さを教えてくれています。
中でも、明治記念館は岡山県の近代化遺産として大変貴重なものであります。大正4年2月1日、同窓会・校友会により「明治天皇のご聖徳を記念するため」として、明治記念館が落成ししています。平成27年2月をもって開館百周年を迎えることとなりました。
設計は岡山県工師江川三郎八です。江川三郎八は幕末に会津若松に生まれ、戊辰戦争を生き延びました。1891年福島県技手となり1902年岡山県に転任し、県内の公共建築を次々と手掛けました。現存する建築では、県指定重要文化財となっている真庭市の旧遷喬尋常小学校校舎や、金光学園記念講堂等があります。
明治記念館は木造平屋寄棟造、下見板貼りの上部を漆喰壁で仕上げ、南面入口に切妻屋根の庇を張り出し、東西両面には上げ下げ式の縦長窓を等間隔に並べます。窓の上下には凝った装飾が添えられています。小規模な建物ですが、一連の江川作品に共通する意匠が随所に見られます。
当初、明治記念館は現在の格技場の位置にありましたが、昭和43年に現在の位置に移転されました。一世紀にわたり、数々の変遷を見てきた生き証人であり、矢掛高等学校最古の建築物として今でも歴史を刻み続けています。
明治記念館開館百周年に当たる平成27年に卒業するみなさんに披露し、今後も同窓生として母校の持続発展を見守ってもらえるよう願い、あいさつといたします。

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巻頭言 「 ESDの歩みを振り返って ~地域創生のために~」

ESDとは、持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)の略称である。地球規模の環境破壊や、エネルギー・水等の資源保全が問題化されているなか、人類が現在の生活レベルを維持しつつ、次世代も含む全ての人々により質の高い生活をもたらすことができる状態での開発を目指すことが重要な課題となっている。このため、個人のレベルで地球上の資源の有限性を認識し、自らの考えをもって新しい社会秩序を作り上げていく、地球的な視野をもつ市民を育成するための教育がESDである。
持続可能な開発を進めていくためには、あらゆる主体間で連携を図りながら、教育を推進する必要がある。この教育の範囲は、環境・福祉・平和・開発・ジェンダー・子どもの人権・国際理解・貧困・識字・エイズなど多岐にわたる。
国内では、島しょ部や中山間地域等の過疎化・産業衰退の厳しい環境に置かれている地域でESDの実践が活発である。これらの地域では持続可能性の危機が目前に迫り、ESDへのインセンティブや二ーズが高まっているからである。
中国地方は、中山間地域の居住人口が全体の二割強を占める。かつて中山間部は、里地里山であった。戦後燃料の化石燃料化が完了し、家庭用燃料としての薪・木炭はほぼ姿を消した。また化学肥料の普及、使役家畜の消滅も里山の経済価値を失わせた。こうして経済価値を失った里山は、放置され、松枯れ・竹林化等の植生の変化、有害鳥獣の激増、不法投棄される粗大ゴミや産業廃棄物による汚染にさらされている。
このような里山を保全活用するには、人と自然のかかわりの再生が鍵となるが、過疎化・高齢化の進行等により、これまで里山の維持を担ってきた農家や地域コミュニティだけがその役割を担うことは困難になっている。
一方、都市住民を中心に、NPOや企業等新たな主体による自然とのふれあいや体験、景観の保全等の活動が活発化している。このような新たな担い手、さらに行政や専門家も加えた多様な主体による協働の枠組みのもとに、里山の価値認識と保全活用を進めていくことが中山間地域の創生のために必要になるであろう。環境を保全するためには、地域の生活を守らなければならないのである。
中山間地域において人口減少を理由に各種施設が集約されてサービス水準が低下すれば、人口流出が一層加速し、負のスパイラルが成立する。特に中山間地域にとって欠かせないインフラストラクチャーは、交通・医療・教育であると考える。その意味でも学校の持続発展が地域の持続発展を担保するのである。
我が国では近い将来、持続不可能性が地方都市部をはじめ各所で顕在化すると予想される。中山間地域におけるESDの取組は全国的にも先端の取組となるのである。
平成18年に改正された教育基本法には「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」の規定が新設された。「地域を支え 地域に支えられる学校」こそが、これを具現化する。中山間地域では、高校生は戦力である。地域に積極的に進出することで、地域が活性化するとともに高校生自身もキャリアを身につけ、自らの進路実現に資する。そのような「Win-Winの関係」を構築していくことが、地域を支える人材を育てるために重要であると考える。 [ 校長 川上 公一 ]
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井笠広域観光協会主催の観光プランコンテストに矢掛高校から4チームが応募(生徒3・教員1)しました。2月21日に「いかさ広域観光フォーラム」において一次審査が行われ、生徒1・教員1が一次審査通過しました。

特に高校生チームは産業観光をテーマにしたプランを提出。並み居る大人たちを押しのけて、1次審査を1位で通過とのことです。3月15日に観光プランコンテスト本審査が開催され、グランプリが決定します。

「いかさ広域観光フォーラム」では、「いかさ広域観光!これまでの振り返り」が行われました。「観光による地域活性化の可能性」と題する井笠広域観光プロデューサー赤澤雅弘氏によるトークセッションでは、産業観光によって地域がどう変わったか、振り返りました。その中で「やかげ学」がツアーになるまでを紹介されました。このツアーの企画にかかわっていた矢掛高校生2人が一次審査を一位通過したチームです。

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平成27年度国公立大2次試験(前期日程)が25日に始まります。25日は、岡山大が午前9時から外国語や小論文など。県立大は午前10時から理科や数学、小論文などを行います。本校受験生も、岡山県内だけでなく全国各地で奮戦しています。
センター入試終了後、この日に向けて万全の備えをしてきたはず。自分を信じて、もてるもの全てを出し切ってもらいたい。健闘を祈る。朗報を待つ。

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文部科学省発行の文部科学広報の2月号の特集は、【「持続可能な開発のための教育(ESD)」開催結果について 文部科学省国際統括官付】の題名通り、文部科学省としての公式とりまとめです。
この中に本校竹井まどかのインタビューが掲載されています。

文部科学広報は、デジタル版で
http://www.koho2.mext.go.jp/183/
から見ることができます。特集記事は25ページから41ページ。竹井まどかのインタビューは36ページです。
「ユネスコスクール世界大会特集」には矢掛町でのエクスカーションの様子も出ています。翌日の大名行列の毛槍体験です。アフリカから来た高校生は、背後に見える大名行列中継のために矢掛放送が配線していた高所作業車の方が興味津々でした。この後石井醤油店で昔ながらのしょうゆ作りを体験しました。

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古代山陽道の小田駅家(うまや)跡と推定される毎戸(まいど)遺跡[矢掛町浅海]で矢掛町教育委員会が40年ぶりに発掘調査を行いました。。主な目的は遺跡の範囲確認だそうです。発掘の結果施設の周囲に溝や策の跡が出土し、新しく住居跡と見られる柱穴も見つかりました。
発掘調査が終了し、今矢掛公民館2階講義室で分類整理にかかっています。おびただしい出土品です。3月一杯9時~16時まで作業しています。弥生~奈良の瓦・土器・やじりなどが出てきており、貴重な出土品もあります。


○ 高校生の見学を歓迎しているそうです。
○ 出土品を分類したり種類ごとに数を数えたりする高校生ボランティアを募集しているそうです。
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江戸時代に山陽道の宿場町として栄えた“矢掛”。参勤交代の一行や篤姫が宿泊施設として利用した本陣・脇本陣が共に現存する歴史の香りあふれる矢掛路を舞台に,参加者の健康増進とふれあいを確かめながら走る「第25回 矢掛本陣マラソン全国大会」。25回目という節目と共に、矢掛町町政60周年記念大会でもあります。町総合運動公園を発着点に開かれ、県内外のランナー1832人が出場しました。 ハーフ(21・0975キロ、日本陸上競技連盟公認)、10キロ(同公認)、5キロ、3キロの4コース19部門があります。矢掛高校もグラウンドを選手駐車場として貸し出し協力しています。
この大会に、矢掛高校から生徒も先生も大勢参加しました。




また、大会役員として多くの生徒が自主的に参加しています。
【矢掛町では、高校生が大きな戦力です。ボランティアというレベルではなく役員なのです。】
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文部科学省は高等学校卒業者の就職状況を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、平成27年3月高等学校卒業予定者の就職状況を調査しています。平成26年12月末現在の状況を取りまとめ、2月16日公表しました。
(1)平成26年12月末における高等学校卒業予定者の就職内定率(就職内定者の就職希望者に対する割合)は88.8%で、昨年同期から3.5ポイント上昇
※12月末時点における就職内定率としては、バブル景気時並の値。
(2)男女別
男子は90.7%、女子は85.9%
昨年同期比、男子は2.7ポイント、女子は4.4ポイント、それぞれ上昇
(3)学科別
就職内定率の高い順に、「工業」(96.0%)、「看護」(92.6%)、「福祉」(92.1%)、「水産」(92.0%)、「農業」(91.4%)、「商業」(91.2%)、「情報」(89.5%)、「家庭」(88.7%)、「総合学科」(86.8%)、「普通」(81.7%)
(4)都道府県別
就職内定率の高い順に、富山県(96.9%)、石川県(95.5%)、岩手県(95.3%)、秋田県 (95.1%)、福島県(95.0%)
就職内定率の低い順に、沖縄県(63.2%)、大阪府(81.3%)、神奈川県(82.5%)、北海道(82.6%)、東京都(83.3%)
平成27年3月新規高等学校卒業予定者の就職内定状況(平成26年12月末)に関する調査について (PDF:596KB) 
就職を希望している高校3年生およそ19万1000人のうち、去年12月末の時点で就職先が決まっているのはおよそ17万人で、内定率は88.8%でした。
前の年の同じ時期を3.5ポイント上回り、5年連続で改善しているそうです。これは、バブル期並みの水準となっています。景気の回復で企業の採用活動が活発化しているのが原因のようです。
本校においても、就職希望生徒全員が、早々に希望している職種への就職を内定しました。本校生徒の希望の特色として地元志向が極めて強いことがあげられます。家から通えることが前提の生徒がほとんどです。また、このように就職戦線が好調なことを反映して、来年度卒業生の就職希望者は、例年より増加しています。
18日は、3年生の登校日。出席率の高さにびっくりしています。補習・マナー講座など、それぞれの進路にあわせた活動を行った後、卒業式歌の練習をして下校校です。
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2月14日矢掛こども連合【YKG60】による『Re:アートプロジェクト』が、旧「三宅木工所」で開催されました。「矢掛町に落ちているゴミを無くしたい」と7月から活動を開始。小中高校生が協力して企画・運営し、毎月様々な取組を行いました。拠点は矢掛高校ユネスコサロン・フォレスト。そしてその集大成が今回の「ゴミについて考えてみるワークショップ」です。会場は、現在使われていない旧「三宅木工所」の空き店舗です。木工所ですから、広いタタキ土間がありワークショップには最適です。事務所としている座敷の、窓を開けると外のお客さんと談笑できます。まるで昭和の駄菓子屋のよう。建物にはまったく手を入れていません。こどもたちにとっては「秘密基地」。恐る恐るのぞきこんでみます。

ワークショップでは、おしゃれなハッピーシェアキャンドルと空き缶オブジェをつくりました。ゴミの気持ちをつぶやく“Gomitter” や様々な掲示物など、少しでもゴミを減らすための情報発信でした。この日のためにコマーシャルを自分たちで制作。矢掛放送と交渉してとうとうテレビで流していただけました。


イベントの合間には、小中高校生がいっしょになって遊びます。大人は見てるだけ。ゲームもスマホもここでは遊び道具になりません。とうとう小学生の女の子が高校生のお兄さんを相手に鬼ごっこを始めました。
山陽新聞にも大きく取り上げていただきました。

Earthrise25
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「夢をかたちに」 矢高生が母校のキャリア学習講師に
2月13日(金)、矢掛中学校1年生の進路学習で、同校の卒業生である矢掛高校生2人が講師としてスピーチしてきました。「夢をかたちに」というテーマです。
3年生の河上滉一は昨年の春休みに日本ユネスコ協会連盟と三菱東京UFJ銀行が主催する「ESD国際交流プログラム」に参加し、ドイツ、フランスで矢掛高校の取組について発表してきた生徒です。このプログラムへの参加から自分の価値観が変わったことについて話してくれました。

2年生の竹井まどかは昨年岡山で開催されたESD世界大会の高校生フォーラムに参加、議論したのち、会議を代表し、フォーラムの成果を名古屋での閣僚級会合に持って行った生徒です。その際に皇太子妃雅子様にフォーラムでの様子を報告してきました。ESDに関する活動にかかわるようになったきっかけや将来の夢、中学校での学びの大切さについて話してくれました。
中学1年生も先輩から大きなプレゼントを受け取ったことでしょう。中学校の先生方も「サッカー小僧」「おっとりやさん」の2人の大きな成長に驚くやら感動するやらだったそうです。
学年主任の弓削先生の企画でした。ありがとうございました。人前で話すことで意志がより明確になります。


矢掛高校は教育の循環型社会を目指していきます。教職員・生徒の派遣要望がありましたらご連絡ください。

Earthrise24
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もうすぐ始まる新校舎建設。広報のために井原鉄道から見える窓に掲示しました。


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ついに矢掛町がラジオ番組を始めちゃいました。「矢掛町役場おもしろ道場」
2月5日木曜10時40分スタート!
株式会社岡山シティエフエム RadioMOMO
第1、3木曜10:40~10:55 再放送:翌日の金曜14:45~15:00
矢掛町の魅力を発信する15分間で、初回のメーンゲストは山野通彦町長でした。

YOUTUBEで「矢掛町役場おもしろ道場」の過去放送分が配信されています。
矢掛町公式アカウント「YAKAGE TOWN」
https://www.youtube.com/channel/UCAQ9077BBI0K5eXRztLRLKw
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3月21日 矢掛町の宿泊施設「矢掛屋」がオープンします。観光立町を目指している矢掛町の拠点施設となります。
学校から歩いて5分。矢掛高校でも、様々なコラボレーションを考えています。


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3年生用に、業者さんが持ってきてくれたパンフレット。
スーツが似合う大人になってくださいね。
卒業式式辞作成に取りかかります。

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1月30日、ESDバスポート体験発表会をやかげ町家交流館で開催しました。70名が集まってくれました。矢掛小学校・中川小学校・矢掛中学校・矢掛高校の4校から、30ボラン認定証と15ボラン表彰を顕彰したあと、各校の取組の発表をしました。矢掛地区のユネスコスクールの特徴は、小中学校が連携してESDに取り組んでいることです。私は、会の司会進行をしたのですが、どのプレゼンテーションも素晴らしかったのです。さらに感動したのは、ポスターセッションの開始にあたり、しゃべったのは次の二言だけ。「担当者は持ち場についてください。」「ポスターセッションを始めてください。」これだけで、後はすべて子どもたちの手で進められていくのです。小中高生がそれぞれの活動に刺激を受け、さらに活動の質を高める原動力になりました。
今回のESDパスポート体験発表会には2つの大きな特徴があります。1つは、小・中・高と校種や年齢を超えた取組になっていることです。プレゼンテーションは小学3年から高校3年まで、それぞれの発達段階に応じた内容です。矢掛町は教育の循環型社会を目指しており、着々と現実のものになっていっています。
もう1つは、ESDの特徴である多様性の中からそれぞれの学校が課題を見つけ解決策を考え、積極的な提案を行っていることです。
ESDの多様性がESDの活動のねらいをわかりにくくしている場面があります。あれこれしているうちに、結局「何がESDなの」と目的を不鮮明にしてしまう場合もあるからです。今回の発表では、矢掛小学校は【地域】、中川小学校は【環境】、矢掛中学校は【ボランティア】、矢掛高校は【福祉】と【国際】というように特化した取組の発表だったので、ESDの活動の目的が明確になっていました。「異校種、異学年の児童生徒が一堂に会し、それぞれの活動内容、発表方法に刺激を受けたことに意味がありました」と中学校の室先生。
今回、特に感動したのは、中川小学校のジャコウアゲハ保護の実践についてのプレゼンテーション。プレゼンターは小学3年生の2人。素晴らしかった。ESDが次々と引き継がれていく。それこそが持続発展なのです。
山陽新聞が次のように記事にまとめてくれました。

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2月5日いじめ防止対策委員会を開催しました。本校関係職員のほか、保護者代表として平尾PTA会長、学識経験者として秋山スクールカウンセラーにも参加していただきました。この会は、岡山県立矢掛高等学校いじめ防止基本方針に基づき、定期的に開催するものです。
様々な課題の中で、今回はSNSに関する話題が中心でした。全国的に子どもたちの間で、インターネットの利用に係るトラブルや被害が深刻化しています。本校でもできるだけ多くの機会を設定し、様々なアプローチでネット社会の過ごし方を考えています。
岡山県教育委員会では、スマートフォン・ゲーム等の夜間使用制限の取組を進めています。これを踏まえて、インターネットのリスクから子どもを守るために保護者として必要な取組をまとめたチラシを岡山県青少年育成県民会議が作成しています。


pdfは、 こちら から。
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(1)「YAKOアワード」とは
・矢掛高校生が行っている活動の中で、「これぞ矢高!」といえるような優秀な活動を選び表彰する。
・対象となる活動は、原則、該当生徒が応募してきたもの。
・選考は、エントリー生徒が全校の前でプレゼンをし、生徒・教員らが投票して決める。
・表彰は集計後、後日終業式で行う。
(2)「YAKOアワード」創設の目的と背景
本校は、環境学習や地域連携活動など、平日の授業時間以外の部分でも大きな学習効果を得ている学校である。近年、その様々な取り組みの活動内容を校内で共有する試みや、そこでの成果を進路開拓に活かしていこうという試みが、校内の様々な場面で見受けられるようになってきたが、基本的にはそれらの動きは「教員」の中での共通認識を高めるところに重点が置かれてきた。よって、依然として「生徒」の間では、自分が関わっている活動以外のものを知ることができる機会は少なく、他の生徒がどんな活動でどんな学びを得ているのか、自分の知らない魅力的な学習機会がこの学校にはどれだけあるのか、よく分からないままに卒業を迎えていく事も多い。結果、この「矢掛高校」への理解が浅いまま、単眼的な視点で矢高と接することで、本校が持つ魅力の一つである「多様性」からくる学びの恩恵を受けにくい状況が広がっている。
お互いの学習活動を知り、お互いの学びを共有する。そのことで、新たな刺激、新たなつながりを増やしていく方向性が、今後の矢高の展開の中では必要になってくるだろう。自分たちの活動を、全校の生徒や教員たちに知ってもらう機会を提供し、発表生徒のモチベーションやスキルの向上、聞く側の生徒の学習活動への接近を目指し、「YAKOアワード」創設の提案を行う。
なおこの企画は、昨年度まで環境科が行っていた3学期の「環境講演会」(1年生全員対象)の代替企画という意味合いも持っている。「視点教育」の次に来る「活動教育」への橋渡し役としても、この「YAKOアワード」の方が適切であるまいか。「環境科」内でも、そんな判断がなされ、従来の「環境講演会」をやめ、その代替的な企画として「YAKOアワード」を全面的に推す方向性が出たものである。
この企画は、環境科からの提案で、昨日承認・決裁しました。
今年度本校が取り組んでいる、Total Quality Management (TQM)の1つの成果です。学校のような非営利組織では、的確に状況を把握・分析し、速やかに対応することが求められるのです。また、1つの”カイゼン”のうらには、必ず”One Scrap”がなくてはなりません。
TQM(Total Quality Management)とは「組織における経営の“質”向上に貢献する管理技術、経営手法」で、顧客の満足する品質を兼ね備えた品物やサービスを適時に適切な価格で提供できるように、企業の全組織を効果的・効率的に運営し、企業目標の達成に貢献する体系的活動と定義されています。学校におけるTQMとは学校の“質”向上をはかる管理技術、経営手法のことです。学校内のさまざまな問題を合理的な手法で抽出、改善し、よりよい教育を提供するとともに教職員を取り巻く様々な問題を改善していきます。 |
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3年生、いよいよ卒業式まで一ヶ月を切ってしまいました。光陰矢のごとしです。
2月4日、倉敷西年金事務所から講師の方をお招きは、第3学年の生徒を対象に「年金セミナー」を実施しました。高校生にとって、まだ先のことのように思える年金ですが、20歳になれば被保険者となります。年金の仕組み・必要性・給付と負担の関係等について大変わかりやすく説明していただきました。ありがとうございました。





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「晴れの国おかやま」を全国にアピールする県のスタッフ「晴れ男・晴れ女」が始動しています。動画の制作などを通して岡山をPRしています。その一環として「岡山27市町村ムービー」の「矢掛町のうた」が完成しました。

晴れ女合田友紀さんの企画です。

矢掛高校の生徒も参加しています。

http://8092-okayama.jp/hareonna_channel_movie から、どうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=Y-VmpnmUaMU こちらからでも、どうぞ。
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