矢掛高校長

筆者の詳細

名前: 川上 公一
登録日時: 2008年9月20日

最新記事

  1. 校長室便り — 2016年1月29日
  2. 百人一首大会 — 2016年1月28日
  3. 岡山県高等学校商業教育協会 — 2016年1月27日
  4. 「次世代の学校・地域」創生プラン~学校と地域の一体改革による地域創生~ — 2016年1月26日
  5. 雪の本陣・脇本陣 — 2016年1月25日

この筆者の投稿リスト

10月
23

授業研究 漢文

權將呂蒙、初不學。權勸蒙讀書。魯肅後與蒙論議。大驚曰、卿非復呉下阿蒙。蒙曰、士別三日、即當刮目相待

平成27年度授業研究の実施

1 目的

重点目標に「学力向上への組織的取組の継続」を掲げる中で、国公立大学への進学、上級資格への挑戦に対応できる学力の定着のため、「教科」のチーム力向上とスキルアップを目的として授業研究を行う。「教科会議」を活性化し、「学力向上」に向けての議論を行い、授業改善のためのアイデアの交換、教材や進度等の情報共有を図り、「授業改善」から「学力向上」へと繋ぐ。

2 テーマ
学習内容の定着を目指した授業の工夫・改善(全コース・科)
「普段の授業」から「試してみる、工夫してみる授業」
(普通科)     ~学力向上を目的にした授業の工夫・改善~
(地域ビジネス科)~基礎学力及び基礎知識の習得と、資格取得を目指した授業の工夫・改善~

3.実施教科
5教科と商業は上記テーマに従って実施する。
実技科目は教科の目標・具体的計画に従って実施する。(体育のみ実施)

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10月
22

卒業生のメッセージ

矢掛高校を卒業し、岡山大学薬学部に進学した生徒のメッセージが投稿されました。奨学金を頂いて勉学に励んでいます。その奨学金を出していただいている団体の広報誌に掲載されたものです。大学生として自分の道を切り開いています。

在校生も、先輩に続けと0校時朝補習に取り組んでいます。

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10月
21

秋深し

秋が深まって参りました。グラウンドの木々も紅葉してきています。高妻山の緑との対比が美しいです。

秋晴れのもと、「スポーツの秋」を実感しています。

部活動では、地区予選を勝ち抜いた軟式野球部が、平成27年度秋季岡山県高等学校軟式野球大会に出場します。10月24日から高梁市の成羽運動公園野球場が会場です。トーナメント表の通り組み合わせが決定しています。

 

教室では「勉学の秋」。進路が確定した3年生も真剣に学習に取り組んでいます。

10月21日(水)の夜、オリオン座流星群が1番の見ごろになるとのことです。日本国内で肉眼で見ることができる特別な日です。

(オリオン座流星群のピーク)
〈第一候補〉10月22日(木)00:00~夜明け
〈第二候補〉10月21日(水)または23日(金)の0:00~夜明け

(見る方向)
東の空。ただし、”流星の出現位置”という意味ではどこでも構わないそうです。

オリオン座は21日(水)の22時頃に東の地平線から昇り始め、深夜に空高くに昇ってきます。ちなみに、オリオン座のわずか左に「放射点」というものが位置していて、流星観測の際は、放射点を中心にして全天を眺めるようにするとよいそうです。

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10月
20

第二学期授業研究開始

第二学期授業研究期間が開始しました。初回は3年D組現代社会です。テーマは「曲がり角の社会保障」。

社会に出て行く生徒の多い地域ビジネス科には、特にきちんと理解してから卒業させたい内容です。真剣に取り組んでいました。

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10月
19

高妻会館棟供用開始

高妻会館棟の供用を開始しました。これまで北棟にあった視聴覚室と音楽室を高妻会館棟の1階と2階にそれぞれ移しました。耐震工事、防音工事もしています。

 高妻会館

DSC03596音楽室

視聴覚室

旧校門は、高妻会館横に移転保存しています。北庭の樹木の紅葉も始まりました。

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10月
16

矢掛高校 地区別説明会

矢掛高校地区別説明会を下記の通り実施します。

矢掛高校への入学を希望されている中学生・保護者、矢掛高校を知りたいなと思われている中学生・保護者の方を対象にした地区別説明会です。お気軽にお越しください。予約・申込不要です。

本日は、これから案内をもって中学校を回らせていただきます。

 

 

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10月
15

きらり輝け!岡山さんフェア2015

「きらり輝け!岡山さんフェア2015」が11月15日にイオンモール倉敷で開催されます。

県内の専門高校等の生徒が、産業教育に関する学習成果を発表し、学科等の魅力を広くアピールするものです。

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10月
14

スマホ・ケータイ安全教室

10月6日、今年度2回目のスマホ携帯教室を開催しました。

 

スマホ・ケータイは、自分と世界を直接つなぐものです。だからこそ、まちがった使い方をすると大変危険です。
高校生に気をつけてほしいことなどを中心に、NTTドコモの方に説明して頂きました。日頃から利用しているラインやSNSも含めた内容でした。モラルとマナーに気をつけ、トラブルを避けいじょうずに使いこなして欲しいと思います。

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10月
13

アゴラ×矢掛町江良地区秋祭

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矢掛町江良地区が盛り上がっています。岡山大学地域総合研究センターagoraと連携して、岡山大学に各国から来ている留学生に日本の農村を体験してもらい、地域も盛り上がるんだという取り組みが行われています。

この連休は秋祭り。留学生は矢掛町江良地区にホームスティです。担ぎ手がいなかったため、神輿がなかったのですが、集落と留学生が一緒に担ぐことで60年ぶりの復活となりました。若宮神輿会に取材が入り山陽新聞に取り上げられました。

残念ながら定期考査期間中のため、今回は矢掛高校生徒は参加できませんでした。

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10月
09

学校組織マネジメント講座

午前中、岡山県総合教育センターで開かれた学校組織マネジメント講座に参加しました。テーマは、「人材育成のための学校組織マネジメント」。講師は諏訪英広先生。この度、兵庫教育大学に異動されました。矢掛中学校以来,大変お世話になりご指導いただいた先生です。

 

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10月
08

片岡銀蔵展

矢掛高校同窓生である片岡蔵氏の特別展が「第46回特別展 郷土の画家 片岡銀蔵展」として井原市芳井歴史民俗資料館で10月24日(土)から12月6日(日)まで開催されます。本校所蔵の作品も貸し出します。

片岡銀蔵は、小田郡三山村(現在の井原市美星町)に生まれ、矢掛中学校卒業後、画家を志し、大正3年、東京美術学校に進む。東京美術学校で藤島武二に師事し、洋画を学び、卒業後、フランス・イタリア・ドイツを歴訪し、その際パリで出品した作品が帝展で特選となった。帰国後は、東京でアトリエを構えたが、太平洋戦争で岡山へ帰郷する。岡山に帰郷後も精力的に作品を発表し、岡山の洋画振興に尽力した。(井原歴史館)

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10月
07

商品開発

地域ビジネス科2年は課題研究の授業の中で、商品開発に取り組んでいます。今日はその最終段階です。6種類の試作品の中から最終的に1品に絞り込みます。販売は、やかげ宿場祭の会場で行います。ご期待ください。

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10月
06

図書館コンサート

10月5日生徒会図書委員会が、第1回図書館コンサートを開催しました。出演者は先生と生徒の有志です。芸術の秋ですね。

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10月
05

稔りの秋

朝夕めっきりと涼しくなってきました。学校周辺は稔りの秋です。

お願いがあります。新米の収穫が終わったあと、もしも昨年のお米が残っていましたら、矢掛高校軟式野球部おにぎりプロジェクトにご寄付いただけませんか。

いつでも取りに伺います。学校にもってきていただいてもかまいません。

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10月
02

矢掛高校説明会

中学校の先生方を対象とした矢掛高校説明会を10月1日実施しました。足もとの悪い中、多くの中学校から進路指導・3年団の先生方にご参加いただきました。ありがとうございます。

今年度の特徴は、本校がバックグラウンドと考えている、小田川流域13中学校がすべて参加して頂いたことです。本校の地域と連携した取組が徐々に浸透しているように感じます。

特に、今回は「中山間地域で育つ子どもたちをあずかる立場の教員どうしとして、これからどんな風に生徒を育てていき地域全体を維持・活性化させていくか」というコンセプトてで、中高連携の必要性を前面に出した説明会としました。本校では普通科コース制が7年目となり4期生が卒業し、新しい地域ビジネス科も2期生を送り出すことができました。

 

(1)小田川流域の現状と矢掛高校について

(2)普通科(探究コース、総合コース)と地域ビジネス科について

(3)部活動や特徴的な取組について

(4)質疑応答

在校生のこの1年の活動の充実ぶりには目覚ましいものがあります。

それ以上に今回のプレゼンで目を引いたのが、卒業生の活躍ぶり。矢掛高校で実践を自分のものとして、それぞれの地域や大学で主体的な活動を続けています。将来が楽しみです。

 

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10月
01

高校生の遠足 ~大学探訪~

岡山県立大学に「高校生の遠足」を実施します。岡山県立大学はセンター入試の試験会場になる可能性の高い大学です。この日岡山県立大学では、高梁川流域の淡水魚観察会が開催されます。講師は室貴由輝先生です。岡山県立大学の自然に恵まれたキャンパス内には十二ヶ郷用水が流れ、スイゲンゼニタナゴをはじめ貴重な淡水魚が生育しています。高梁川に生息する淡水魚の生息特性を学び、豊富な種類の淡水魚を観察し、その種を保存する意義についても学びます。大学の先生が校内を案内してくれるそうです。秋のすがすがしい1日を大学のキャンパスで過ごしてこようと考えています。

 

 

 

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9月
30

智恵子抄から

3年生の授業。参観させていただいていると、今日は智恵子抄です。男子も女子も真剣に授業に参加しています。

「あれが阿多多羅山  あの光るのが阿武隈川」

韻を押したフレーズが続きます。卒業を目前に控えて美しい日本語をきちんと学んでいるのはとてもすてきです。

 

樹下の二人

 

あれが阿多多羅山

あの光るのが阿武隈川

かうやつて言葉すくなに坐つてゐると

うつとりねむるやうな頭の中に

ただ遠い世の松風ばかりが薄みどりに吹き渡ります

この大きな冬のはじめの野山の中に

あなたと二人静かに燃えて手を組んでゐるよろこびを

下を見てゐるあの白い雲にかくすのは止しませう

 

あなたは不思議な仙丹を魂の壺にくゆらせて

ああ何といふ幽妙な愛の海ぞこに人を誘ふことか

ふたり一緒に歩いた十年の季節の展望は

ただあなたの中に女人の無限を見せるばかり

無限の境に烟るものこそ

こんなにも情意に悩む私を清めてくれ

こんなにも苦渋を身に負ふ私に爽かな若さの泉を注いでくれる

むしろ魔もののやうに捉へがたい

妙に変幻するものですね。

 

あれが阿多多羅山

あの光るのが阿武隈川

 

ここはあなたの生れたふるさと

あの小さな白壁の点点があなたのうちの酒庫

それでは足をのびのびと投げ出して

このがらんと晴れ渡つた北国の木の香に満ちた空気を吸はう

あなたそのもののやうなこのひいやりと快い

すんなりと弾力ある雰囲気に肌を洗はう

私は又あした遠く去る

あの無頼の都、混沌たる愛憎の渦の中へ

私の恐れる、しかも執着深いあの人間喜劇のただ中へ

 

ここはあなたの生れたふるさと

この不思議な別箇の肉身を生んだ天地

まだ松風が吹いてゐます

もう一度この冬のはじめの物寂しいパノラマの地理を教へて下さい

 

あれが阿多多羅山

あの光るのが阿武隈川

 

高村光太郎『智恵子抄』

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9月
29

理科室棟新築工事

理科室棟新築工事は、基礎工事が終了し、いよいよ建屋工事が始まります。建材の搬入が始まりました。材料を工場で加工してきて、それを現場で組み立てていく工法です。資材は県北から運んで来ます。ほんとにすべて木です。完成が待ち遠しいです。

 

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9月
28

保護者土セミ

9月26日第3回保護者土セミを開催しました。テーマは「大学入試の現状と保護者の関わり方」です。地域で行事の多い中多数ご参加いただきありがとうございました。

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9月
25

夕焼けがうつくしい

差別と貧困のなかで、学校に通えなかった 北代色さんは、60歳を過ぎてから「識字学級」に通い、文字を覚えます。そして、生まれて初めて書いた手紙がこの手紙です。宛先は識字学級の先生。

 

道徳の授業では「字を覚えてよかったこと」の発問に功利的な答えが続きます。「医者の受付で名前がかけたこと」「スーパーや木曜市が楽しみになったこと」「旅館で恥をかかなくなったこと」。

そして最後に残るのが「夕焼けが美しい」。なんで? 置かれている立場や感性によって様々な答えが返ってきます。

夕焼けは、今までと変わらないのに、どうして字を覚えてから本当に美しいと思えるようになったのかを考えます。
「何のために学ぶのか」「学んでどうなるのか」と悩んでいるとき「学ぶことのすばらしさ」を教えてくれます。
「10年ながいきしたいです」と思えるような教育ができているのか自問しています。私の原点です。
夕焼けを見るたびに思い起こします。

 

本日、校長全員研修がありました。教職員の不祥事防止には、教職にあるものの「使命」や「誇り」について自覚することが第一だと私は思います。そのためにはまずもって1人1人の教師力の向上です。学び続けるものだけが教える資格をもつのです。その上で、互いの弱点を支え合いながら、チームで問題を解決していこうとする風通しのよい職場づくりが大切です。これを逆転させてしまうと傷をなめあう甘い職場になってしまいます。

本日の研修で、新採用5年目の先生の書かれた文章が配られました。絶えず初心に立ち返ること。肝に銘じました。私も新採用のとき、荒木弘之という素晴らしい師匠に出会いました。素晴らしい教員生活のスタートでした。そして荒木弘之は私の4代前の矢掛中学校の校長です。運命を感じました。

本日、私の教職生活最後の年の折り返し点です。

 

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