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24日「秋の交通安全運動 赤バイ隊出発式」が行われました。

矢掛町では、さまざまな活動の一つとして、「交通安全愛のメッセージ」プロジェクトが実施されます。これは、町内の小中学生が自分の大切な人に書いた交通安全を呼びかけるはがきにやかっび~切手を貼って、おくる活動です。交通安全を呼びかける「赤バイ隊(郵便職員)」の手で配達されます。


今日、木曜日は「やかげ学」の日。昨年度から雨に悩まされています。遠くまで自転車で出かけるやかげ学2年生。無事故で帰ってくるよう祈っています。

赤バイ隊の皆様。よろしくお願いします。
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米パデュー大学のカーピック博士は、ワシントン大学の学生を4つのグループに分け、40のスワヒリ語を記憶してもらう実験を行いました。1番目のグループはテストして、間違えたらリストを見せ、全部を再テストします。2番目は間違えた単語だけ見せ、全部を再テスト。3番目は間違えたらリストを見せ、間違えた単語だけ再テスト。最後は間違えた単語だけ見せ、間違えた単語だけ再テストします。全問正解するまでその日のうちに何度も再テストをしたところ、覚えるまでのテスト回数には差がありませんでした。

ところが1週間後に再テストをすると、グループ間で大きな差が出ました。3、4番目のグループより、1、2番目のグループの点数が3倍ほど高いという結果が出たのです。得点の高いグループに共通するのは、再テストで毎回全問を解いたかどうか。つまり入力の仕方は関係なく、出力する機会が多いほうが記憶は定着すると考えられます。
「学習」は脳への入力です。「テスト」は脳からの出力です。つまり、脳の機能は「出力」を基準にして、そのパフォーマンスが変化するのです。脳にはいろいろな情報が入ってきます。しかし、そのすべてを覚えておくことはできません。当然、取捨選択しなくてはいけないわけですが、このとき、入力の回数だけでなく出力の回数(使用頻度)でも判断しています。むしろ、脳は出力のほうにより依存している。ですから、教科書や参考書よりも問題集を何度も解く復習のほうが効率的だ、といえます。
これは東京大学・大学院薬学系研究科教授 池谷 裕二(いけがや ゆうじ )先生のお考えです。神経科学および薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究されており、脳科学の知見を紹介する一般向けの著作も書かれています。
この池谷先生が、10月2日、津山高校120周年記念式で講演をされます。楽しみです。
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平成27年秋の全国交通安全運動が9月21日から30日の10日間実施されます。特に9月30日は交通事故死ゼロを目指す日です。
全国交通安全運動は、交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図っていきます。
平成27年秋は、「子供と高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(特に,反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)、後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を全国重点として、普及啓発活動が全国各地で一斉に行われます。また、本運動期間中の9月30日は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。一人一人が交通安全について考え、行動し、悲惨な交通死亡事故を無くしていきましょう。
矢掛町では、さまざまな活動の一つとして、「交通安全愛のメッセージ」プロジェクトが実施されます。これは、町内の小中学生が自分の大切な人に書いた交通安全を呼びかけるはがきにやかっび~切手を貼って、おくる活動です。全国交通安全運動実施中の9月25日、矢掛郵便局で交通安全を呼びかける「赤バイ隊」出発式を行った後、郵便職員の手で配達されます。
このはがきは、矢掛高校3年安田梨沙のデザインによるものです。

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来春卒業する高校生への企業の採用活動が本日16日、解禁されました。高校生の求人倍率は景気の回復基調を反映して改善傾向にありますが、やはり希望の通り就職するのは厳しいものです。
そしていよいよ本日です。14日までに校長就職模擬面接を終え、すべての準備が整いました。15日には就職予定者を対象に激励会を開催しました。
激励会あいさつ
いよいよ就職試験を迎えるときとなりました。矢掛高校で学んだ諸君は、「至誠力行」の校訓のもと、様々な分野で努力してきました。学んだこと、身につけたことを、自信を持って堂々とアピールしてきなさい。「情熱」「貪欲さ」「粘り強さ」、熱い姿勢を示しなさい。弱気は禁物です。企業が求めているのはまずもって元気よさです。大きな声で受け答えしなさい。自分の力を信じて、最後までベストを尽くしなさい。
矢掛高校は、明治35年創立の100年を越える、歴史と伝統がある学校です。卒業生が各地・各所で活躍されています。その方々は皆さんのサポーターでもあります。皆さんは誇りを持って試験に臨みなさい。
合格を心より願っています。
激励会後の夕焼け
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山陽新聞によると、来年の参院選からの「18歳選挙権」実現をにらみ、高校生の政治活動や選挙運動の在り方をまとめた文部科学省の学校現場に対する新通知案が14日、判明したそうです。
校内の政治活動は原則禁止するが、校外では一定の条件の下容認ことになるようです。主権者教育に関し、教師が個人的な主義や主張を述べるのを避けるよう求め、公正中立な立場での生徒指導を要請します。通知見直しは46年ぶりとなります。学校の内外を問わず政治活動を禁止していた1969年の文部省通知の改定です。18歳選挙権を踏まえ、一定の緩和は必要と判断して一部解禁に踏み出すことになる見通しです。
井原市中央公民館 みらいのひかりをつなげプロジェクト「Team夢源」では、平成27年9月25日(金)18:30~20:00にアクティブライフ井原で「政治・選挙に若者はどうかかわるべき」というプログラムを実施します。

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9月16日(水)から18日(金)までの3日間,岡山大学津島キャンパスを主会場として平成27年度土木学会全国大会が開催されます。全国大会プレイベントとして、9月13日(日)【おかやまNEXT100年〜未来をつくる君たちへ〜】が岡山市立市民文化ホールで開催されました。
イベントの趣旨は、
これまでの100年で土木技術は大きく発展し,治水・道路・港湾・鉄道・電気・水道などの整備が進んだことにより,私達のくらしはたいへん豊かになりました.その一方で近年は,多発する自然災害や地球環境問題に加え,人口減少や少子高齢化など,新たな課題に直面しています.こうした中,未来を担うこどもたちや女性技術者が,「まち」や「土木」の未来について語り合い,メッセージを発信します.
というものです。このイベントに本校2年生3名が参加し、プレゼンテーションをしました。課題テーマは、「100年後の『自分たちの住むまち』」です。100年後を想像し,「自分たちの住むまち」について,説明資料を用いて表現するものです。



審査の結果、見事優秀賞(次点)を獲得しました。

プレゼンテーション資料作成には、タブレットが大活躍です。本校では、試験的に40台導入しています。



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普通科総合コースでは、学校設定教科として平成22年度から「やかげ学」を開設しています。 矢掛町と本校が協定を結び、矢掛町の施設で総合コース生徒が職場実習を毎週木曜日の午後2時間実施しています。2年生は、7月まで矢掛町についての講義を中心に学習し、9月から実習を行います。3年生の7月まで実習を行い、9月から活動のまとめとプレゼンテーションを準備し、最後に施設の方や地域の方、中学生を対象に報告会を実施し、活動を終えます。
8月には、時間をかけて3年生から2年生への引継を行います。これがやかげ学持続発展の秘訣です。

今年から、矢掛町では小中学校の第2学期始業が8月25日になった関係で、第1回が8月27日開始となりました。6期生となる2年生が、はじめての実習に出発していきました。
矢高祭のため1週お休みをいただき、9月10日に第2回実習です。



やかげ学を参考に今年からつくばね学を開始された茨城県立筑波高校。この度の水害では大きな被害を受けた地域だと存じます。ご心中察しますとともに、心よりお見舞い申し上げます。 復旧には、いろいろご苦労もあると存じますが、一日も早く平穏な生活に戻れますよう、心からお祈りいたします。
Earthrise15
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11月12日(木)に矢掛で公式タイトル戦のひとつ第63期 王座戦が矢掛町で開催されます。王座戦は囲碁7大タイトル戦の中でも本因坊戦に次ぐ歴史を持つ伝統の一戦です。矢掛での対局は第2局目です。矢掛屋の備中屋長衛門を会場に村川大介王座 に 井山裕太棋聖が挑戦するという。見応えのある対局です。
日経囲碁サイト第63期囲碁王座戦
この対局は、各地から多くの囲碁ファンに参加していただけるでしょう。矢掛高校囲碁将棋部もお手伝いさせていただきます。特に谷開斗部長は今夏、岡山県代表として全国高等学校囲碁選手権大会に参加しており、大きな役割をさせていただくと伺っています。
矢掛町と囲碁には深い関係があります。矢掛町内にはなんと【囲碁発祥の地】の石碑があるのです。これは、郷土の偉人吉備真備が、唐から囲碁を持ち帰ったというお話に端を発します。

吉備真備は、唐の朝廷に才芸を恐れられ、次々と難題を出されます。当時の日本に伝わっていなかった囲碁で唐の名人と対局させられてしまいます。真備は、阿倍仲麻呂の化身である鬼から、囲碁で打ち負かして殺そうとする朝廷のたくらみを聞かされます。真備は、囲碁ができません。鬼から、即席の指導を受けました。大接戦となったが、終盤になって真備の陣地が少し足りません。そこで真備はすきを見て、名人に取られた黒石一つを口からのみ込んで、逆転勝ちします。そこで朝廷は真備に下剤をのませたが、真備は術を用いて石を腹から出しませんでした。唐の皇帝玄宗も負けを認め、真備の帰国を認めたというお話です。これらのエピソードは、ボストン美術館所蔵の「吉備大臣入唐絵巻」にも描かれています。

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矢高祭体育の部無事終了しました。気分を切り替えて「勉学の秋」だ。
今回の新企画です。地域の方の御協力をいただいて、矢高祭体育の部を空中撮影していただきました。


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心配していた天気も持ち直しました。風もあり気温もさほど高くなく絶好の体育会日和です。
大勢の保護者・地域の方にお越しいただき、ありがとうございました。



最後のフォークダンス、アンコールまでして盛り上がりました。無事終了しました。ありがとうございました。
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本日、矢高祭文化の部の開催しています。空前の人出です。急遽体育館の椅子を追加するなど対応させていただきました。校舎新築工事のため、従来の規模でできず、ご不自由をおかけしています。
保護者の方、地域の方、同窓生、そして大勢の中学生のみなさん。ありがとうございます。最終集計をしていますが、生徒数を超えるお客様にお越し頂いたようです。





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平成27年度の矢高祭を9月5日(土)文化の部、9月7日(月)体育の部の日程で開催します。
本日は、午前中体育の部の予行。午後は文化祭準備です。


フォークダンス
9月5日(土)文化の部
矢高祭開会式・文化の部開会式 8:40 ~ 8:50
☆文化の部
ステージ発表の部 ( 8:50~14:40 )
展示発表の部 ( 11:00~14:00 )
模擬店の部 ( 11:00~14:00 )
☆9月7日(月)体育の部 雨天順延
開会式 9:00
[全校演技]フォークダンス・・・・・(全校生徒・教員)・・・・・・ 14:20
閉会式 14:45
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おかやま教育の日にあわせ、ICT機器を活用した授業公開を実施します。
矢掛高校では、本年度から第1学年普通教室に単焦点プロジェクタが設置されました。少しずつICT教育環境が整ってきており、それらの効果的な活用法を模索しています。前回の公開授業ではPC室での普通科情報の授業を公開しました。今回は、学力向上のためにプロジェクタを用いた授業改善の取組を公開します。
期日
平成27年10月30日(金)
日程
12:30~13:10 受付
13:10~13:55 授業公開(5限)
14:05~14:50 研究協議
授業
A組(英語) B組(数学) C組(保健) D組(世界史)
オープンスクール
プレゼン作成
辞書と併用
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映画「見えないから見えたもの ~拝啓 竹内昌彦先生」を矢掛で上映します。
モンゴルに視覚障害者の職業訓練学校を設立した元県立岡山盲学校教頭・竹内昌彦先生の貴重な半生を描いた、愛といのちの物語です。
ぜひこの映画を、竹内昌彦先生思い出の地矢掛でご覧ください。

竹内先生は、中国で生まれ、終戦時に日本に引き揚げて来られました。そして、矢掛の街並みで育ち、矢掛小学校に入学しますが、視力が低下していき、ついに失明してしまいます。竹内先生が、最後に観たのは矢掛の夕焼け。茶臼山はどうなっていますかと尋ねられました。いじめがあったのも、それを克服したのも矢掛の街並みでのことでした。
その縁で、矢掛中学校は継続してモンゴルに盲学校をつくる運動に協力させていただきました。私が矢掛中学校長のとき、学校の完成記念会にもご招待いただきました。茶臼山のご質問はその会場ででした。竹内先生の矢掛に対する思いは大変大きいのです。
手話漫才「ぷ~&み~」のぷ~さんこと三宅寿さんたちが実行委員会を立ち上げ上映会を開催します。矢掛高校の生徒も運営スタッフとして協力するよう声を掛けていただいています。
予告編
竹内先生の略歴です。
昭和20年 父親の赴任先中国天津で生まれる
昭和26年 矢掛小学校1年入学
昭和28年 網膜剥離により失明
昭和29年 岡山県立岡山盲学校小学部3年編入
昭和39年 東京パラリンピック卓球 金メダル
昭和43年 岡山県立岡山盲学校教諭
【日 程】 9月26日(土) 午後2時開演 (受付・開場1時30分)
【場 所】 やかげ文化センター ホール
【料 金】 高校生以上 500円 中学生以下 無料(無料ですが、入場券が必要です)
【チケット取扱】 矢掛町社会福祉協議会 / やかげ文化センター / 各地公民館 / やかげ郷土美術館 / ふれあい会館 / やかげ町屋交流館
【主 催】 矢掛町社会福祉協議会ボランティアセンター 「見えないから見えたもの」上映実行委員会
【後 援】 矢掛町 / 矢掛町教育委員会 / 山陽新聞社 / 矢掛放送(株)
【問い合わせ】 矢掛町社会福祉協議会 電話 0866-82-0848
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本日9月1日から
【岡山県立矢掛高等学校明治記念館設立100周年記念 岡山県技師江川三郎八と江川式建築 ~岡山県の近代様式建築の世界~】
を江川三郎八研究会の協力を頂いてやかげ郷土美術館で開催しています。
この展覧会では、江川式建築の図面と写真、現物資料、模型など約50点を展示し、明治後期から昭和初期の岡山県における近代洋風建築の歩みをたどります。





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8月29日、いかさ田舎カレッジ2015第一回講座が矢掛屋で開催されました。ゲストスピーカーとして、本校卒業生である高知大学地域協同働学部1年の竹内晴加氏がYKG60の活動についてプレゼンテーションしました。この会には、地域系学部への進学を目指す矢掛高校生も多数参加し、学ばせていただきました。


参加者の感想です。
YKGの活動報告についてのプレゼン。今は高知大の地域協同働学部1年生。しっかり活動をじた子供が、大学で専門的に勉強し、また地域で活かされる。素晴らしい。
地元の高校生も参加してて、色々お話を聞かせてもらいました。もう、感動‼︎何なんだ‼︎この地域の若者たちはっ‼︎
18,19の若者が、自分の進路や地域について、自分の言葉で真剣に語る。マジでスゲー。
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8月25日の日商簿記1球合格証書授与式の様子が山陽新聞で報道されました。
8月27日~29日の矢掛放送YCTニュースでも取り上げていただいています。中國新聞にも取り上げていただきました。
ありがとうございます。

Eartheise12
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本校卒業生の木口利男さんが、「一般社団法人ディレクトフォース」に寄稿されたエッセィ『矢掛町は日本のフロントランナー』を送ってくくださいました。
ディレクトフォースは、2002年に財界人や官界人の賛同を得て設立され、「社会に役立ち」「生きがいを感じる」ことを目的としてスタートし、実働約600名の会員を擁する団体です。
ちょっと恥ずかしいですが紹介します。

続きはこちらから(pdf)
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本校地域ビジネス科第3学年 山本景斗(倉敷市立真備東中学校出身)が、日本商工会議所主催 簿記検定1級に合格し、8月25日合格証書授与式を開催しました。井原商工会議所伊達一海専務理事から合格証書を授与されました。

商業関係の検定の中で最難関です。高校生が合格するのは、岡山県でも3年ぶりの快挙です。大学程度の商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得し、財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができることが求められています。今回の合格率は、8.8%でした。

英検2級、ITパスポート。英語がしゃべれて、コンピュータを使いこなすグローバルな公認会計士を目指すそうです。
Your dream comes true!

Earthrise10
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第2学期始業式にあたって

今年は戦後70年になります。この8月には戦後70年にあたって様々な行事が行われました。その中から2つメッセージを紹介します。
私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。
私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。
安倍晋三首相の戦後70年にあたって談話です。
原爆や戦争を体験した日本そして世界の皆さん、記憶を風化させないためにも、その経験を語ってください。
若い世代の皆さん、過去の話だと切り捨てずに、未来のあなたの身に起こるかもしれない話だからこそ伝えようとする、平和への思いをしっかりと受け止めてください。「私だったらどうするだろう」と想像してみてください。そして、「平和のために、私にできることは何だろう」と考えてみてください。若い世代の皆さんは、国境を越えて新しい関係を築いていく力を持っています。
世界の皆さん、戦争と核兵器のない世界を実現するための最も大きな力は私たち一人ひとりの中にあります。戦争の話に耳を傾け、核兵器廃絶の署名に賛同し、原爆展に足を運ぶといった一人ひとりの活動も、集まれば大きな力になります。長崎では、被爆二世、三世をはじめ、次の世代が思いを受け継ぎ、動き始めています。
私たち一人ひとりの力こそが、戦争と核兵器のない世界を実現する最大の力です。市民社会の力は、政府を動かし、世界を動かす力なのです。
田上富久長崎市長の長崎平和宣言です。
選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が成立しました。国政選挙では来年夏の参院選から、18・19歳も投票できるようになります。国立国会図書館の調査では、197の国・地域のうち、80%以上が日本の衆院にあたる下院の選挙権を18歳以上としています。 今回の引き下げで日本はようやく国際標準に並ぶことになります。憲法改正の是非を問う国民投票法が昨年改正されました。この国民投票への参加年齢が18歳以上となっています。高校3年生の中に、投票権を持つ生徒と持たない生徒がいるようになります。そして、今大きな政治のうねりが起ころうとしています。
「投票しても何もかわらないから」 こんな考えで選挙権を行使しない若者が増えています。それに対して高齢者層は高い投票率です。人口の多い高齢者が多く投票し、人口の少ない若者層が投票しなければ、当然高齢者にとって有利な政策がより多く行われることになります。このような状況に対してメディアは「シルバー民主主義」という言葉を使用するようになっています。
どうか、社会の動きを見つめてください。新聞を読んでください。そしてその情報を鵜吞みせず、自分の考えを持って判断してください。18歳になったら必ず投票に行きなさい。戦争をしたくないというのは、絶対に利己的なことではないのです。「投票しても何もかわらないから」ではなく「投票しか変える手段はない」のです。
広島では、平和と核兵器廃絶の願いを球場から発信する「ピースナイター2015」がマツダスタジアムで8月5日にありました。広島―阪神戦の五回終了後、3万1170人の観客が、平和と広島東洋カープを象徴する緑と赤の特設新聞を掲げ、スタンドを染めました。

この夏休み、皆さんは大変活躍してくれ、大きな成果を上げることができました。この背景は、平和であるということを忘れないでいただきたい。

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