この筆者の投稿リスト
「こくさいこどもフォーラム岡山 高校生懸賞論文2015」 では岡山県内高校生を対象に懸賞論文を募集しました。テーマは次の3つです。
1.グローバル社会と私 ~グローバル社会でどのような活躍を目指すか
2.ESDと私 ~持続可能な社会に向けて何をなすべきであろうか
3.岡山からの私の発信 ~岡山の文化を世界にアピールするには
“Think locally, Act globally.”高い問題意識と情報処理能力を持った人材が、中山間部に定住することを期待する。インターネットを活用すれば世界と瞬時につながり、都市部と変わらないビジネスが、中山間地域でも可能になる。 |
を提唱し、地域創生を積極的に行おうとする人材を育成する【Super Local High school】を志向する矢掛高校にお似合いのテーマです。
こくさいこどもフォーラム岡山からご連絡をいただき、本校第2学年 三宅美聡 が優秀賞に選ばれました。題は「星が教えてくれたこれからの未来」です。題からも予想できるように美星町出身・美星中学校卒業生です。

ESDフィールドとしての美星
美星地区は、岡山県の西南部に位置し、吉備高原の一角をなしている。かつて、美星町として存在していたが、平成の大合併により芳井町とともに井原市に編入している。
「地形の起伏がゆるやかで気流が安定している」「瀬戸内式気候で晴天率が高い」「市街地から離れている」など、町名の通り天体観測に適した条件が揃った地であり、海上保安庁の水路観測所・美星天文台・(財)日本宇宙フォーラムの「美星スペースガードセンター」(スペースデブリや小惑星の監視)の所在地である。
1982 年より、まちおこしのため「星の郷」をアピールする一連の事業に着手する。そのなかでも全国的に類を見ない試みとして、「美しい星空を守る美星町光害防止条例」を制定した。この条例は町を訪れたアマチュア天文家の発案によったものであり、適正な屋外照明のあり方を定めたものとして注目された。美星町は過疎化に悩まされているが、状況を逆手に取り、町内外の協力を得ながら、夜空の保全に努めている。
美星町への交通条件は、町の南端をかすめて県道「倉敷・井原線」が東西に通じ、矢掛町平野部から美星町へは複数の道が通じている。自動車を利用すれば岡山や倉敷から1時間程度で到達できる。しかし、岡山・倉敷方面に通じる鉄道はなく、また路線バスも前述の通りである。
人口は平成7年6077人、平成12年5656人であり、平成12年の高齢化率は34.6%である。かつて1万前後だった人口が昭和40年代から漸減している。歴史的・地理的条件からみて、美星町の財政は困難となっていた。人口が減少し、高齢化がすすみ、しかも根幹になる農業生産が低迷状態にあることはこの「むら」の経済を暗くしている。主として財政的な事情から美星町は、井原市との合併を選択したのである。
このような厳しい状況にある美星地区において、1つの成功事例としてあげることができるのが「青空市」である。 「ふるさと創生事業」の補助の一部を投入し、町が主導して恒常的な施設「青空市場」を設置した。平日は300人、休日になると1000人近くの来客があり、4億円を越える売上高となっている。さらに株式会社化することによって経営も収支も明確にしている。
かつて、矢掛高校の分校が美星町にあった。1948年岡山県立矢掛第一高等学校美星分校として発足し、1952年に改称・独立し、岡山県美星高校として小田郡堺村外二箇村高等学校組合により設置された。1963年には県立に移管し岡山県立美星高校となり、1971年には岡山県立矢掛高校美星分校に戻り、1986年に廃校となる。
現在は、「星の郷ふれあいセンター」という研修宿泊施設になっている。ここでは、平成に入って毎年「ブルーグラスミーティング」が開催されており、初夏にはバンジョーの音色が響き渡る。矢掛高校美星分校は、日本のブルーグラスの聖地というような存在になっているのである。
川上公一 「北辰バスにのって美星に行こう~矢掛高校ESD新たなフィールドの開拓~」 2014/09/08
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6月21日、矢掛町の江良地区『輝け!江良元気会』が実施した田植えイベントに矢掛高校生がYKG60のメンバーとして参加しました。岡山大学地域総合研究センターagoraとの連携で岡山大学の各国からの留学生が多数参加し、地域で交流を図りました。
みんなで田植えをして、おいしいカレーをいただきました。
せっかく日本に、岡山に来ているのだから、地域や、そこに暮らす人と関わって、知り合いを作って欲しい、 との想いと、矢掛という秘境(笑)?に、いろんな国の留学生が来てくれることで、子どもたちや地域の人たちが、国際交流できちゃう!という想いがくっついてる(*´▽`*)
そして、そこに「私たちも交流したーい!」とYKGのメンバーが合流!!
はりきって参加したら、「みなさんとっても日本語がお上手でした。。(笑)」と笑ってました(笑) YKG60 facebookから |

【アゴラ×YGK60】
留学生の矢掛江良地区での交流はYKG60の高校生たちにも良い刺激があったようです。高校生は留学したい、英語を身につけたい、その後矢掛に住みたいと思ってくれれば。留学生は母国でこの交流を伝え、岡山で交流の輪を広げる。それが出来たとき、地域も大学も留学生もWin×Win×Winでこの活動が意義あるものに生まれ変わるでしょう。
輝け!江良元気会から写真の提供を受けました。




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6月23日7校時、「わかば賞授与式」「全国高等学校囲碁選手権大会壮行式」「薬物乱用防止教室」と盛りだくさんでした。
このときの様子は、矢掛放送YCTニュースで、6月29日(月)~7月1日(水)で放映されます。
わかば賞授与式
壮行式
薬物乱用防止教室

「ダメ。ゼッタイ。」普及運動(6月下旬~7月上旬の1カ月)
地球的規模で蔓延している薬物乱用問題に対し、世界の国々が一丸 となって取り組む「新国連薬物乱用根絶宣言」(2009~2019年)の支援事業の一環として、薬物乱用防止の普及啓発を図る活動です。
薬物乱用は、乱用者個人の健康上の問題にとどまらず、各種の犯罪の誘因など公共の福祉に計り知れない危害をもたらすものです。「一度くらいなら」という安易な気持ちが取り返しのつかないことになります。
特に「合法ハーブ」などと称して流通している「危険ドラッグ」については、使用後に自己コントロールできずにやめられない状態となったり、健康被害や異常行動を起こしたりすることがあり、大変危険です。決して摂取や使用をしてはいけません。
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6月22日、平成27年度 第1回学校評議員会兼学校関係者評価委員会を開催しました。メンバーは次の通りです。
石井三千代 地域住民・学識経験者 (矢掛町教育委員・元NHKプロデューサー)
岡田 淳 保護者代表(矢掛高校PTA会長)
小山 悦司 学識経験者 (倉敷芸術科学大教授(教育経営学))
繁森 良二 地元企業 ((株)矢掛宿専務取締役・元(株)天満屋取締役)
楢崎 裕志 地域住民・学識経験者 (矢掛町教育委員・元中学校長)
学校評議員は、当該学校の職員以外の者で、教育に関する理解及び識見を有するもののうちから、校長の推薦により教育委員会が委嘱します。
平成27年度 第1回学校評価委員会 兼 学校関係者評価委員会議題
学校関係者評価委員会
(1)学校評価の流れについて
(2)学校経営計画書について
(3)具体的な学校経営目標・計画について
(4)質疑応答・助言・意見
平成28年度教科書について
学校評議員会
(1)学校評議員規定について
(2)活力ある学校づくり研究推進について
(3)助言・意見
校長の学校経営計画に関する説明資料は、次のとおりです。


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岡山県高校囲碁選手権で、矢掛高校囲碁将棋部 谷開斗(3年)が準優勝し、7月に東京で開催される全国高校囲碁選手権大会出場を決めました。

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一千年の目覚め~毎戸遺跡調査速報展~が、6月19日(金)から25日(木)まで開かれています。22日は休館日

毎戸遺跡は浅海に所在する遺跡で、昭和49年に当時の国鉄井原鉄道の建設に伴い、岡山県教育委員会による発掘調査が実施されました。この調査で掘立柱建築の柱穴や「馬」の時が刻まれた土師器、硯、瓦等が発見され、この遺跡は奈良時代から平安時代初・中期に造られた古代山陽道に伴う駅家(うまや)[備中国小田駅]だと考えられています。駅家とは奈良時代頃、全国に道が整備された歳に30里(16km)ごとに設置された宿泊・休憩等ををする施設で、岡山県内にも9つの駅家が会ったことが文献資料からわかっています。しかしながら、その正確な位置がわかっていないのが現状で、毎戸遺跡は県内で唯一位置が確定している駅家址です。【毎戸遺跡確認調査現地説明会資料より】

毎戸遺跡の発見から、矢掛町は古代よりひらけており、歴史的にも地理的にも要所として人々の間で知られていたことは明らかです。やかげちょうにとって、古代山陽道と「備中国小田駅・毎戸遺跡」は永い年月を掛けて、近世では本陣・脇本陣のある宿場町へ。そして現代へと引き継がれています。現在の矢掛町は「道」を基軸に発展した町といっていいでしょう。毎戸遺跡はこの町の原点ともいえる貴重な遺跡なのです。


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選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が17日午前、参院本会議で全会一致で可決、成立しました。国政選挙では来年夏の参院選から、18・19歳も投票できるようになる見通しです。国立国会図書館の調査では、197の国・地域のうち、80%以上が日本の衆院にあたる下院の選挙権を18歳以上としています。 今回の引き下げで日本はようやく国際標準に並ぶことになります。憲法改正の是非を問う国民投票法が昨年改正されました。この国民投票への参加年齢がを18歳以上となっています。
高校3年生の中に、投票権を持つ生徒と持たない生徒がいるようになります。配慮が必要でしょう。また、校内での選挙運動の制限については一層配慮しなければなりません。
「投票しても何もかわらないから」 こんな考えで選挙権を行使しない若者が増えています。それに対して高齢者層は高い投票率です。人口の多い高齢者が多く投票し、人口の少ない若者層が投票しなければ、当然高齢者にとって有利な政策がより多く行われることになります。このような状況に対してメディアは「シルバー民主主義」という言葉を使用するようになっています。
NHK「時事総論」では次のように指摘しています。
道路など社会資本や医療や介護といった公共サービスから受ける、「受益」と、それを受け取るために必要な税金や保険料などの「負担」を差し引くと、60歳以上は5000万円近く受益が上回る一方、20歳代では負担が1600万円以上、多くなる計算です。実にその差は6500万円を超えます。さらに20歳未満の将来世代と比べれば、その差は9500万円にもなります。この試算は平成17年に行ったもので、政府も社会保障や税制の改革などで、こうした世代間格差を埋めたいとしていますが、なかなか進んでいません。
昨日、岸野氏の講演では、「所得税は高所得者ほど税の負担割合が重い一方、一律の消費税は低所得者にとって負担が重くなる傾向にあるとして、『どんな税制がよいのか決めるのは政治家なので、皆さんが選挙権を得たらきちんと投票してほしい』」と話していました。若者の政治参加の拡大につなげるために、高校での「主権者教育」の充実を一層進めていかなければなりません。

山陽新聞2015/06/18
Earthrise06
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税の大切さを教える教室の一環として、広島国税局の調査査察部「マルサ」の責任者を矢掛高校にお迎えし、「租税教室」を開催しました。
税金の使われ方や公平負担の大切さを講義していただきました。講師は、矢掛高校OBの岸野憲二さんで、広島国税局調査査察部の部長として大規模な法人の税務を調査するとともに、およそ70人の査察官を率いています。岸野氏は高校卒業碁、税務職員となり奮励努力され現在の地位までになられました。夢を持ちそれを実現させるための努力の大切さ。高い志望を持ち学びを継続していくことの大切さを熱く語っていただきました。
岸野さんは生徒たちに小学校から高校までの12年間公立学校に通うと、1人あたり、およそ1100万円の税金が使われることなどをスライドを使って説明されました。
また、所得税は高所得者ほど税の負担割合が重い一方、一律の消費税は低所得者にとって負担が重くなる傾向にあるとして、「どんな税制がよいのか決めるのは政治家なので、皆さんが選挙権を得たらきちんと投票してほしい」と話していました。
最後にマルサの仕事を再現ドラマにしたビデオを紹介し、脱税のために隠された札束や金の塊を調べるシーンなどを通して、脱税が割に合わないことや、公平な負担の大切さを訴えていました。
2年生の女子生徒は「あまり詳しくなかった税金の仕組みが分かりました。大人になったらきちんと税金を払います」と話していました。
当日の様子は、矢掛放送・NHK・RSK・山陽新聞・中国新聞に取材していただきました。
NHK岡山「県内のニュース」のトップです。 こちらから視聴できます。




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生徒の主体的・協働的な学びを引き出すための組織的な取組の一環として矢掛高校では毎学期、各教科の授業研究を行い公開しています。
重点目標に「学力向上への組織的取組の継続」を掲げる中で、“学習内容の定着を目指した授業の工夫・改善”をテーマとして、国公立大学への進学、上級資格への挑戦に対応できる学力の定着のため、「教科」のチーム力向上とスキルアップを目的として授業研究を行います。教科会議を活性化し、学力向上に向けての議論を行い、授業改善のためのアイデアの交換、教材や進度等の情報共有を図り、「授業改善」から「学力向上」へと繋いでいきます。
第1回授業研究 6月 8日(月)~ 6月19日(金)
第2回授業研究 10月19日(月)~10月30日(金)
第3回授業研究 1月18日(月)~ 1月29日(金)
教科会議の内容とサイクル
① 授業研究前にテーマや目標について協議し、工夫や改善点を共有する。
② 授業者は授業研究の目標や授業展開の工夫などを計画する。
③ 授業研究後に授業の評価・今後の授業について検討する。
④ 授業アンケート・模試等の分析(数値に基づいて)と今後の改善点について協議する。
私は、基本的に生徒視点で学習者の立場から授業に参加しています。
中山間地域の高校の存続のためには、進学実績を伸ばさなければなりませんが、それ以上に地域を支える人材となるためには、学力の向上が欠かせません。生徒一人一人の進路目標を実現させるために研鑽を積み重ねていきます。
授業研究 3年化学「窒素化合物の性質」 6月15日5限 環境教室


理科室棟新築のため、化学教室・生物教室・物理教室がありません。環境教室1つを譲り合いながら使っています。
授業研究 3年数学Ⅲ「三角関数の導関数」 6月15日7限


やっぱり数学おもしろいなあ。

授業研究 2年世界史「ローマ社会 キリスト教の成立」 6月17日5限


このあたりのお話は個人的に大好きです。
コンスタンティヌス帝 ミラノ勅令 ニケア公会議 アタナシウス派 アリウス派 ネストリウス派 まだついていけるようだ。
今年の芸術鑑賞会は、ゴスペルを呼びます。
Deep river, my home is over Jordan,
Deep river, Lord,
I want to cross over into campground.
Oh don’t you want to go to that gospel feast,
That promis’d land where all is peace?
Oh deep river, Lord,
I want to cross over into campground.
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矢掛高校では、昨年度に引き続き、保護者版土曜セミナー(親育ち応援講座)を開催しています。6月13日第一回を開催しました。鶴田明子先生による「進路選択のための親子のコミュニケーション講座」。「アクティブ・ペアレンティブ」のお話です。子育ての目的は親がいなくてね幸せに生きていけるように自立させること。

この講座では主として、キャリア教育の立場から高校卒業後の進路や将来の人生設計を中心に、親としてできることやしなければならないことを考えていきます。
次代を担う子どもが、夢や希望を抱きながら健やかに成長していくことは、親や家族をはじめ社会全体の最大の願いです。その出発点は家庭であり地域社会です。 親として、子どもが進路に悩んでいるときどのように接したらよいのだろうか、大学進学のための経費はどの時点でいくらかかるのだろうかなど、最近の受験や就職の情勢などとあわせて、ともに学び、協力して子どもたちの 進路決定を支援していきます。

矢掛町では、平成25年度から、町内の全幼・小・中学校で親育ち応援学習講座を開催しており、それの高校バージョンです。親育ち応援の継続と校種間連携の視点からも意義のあるセミナーだと考えています。次代を担う子どもが、夢や希望を抱きながら健やかに成長していくことは、親や家族をはじめ社会全体の最大の願いです。その出発点は家庭であり地域社会です。 親として、子どもが進路に悩んでいるときどのように接したらよいのだろうか、大学進学のための経費はどの時点でいくらかかるのだろうかなど、最近の受験や就職の情勢などとあわせて、ともに学び、協力して子どもたちの 進路決定を支援していきます。


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6月11日、2028年度までの県立高等學校の在り方を検討する岡山県高等学校教育研究協議会(略称:高教研)の初会合が11日、県庁で開かれました。過疎化・高齢化・少子化の中で高校の生徒数が減少する状況を踏まえ、県立高校の数や学科の募集定員などを検討していきます。
はじめに竹井千庫教育長が「人口減少社会が到来する中、地域を支える人材の育成のために何ができるのか、現状と課題について熱心な議論をしていただきたい」と挨拶されました。協議会の会長には岡山大学大学院の高塚成信教育学研究科長が選ばれました。
今年3月に県内の中学校を卒業した生徒の数は、およそ1万8000人ですが、13年後の2028年度には2000人あまり減少すると予想されています。
協議会ではこうした生徒数の減少を踏まえ、県立高校の数やそれぞれの学科の募集定員、それに社会の変化に対応した教育内容などについて検討する予定です。
NHKの報道では「委員からは、自分が住む地域を知り、幅広い世代の住民と関わっていくべきだといった意見や課題をどう解決していくか主体的に考える教育を行うべきだなどといった意見が出ていました。」
山陽新聞は「求められる資質に関しては「異文化に対応する力」「コミュニケーション力」などが挙げられたほか、地方創生の観点から「地域を支える意識を持った若者を育てるべき」との指摘があった。教育内容でも、地場企業とタイアップしたキャリア教育の推進など、地域連携を重視する意見が目立った。」と伝えています。

Earthrise05
平成30年を目途とした前回の協議会の雰囲気とは、スタート時点からかなり違うのではないかと感じています。「やかげ学」についても協議会の中でプレゼンテーションされたと伺っています。が、気を抜いてはいられません。しっかりと「地域を支える意識を持った若者を育てる」矢掛高校をアピールしていきます。皆様のさらなる御支援のほどよろしくお願いします。
会議はあわせて10回程度開かれる予定で、29年12月をめどに提言をまとめることになっています。
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今日の午前中、授業公開を実施します。
学校と御家庭と地域との連携を深め、また矢掛高校をより一層御理解いただくために、保護者の方々をはじめ本校関係者、中学校3年生の保護者の方、塾の関係者、さらには地域の皆様方に学校での平素の授業を見ていただく機会を設定いたしました。当日は簡単な受付を済ませていただければ、いつでも自由に見学していただいて結構です。御多忙の折とは存じますが、是非この機会に御来校のうえ、学校の様子を御覧いただければと存じます。
尚、今年度は理科棟改築工事中のため校内に駐車スペースを設けることができませんので、やかげ文化センター第2駐車場をご利用ください。また、当日は玄関にて受付を行っておりますので、御来校の際にお立ち寄りください。



アンケート・感想 (書かれたままのせています)
★保護者
・1時間目で教室も涼しく、授業もとてもわかりやすく快適な環境だとおもいました。ありがとうございました。
・子供達の風景が見れてよかった。と思う。数学Iαはドアがしめられ、教室が暑そうだった。見てる分にはたのしくなかった。
・クラスでの勉強の様子がよかったです。教科によって子供達の表情が全く違った。
・2年前の参観日は寝ている子がいましたが、昨年今年と皆真面目に(当たり前のことですが)授業を受けていて…ますます矢高が伸びていくことを予感しました。(中略)2A・3Aのロッカーの上や廊下が汚くて残念でした。中庭の草も気になりました。(中略)今の保護者と先生方の頑張りが、矢高の存続につながるので、口コミ隊として頑張ります。
・ちょっとザワザワしていたけど、わかりやすい感じでした。
・世界史の授業はおもしろいと娘に聞いていたのでお邪魔させて頂きました。いろいろなエピソードを交えながらの内容は、飽きさせず記憶に残る指導方法に感心しました。ありがとうございました。
・真面目にやっていて感動しました。
・保護者の方が少なくてびっくりしました。静かに授業を受けていたのでよかったです。1年生は1Aが一番授業態度がよかったです。
・真剣に勉強していることがよくわかった。
・保護者が一人だったため授業の邪魔になるんじゃないか…ってそっちが心配で逆に子供の視線に戸惑いました。でも、思ってたより真面目にやってたので安心です。1人で見るのは目立ちますね(笑)
・静かに授業を受けて居ましたよかったと思います。
・また参加したいと思います。
・いつも教室を迷ってしまいます。
・静かに授業を受ける姿勢はよかったと思います。
・授業に向かう姿が見られてよかったです。他のクラスの様子も見せていただきました。ありがとうございました。
★地域住民・中学生保護者
・地域の子供達がすっかり成長している姿を見せていただきました。
・生徒達がまじめで、あいさつもちゃんとしてくれてとてもよかったです。ビジネスコースがわが子に会うかなどうかなと思いました。大変参考になりよかったです。
・どの授業も私語がなく集中して授業を受けれる雰囲気が感じられ落ち着いた印象を受けました。実際に授業参観でき、我が子のレベルにあった授業かどうか見極めるための参考になり、有意義であったと思います。オープンスクールとは違った分野の見学ができたのもよかったです。
・廊下を通るたび、生徒から「おはようございます」と声をかけてもらったことにうれしく思いました。授業も集中して取り組んでいる姿が見れました。
・保護者に対してとてもよくあいさつしてくれました。授業も静かに聞けていてとてもよかったと思います。
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地域学におけるICTの効果的な活用 ~中山間地域の持続発展を担保する人材の育成のために~
矢掛高校では、先進的に地域活動に取り組んでいる。現在、地域学の中でICTがどのように活用でき、どのような効果をあげるのかを検証している。目前の現実に対しツールとしてICTを使いこなし、現実に生かすことができる力、これから求められる能力の一つである。地域学の活動に積極的にICTを取り入れ、ICTを自分の考えを表現するツールとして効果的に活用し、情報収集や情報発信・パンフレットの作成・プレゼンテーションなどを積極的に行うことによって、中山間部を活性化させ、若者の定住化を図ることをめざしている。とくに、本校には情報処理能力の高い地域ビジネス科の生徒がおり、普通科の生徒とコラボすることでシナジーが期待できる。
現在、矢掛高校では、地域貢献活動が進路意識向上に役立ち、地域での活動を通じて地域学系や医療・福祉・教育系の大学への進学希望者が増加している。普段の学校生活においても、地域との連携を意識する生徒が増えてきた。地域学の活動に積極的にICTを取り入れることで、これらの意欲が向上するとともに、情報系の進学希望者が増加することが期待できる。

このような高い問題意識と情報処理能力を持った人材が、中山間部に定住することを期待する。インターネットを活用すれば世界と瞬時につながり、都市部で仕事をするのと変わらないビジネスが、中山間地域でも可能になるのである。
隠岐島前高校魅力化プロジェクトの奥田麻依子は次のように主張する。「中長期的には地方で「ひと」をつくり、その「ひと」が「しごと」をつくり、「まち」をつくる好循環を回し、地方における内発的かつ持続可能なひとづくり、まちづくり、しごとづくりを進めるべき。そのためには、「仕事がないから地方に帰れない」ではなく「仕事を作りに地方に帰りたい」、「志を果たしにふるさとに還る」というような、ローカル(地域)への誇りとグローバルな視野を合わせ持ち、世界とつながりながら地方創生に取り組めるグローカル人材の育成が重要であり、初等中等教育から行う必要がある。」と。
この考えは筆者が主張する“Think locally, Act globally.”と合致するものである。
矢掛高校は、地域創生を積極的に行おうとする人材を育成する【Super Local High school】を志向する。それを支えるのがICTである。
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6月6日、第31回たかつま会総会(矢掛中學校・矢掛女学校・矢掛高校同窓会倉敷支部)が由加山「山桃花」で開催され、ご招待を受け参加させていただきました。平松顧問様をはじめ、皆様大変お元気でありました。平素からのご理解ご支援ありがとうございます。
由加山は、若い頃勤めた琴浦中学校の学区でありました。早めにお伺いして懐かしく周辺を歩かせていただきました。山桃も実っていますがまだ色もつかず食べられるまでにはなっていません。


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本年度、就職希望の生徒は20名程度です。就職を希望する高校生の就職活動は、9月16日が就職選考の解禁日となります。解禁日以降、いっせいに会社を訪問して入社試験を受け、筆記、面接など数週間の選考を受け、内定が決まります。高校生の新卒求人については、職業安定法に基づき、すべて公共職業安定所(ハローワーク)を通して学校に掲示することが義務づけられています。

今年の求人状況が、気になるところです。
矢掛の近隣市である総社市の雇用状況について、多くの報道がなされています。
総社市で人手不足が深刻化しています。モンテール、大黒天物産等の大型企業進出が続いていているためです。
そして、新たに
日本郵便が総社に大型物流拠点 17年春稼働、従業員1000人程度
総社市は総社市長良に新たな企業として日本郵政の集荷配送の拠点施設を誘致しました。
総社市はこれまで、大規模な雇用創出につながる企業を市内に誘致することを謳ってきましたが、このたび日本郵政と日本郵便輸送の2社を誘致しました。郵便物の集荷配送をする拠点の施設となります。場所は、岡山総社インター近くの両備ホールディングスが建設を進めている物流拠点施設の北側約5・2ヘクタールです。
総社市が雇用拡大のチャンスとしている今回の企業誘致について中小企業を会員とする総社商工会議所では「市内経済の活性化になるので歓迎する。ただ、雇用については市内の企業間で労働力を奪いあうのではなく、総社市外からの労働力を迎えられるよう市をバックアップしながら応援したい」とコメントしています。
1000人規模の雇用が期待されます。
総社市全体で、2017年度までに3000人規模の雇用が創出されると山陽新聞が報じています。
求人と結びつけばたいへんありがたいことです。
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第3回おかやま教育支援活動メニューフェアが8月12日ライフパーク倉敷で開催されることになりました。矢掛高校は、第1回からブース参加しています。今回も参加予定です。
YKG60(矢掛こども連合)も参加に向け検討中です。
【第1回 2013/8/9】

8月9日、「子ども応援人材バンク」に登録している企業・団体等支援者と学校関係者等がブース展示や講演等を通じて、これからの子どもたちや学校支援のあり方について相互に理解を深めるとともに、保護者や学校だけでなく、企業等の様々な主体が子どもたちを支援する気運を醸成するために「第1回おかやま教育支援活動メニューフェア」(岡山県教育庁生涯学習課主催)が開催されました。
矢掛高校もブースで『やかげ学』や地域連携活動について紹介させていただきました。
「インタビューダイアログ」には、矢掛高校で『やかげ学』「インタビューダイアログ」には、矢掛高校で『やかげ学』を学んできた3年生2名が、コメンテータとして登壇しました

講師の貝ノ瀬 滋先生(全国コミュニティスクール協議会会長)からは、この2人の姿が、地域連携の成果そのものであると絶賛していただきました。
【第2回 2014/12/18】

18日「第2回おかやま教育支援活動メニューフェア」でブース展示をしてきました。
ファジアーノ岡山の木村社長の話に感激。
このようなイベントでの楽しみは、新たな出会いと新たなネットワークの構築です。
今回も、多くの人に出会いました。
岡山大学に在学しながら、農業生産法人(株)いぶきを起業した梶岡洋佑さん
歌って踊って、子どもたちといっしょに林業体験する林業系ユニット”WOODY BOYS”の活動を進めるNPO「ふれあいサポートちゃてぃず」の湊照代さん
コラボできるといいですね。
6月5日は、世界環境デー(WED: World Environment Day)です。WEDは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念し、国連総会において日本とセネガルの共同提案を受けて制定された記念日です。加えて、日本は「環境基本法」により6月5日を環境の日と定め、環境保全に対する関心を高め啓発活動を図る日としています。
2015年WEDのスローガンは”Seven Billion Dreams. One Planet. Consume with Care.(70億の夢。一つの地球。注意して消費を)”であり、地球の再生能力を超えないようにするため、資源効率の向上と持続可能な消費と生産をテーマとしています。
ユネスコも日本ユネスコ国内委員会もESDを推進しています。世界環境デーの今日、環境保全活動をはじめ、日頃のESD活動を振り返ってみましょう。リデュース(減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)の方法をもう一度見直したり、環境を守ることで何が良くなるのかみんなで一緒に想像してみたり、自分は環境のために何が出来るのかを考えるいい機会にしてください。
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広報やかげに毎月掲載されている「矢高にロックオン」が3年目を迎えます。矢掛高校と矢掛町役場の有志を中心に始まった矢掛高校魅力化プロジェクト。矢掛高校の「今」を地域の方々に知っていただこうとはじめた広報活動です。バックナンバーはweb上で矢掛町のページから閲覧できます。
2015年5月号はこちらから

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地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする取組です。
矢掛町では、本年度から募集を開始しました。このたび2名の隊員が雇用され6月1日に辞令を交付され1ヶ月の研修に参加しています。古川将基隊員は観光支援活動・農業振興活動担当として、矢掛町家交流館で研修中です。井上充隆隊員は、教育支援活動・学校支援活動担当として矢掛高校で研修中です。矢掛高校と矢掛町の連携を中心に活動して頂きます。

井上隊員には、次のような活動を期待しています。
○ 高校魅力化を軸とした生徒募集・広報活動
○ やかげ学を中心とした矢掛高校と矢掛町・地域との連携のコーディネート
○ 放課後学習支援を中心とした生徒の学力向上に向けた取組の運営
○ 小学校・中学校・高校との連携活動及び高大接続の支援
○ 矢掛こども連合(YKG60)等による子どもたちの地域活動のサポート
これで「ヤカゲミクス 3本の矢」完成です。

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ユネスコスクール世界大会を牽引した生徒会執行部が引退し、新執行部に引き継がれました。このチームには中国インターハイに向けての活躍が期待されています。


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井原線の利用促進と地元特産品の販売促進を目的として,毎月第3日曜日に井原線矢掛駅にて特産市が開催されています。この得々市に矢掛高校サイエンス部が「こども科学教室」を開催しています。5月17日のテーマは「万華鏡」。やかっぴ~も参加です。



井原線で来場して得得市で買い物をされた方には,帰りの運賃が無料になる特典があります。さらに,ポイントカードも配布しており,4ポイントを集めると抽選で豪華賞品が当たります。(井原線で来場されるとポイントは2倍になります!)
井原線に乗って,矢掛町を満喫してみませんか。
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