今年で5回目を迎える「やかげ学発表会」。
1年間に及ぶ実習で得た気づき、課題点、改善案などを、各チームがそれぞれの視点で発表しました。
毎年少しずつ進化していっている「やかげ学」。
常にチャレンジングな気持ちを持って、地域から学び続けています。
12月
21
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12月
21
第5回やかげ学発表会が終了しました。関係の皆様の暖かい御支援と御協力に感謝いたします。ありがとうございました。
活動報告
考察と提案
ポスターセッション
模擬ディベート
エンディング
新しい時代に必要となる資質・能力の育成に関連して,中央教育審議会では「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)」(平成26年11月20日)において次のように述べられています。
ある事柄に関する知識の伝達だけに偏らず,学ぶことと社会とのつながりをより意識した教育を行い,子供たちがそうした教育のプロセスを通じて,基礎的な知識・技能を習得するとともに,実社会や実生活の中でそれらを活用しながら,自ら課題を発見し,その解決に向けて主体的・協働的に探究し,学びの成果等を表現し,更に実践に生かしていけるようにすることが重要であるという視点です。
そのために必要な力を子供たちに育むためには,「何を教えるか」という知識の質や量の改善はもちろんのこと,「どのように学ぶか」という,学びの質や深まりを重視することが必要であり,課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)や,そのための指導の方法等を充実させていく必要があります。こうした学習・指導方法は,知識・技能を定着させる上でも,また,子供たちの学習意欲を高める上でも効果的であることが,これまでの実践の成果から指摘されています。
また,こうした学習・指導方法の改革と併せて,学びの成果として「どのような力が身に付いたか」に関する学習評価の在り方についても,同様の視点から改善を図る必要があると考えられます。
矢掛高校普通科総合コースでは、学校設定教科として平成22年度から「やかげ学」を開設しています。
①地域での活動を通して、達成感や充実感をもつ
②職業体験を通して多様な立場の人や異世代の人とふれあい、地域社会における自分の役割や立ち位置を自覚する
③自己の進路を選択する活動に直接結びつける
体験を通して、地域の課題を見つけ、その解決のために探究活動を行い、それを考察し、課題の解決のための提案を行う。という流れは、アクティブラーニングそのものです。
地域との連携を重視した様々な形態の学習活動を通して、「持続発展教育(ESD)」を視野に、単なる地域貢献活動にとどまらず、持続可能な社会の担い手を育成していく。「やかげ学」を中心に各教育活動の中にあるキャリア教育の機会を意図的・系統的につないでいきたいものです。
今回、ある保育園で実習した生徒4人全員が保育・幼児教育系の大学・短大に進学することが決定しています。
小学校で実習した生徒は、次のようなメッセージを発信しています。「近いから選んだ高校。なんとなく過ごした高校生活。やかげ学で小学校に入り、なんとなく与えられる仕事をこなしていました。ある日児童から、「先生」と呼ばれ、自分も先生の一人として必要とされていることに気づきました。そこから、責任を感じながらがむしゃらに取り組むようになりました。私は子どもたちの学習の環境を整える仕事がしたいと考え、事務職員として学校現場で働きます。」
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12月
19
一泊二日の「やあ!いかさ」へ行こうツアー。
企画から交渉、調整、当日ガイドまで、高校生たちの手で実際に行ってみたこのツアー。
各地域の方々の温かいご協力をたくさんいただき、無事に大成功で終了することができました。
参加してくださったお客様のみなさま、ツアーにご賛同いただきサポートいただいた関係者のみなさま、大変ありがとうございました。
【一日目】
【二日目】
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12月
18
やあ いかさツアー二日目、寒いですが天候にも恵まれまずは順調にいっているようです。
総合コース3年は、明日の発表会に向け準備中。午後からは文化センターへ出かけて予行演習。
20日は、全商英語検定の日。地域ビジネス科は最後の特訓中。
午後からは保護者懇談です。
そして、20日の山ノ上干柿まつりにむけてYKGは、準備にかかっています。
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12月
17
とうとう実現しちゃいました。
「矢掛高校生がガイドします やあ!いかさへ行こうツアー」
昨年度末に「いかさ観光プランコンテスト」でみごと大賞の矢高生2人。
このプラン実現のために、宿泊先・食事先・見学先・バス会社・そしてエージェントまで巻き込みました。そしてとうとう実現させました。新聞の折り込み高校まで出ちゃいました。井笠地域の伝統産業に注目したツアーです。全市町を回ります。だから「やあいかさ」
や 矢掛町
あ 浅口市
い 井原市
か 笠岡市
さ 里庄町
12月17日(木)~18日(金)の1泊2日
本日9:00新倉敷駅集合です。今日まわるのは、【さ】アマノフーズ(見学・試食体験)、【あ】牡蠣加工所・牡蠣小屋(見学・試食体験・散策・昼食)、【や】老人福祉センター(神楽面つくり)
宿泊は、矢掛屋です。
矢掛はとってもいい天気。
矢掛老人福祉センターで神楽面の色つけをします。
備中屋で子供神楽の見学です。
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12月
16
第2回図書館コンサートを図書委員会主催で開催しました。出演は吹奏楽部と先生方有志。大勢の聴衆が集まりました。
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12月
15
矢掛高校は、平成20年からユネスコスクールとしてESD「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)」に取り組んでおり、平成23年には、第1回ユネスコスクールESD大賞高等学校賞を受賞している。また、平成26年度には、ユネスコスクール世界大会運営の中核として活動し、多くの成果をあげた。
矢掛高校には、普通科探究コース・総合コース、地域ビジネス科があり、各コースで特色ある取組を設定している。「町は大きな教室」を合言葉に積極的に地域に進出し活動を行っている。中山間部においては、高校生は重要な戦力であるからである。地域との連携を重視した活動を通して、他者との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識するとともに、社会に積極的に寄与する能力を育成し、持続可能な社会が実現できるような価値観と態度を養うことをめざしている。その中核となるのが学校設定科目「やかげ学」である。「やかげ学」は、地域の環境・生活・社会などを学ぶことによって、一人一人が郷土意識をもち、地域活性化や地域づくりへの動機づけをめざす地域学である。地域学は、多様多彩な学びであり、可能性であり、中山間部の持続発展に欠かせない学びである。
特設教科「やかげ学」では、矢掛町と本校が協定を結び、矢掛町の教育・福祉医療・農業関連の施設で総合コース生徒が職場実習を行う。第2学年の「やかげ学Ⅰ」から第3学年の「やかげ学Ⅱ」にかけての2年間学習する。「やかげ学Ⅰ」は7月まで、矢掛町についての講義を中心に学習し、9月から実習を行う。「やかげ学Ⅱ」では、7月まで実習を行い、9月から活動のまとめとプレゼンテーションの準備を行い、最後に施設の方や地域の方、中学生を対象に報告会を実施し、活動を終える。
12月19日第5回やかげ学発表会のときにロビーで募金活動します。やかっぴー×赤い羽根のバッジができました。
地域の福祉活動を応援するピンバッジです。1個300円以上で配付します。ご協力をよろしくお願いいたします。
やかげ学5期生の活動の様子です。
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12月
14
やかげ郷土美術館で収蔵品展「ピカソのワイシャツと郷土ゆかりの作家たち」が開かれています。
ピカソのワイシャツは、旧制矢掛中学校卒業の同窓生で元三菱地所社長の渡辺武次郎氏(1894〜1997年)の遺族から町に寄贈されたものです。
65年、フランスにあるピカソの工房を訪ねた渡辺氏の上着に、たばこのこがし穴を見つけたピカソが「穴を隠してやろう」と、着ていたシャツに男がやりを持って走る図柄を描いたという逸話が残っています。
渡辺氏が工房で買ったケンタウロスや人の顔などが描かれたピカソの絵皿4点も並ぶそうです。
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12月
11
やかっぴー×赤い羽根のバッジができました。
12月19日第5回やかげ学発表会のときにロビーで募金活動します。
地域の福祉活動を応援するピンバッジです。1個300円以上で配付します。ご協力をよろしくお願いいたします。
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12月
10
第2学期末考査が終了しました。考査最終日は、有志による町内ボランティア活動を行います。美川幼稚園では園庭の片付けです。園児もお手伝いしてくれています。
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12月
09
倉敷化工にお勤めの同窓生の方から連絡を頂きました。
母校、矢掛高校に倉敷化工製の空調機用防振装置が納入されていました。
空調機の振動が躯体を伝わってほかの教室で音が発生することが(個体音といいます)あります。これを防振支持することで振動を吸収し音の発生をなくしてやろうという製品です。
「その話生徒にきかせたい。」というと快く了解いただきました。
工学部希望の生徒に、実際にエンジニアとして働いておられる方のお話がうかがえる機会は滅多にありません。検討させていただきます。
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12月
08
第2学期末考査が終了しました。考査最終日は、有志による町内ボランティア活動を行います。たかつま荘では大掃除のお手伝いです。
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12月
07
本格的な冬到来です。朝から冷え込みました。そうなると矢掛は霧に閉じ込められます。亀島山の展望台の真下にある矢掛高校が見えません。
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12月
04
昨年12月に打ち上げられた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が3日午後7時すぎ、地球に最接近しました。美星天文台では口径101センチ反射望遠鏡で観測しました。雲の影響は少なく、午後6時10分ごろには北西の空を北極星方向に移動するはやぶさ2の姿を捉えました。「はやぶさ2」は打ち上げ以来、地球と並走するように太陽の周りを回ってきました。3日に地球の重力に引かれながら近づき、小惑星と出合う方向に大きく進路を変えて通過し、天体の重力を利用して方向転換し、「スイングバイ」と呼ばれる航法で小惑星「りゅうぐう」をめざします。
美星地区は、岡山県の西南部に位置し、吉備高原の一角をなし、かつて美星町として存在していましたが、平成の大合併により芳井町とともに井原市に編入しています。「地形の起伏がゆるやかで気流が安定している」「瀬戸内式気候で晴天率が高い」「市街地から離れている」など、町名の通り天体観測に適した条件が揃った地であり、海上保安庁の水路観測所(閉鎖)・美星天文台・(財)日本宇宙フォーラムの「美星スペースガードセンター」(スペースデブリや小惑星の監視)の所在地です。1982 年より、まちおこしのため「星の郷」をアピールする一連の事業に着手しています。そのなかでも全国的に類を見ない試みとして、「美しい星空を守る美星町光害防止条例」を制定しました。この条例は町を訪れたアマチュア天文家の発案によったもので、適正な屋外照明のあり方を定めたものとして注目されました。美星町は過疎化に悩まされていますが、状況を逆手に取り、町内外の協力を得ながら、夜空の保全に努めています。美星地区は矢掛高校ESDフィールドのひとつです。
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12月
03
「第17回 干柿まつり」が、開催されます。
日時:2015年12月20日(日)10:00~
会場:山ノ上公会堂
矢掛高校生を中心に、今年も雲の上カフェを開店します。是非お越しください。
山ノ上集落は、岡山県矢掛町(矢掛町ホームページ)小田の北西部に位置し、西を井原市野上町、北を井原市美星町と接しています。瀬戸内の田園からちょうど中国山地がはじまったところに位置しています。眼下には、小田川の流れに沿った集落や瀬戸内の島々も見ることができます。条件があえば、はるか南方には四国山脈をのぞむことができます。
平成26年現在、23世帯49人の人が住んでいますが、65歳以上が30人で全体の61%を占めており、高齢化率では日本はもとより世界の最先端をひた走っています。
【山ノ上HP】から
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12月
02
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12月
02
年末恒例の矢掛高等学校第5回やかげ学発表会が近づいて参りました。平成27年12月19日(土)9:30~12:30やかげ文化センターで行います。是非お越しください。
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12月
01
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11月
30
9月9日から11日にかけて、台風第18号から変わった低気圧に向かって湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の状態が非常に不安定となり、関東地方と東北地方は記録的な大雨となりました。中でも、大雨特別警報が発令された茨城県、栃木県、宮城県では、河川の氾濫や土砂災害による甚大な被害が発生しました。
矢掛高校生徒会は、募金活動を展開、11月24日に義援金を赤十字に持参いたしました。御協力に感謝いたします。
この地区には、本年度から「やかげ学」をモデルに地域学習「つくばね学」を始めた茨城県立筑波高校があります。
記録的な豪雨により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を祈念いたします。
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11月
27
岡山県では、「教育県岡山の復活」を県政の最重要課題の一つに掲げ、学力の向上や徳育の推進などに重点を置いた取組を進めています。今年8月には「心豊かに、たくましく、未来を拓く」人材の育成を基本目標とする岡山県教育大綱が策定されました。
はじめの部分を紹介します。
岡山県は、寛文10年(1670年)に岡山藩主池田光政公により我が国初の庶民の学校である閑谷学校が開かれ、また、江戸時代の寺子屋の数が全国第3位、私塾の数は全国第1位であるなど、早くから充実した教育環境を有していました。そして、明治18年の小学校就学率は全国第2位と非常に高く、女子教育でも、明治41年の高等女学校の数は全国第1位であり、さらに、箕作阮甫や山田方谷、緒方洪庵など我が国有数の教育者をはじめ、県内のみならず国内外で活躍する人材を数多く輩出してきました。
このような人材育成に対する熱意や教育環境は全国的に高い評価を受け、本県は教育県として知られていました。
しかし、現在、暴力行為などの問題行動や不登校が増え、学力面も低下が見られるなど、岡山県の教育環境は厳しい状況にあります。こうした状況も踏まえながら、これまで培われてきた教育の土壌や姿勢をしっかりと受け継ぎ、郷土岡山を愛し、本県の将来を担う人材を育成するため、この大綱を策定し、教育県岡山の復活を目指します。
第1 大綱の位置付け
この大綱は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第1条の3第1項の規定に基づき、現下の社会情勢を十分に踏まえ、本県において求められる人材像を明確にした上で、「晴れの国おかやま生き活きプラン」を基本とし、本県の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の基本方針を定めるものです。
第2 教育をめぐる社会情勢の変化
1 グローバル化や情報通信技術の進展
グローバル化や情報通信技術の進展に伴い、人・モノ・金・情報やさまざまな文化・価値観が国境を越えて流動化するとともに、新興国の台頭等による国際競争が一層激化しています。こうした中、日本人としてのアイデンティティを持ち、豊かな語学力・コミュニケーション能力、チャレンジ精神や異文化を理解する精神を有した、さまざまな分野で主体的に活躍できるグローバル人材の育成が重要となっています。
2 人口減少社会の到来
平成25年(2013年)における本県の人口は約193万人ですが、平成52年(2040年)には161万人になると推計(※)されており、15歳未満の年少人口の割合は、13.5%(25万8千人)から10.9%(17万6千人)に低下するとされています。これは、出生者数低下による人口の自然減に加え、若い世代を中心に3大都市圏(東京圏、関西、中部)に対して恒常的な転出超過が生じていることによります。こうした人口減少を克服するためには、魅力あるしごとの創出や生活・教育環境の整備はもとより、産業の生産性を向上させる高いスキルをもった産業人材など、おかやま創生を担う人材の育成が急務となっています。
特に中山間地域などの人口減少が進んでいる地域においては、少子化による学校の統廃合等に伴い、地域における教育の活力の維持等が課題となっています。
※「日本の将来推計人口(平成25年3月推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)
3 雇用環境の変化
サービス産業の拡大や国籍を問わない人材採用、成果・能力重視の賃金制度の導入など、かつての終身雇用・年功序列等雇用の慣行が変容しつつあり、雇用形態の多様化が進んでいます。また、本県の非正規雇用者の雇用者全体に占める割合(平成24年度(2012年度)36.7%)は増加傾向にあり、雇用のミスマッチなどの問題を背景とした若年者の早期離職率は高い状況にあります。
このような状況の中、雇用のミスマッチの改善等に向けた教育と企業等との連携強化や、将来、子どもたちが自立した社会人として積極的に社会参画できるよう、望ましい勤労観・職業観の育成に加え、働くために必要な能力や困難な課題にも粘り強く取り組むたくましい心と体を育むことが、より一層求められています。
4 社会のつながりの希薄化など
都市化と過疎化の進行、家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化を背景として、地域のつながりや支え合い機能の低下が指摘されています。これにより、人々の孤立化が懸念されるとともに、我が国において培われてきた文化・規範の次世代への継承が困難となるおそれがあります。また、このことは、規範意識の低下といった教育上の問題の一因ともなっています。
さらには、東日本大震災を契機として、人々のつながりやこれを形成するコミュニティの重要性が再認識されており、地域と連携・協力して、積極的にコミュニティづくりに取り組むことができる人材の育成が求められています。
これを受けて、岡山県広報紙 -晴れの国-おかやま 12月号では、特集「岡山県の将来を担う人材を育成するために」を組んでいます。
矢掛高校では、以前からこのような社会情勢を踏まえ、積極的に「持続発展可能な教育」に取り組んで参りました。「校長室ブログ」から関連性を検討してみました。
1 グローバル化や情報通信技術の進展 → 様々な分野で活躍できるグローバル人材
事例1 ユネスコスクール世界大会
事例2 ESD講演会
2 人口減少社会の到来 → 郷土岡山を愛し、おかやま創生を担う人材
事例1 真庭ESDツアー
事例2 山の上干し柿祭り
事例3 全国ユース環境ネットワーク
3 雇用環境の変化 → 困難な課題にも粘り強く取り組むたくましい心と体を持つ人材
事例1 インターンシップ
事例2 やかげ学水車の里フルーツトピア
4 社会のつながりの希薄化など → 積極的にコミュニティづくりに取り組むことができる人材
事例1 Re:アートプロジェクト
事例2 いかさ観光プランコンテスト
事例3 矢掛宿場祭大名行列
「岡山県広報紙 -晴れの国-おかやま 12月号」を見ていると、何と矢掛高校の名前が・・・。具体的に学校名が出ているのは一つだけ。
特集との関連性は低いけど、まあ いいか。
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