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1月
16

20年目の1.17

平成7年(1995年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、これまでわが国が経験したことのない大規模な都市型震災であり、6,432名の尊い命が失われました。私の幼なじみの北平謙三君も地元淡路島で緊急復興に従事していて、運転するブルドーザーが転落、下敷きになり亡くなっています。

阪神・淡路大震災から20年という節目を迎えるにあたり、改めて亡くなられました方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

この震災では、道路、河川、港湾等の社会基盤施設も大きな打撃を受けました。その結果、利用できた数少ない幹線道路に自動車が集中して大渋滞が発生し、人命救出や消防の部隊の現場到着が大幅に遅れたり、その後の被災地への救援物資の輸送に大きな影響を与えたりしました。また、水道管の破断等による断水は、消火用水不足による延焼拡大を引き起こし、その後の飲料水不足や水洗トイレの使用不能にもつながりました。

震災で得た経験と教訓を次世代に継承し、災害に強いまちづくりの実現のために微力ながら取り組んでいきたいと思います。

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