平成26年度 ハンドボール選手権大会1回戦がきびじアリーナにて行われました。
『男子』
矢掛 13 9 - 9 19 津山高専
4 -10
『女子』
矢掛 14 7 - 3 7 津山
7 - 4
男子は前半は健闘しましたが、後半は相手にうまく守られ敗退となってしまいました。
女子はGKの活躍が光り、2回戦進出を決めました。
女子2回戦は12月27日にきびじアリーナにて倉敷天城高校と対戦します。
明日も頑張れ!ハンドボール部!!
12月
26
平成26年度 ハンドボール選手権大会1回戦がきびじアリーナにて行われました。
『男子』
矢掛 13 9 - 9 19 津山高専
4 -10
『女子』
矢掛 14 7 - 3 7 津山
7 - 4
男子は前半は健闘しましたが、後半は相手にうまく守られ敗退となってしまいました。
女子はGKの活躍が光り、2回戦進出を決めました。
女子2回戦は12月27日にきびじアリーナにて倉敷天城高校と対戦します。
明日も頑張れ!ハンドボール部!!
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12月
26
2014年もあとわずかとなりました。年末ですが様々な活動を行っています。
3年生は、25日26日とセンター直前模試です。
12月20日 いかさ田舎カレッジ
12月21日 聞き書き備中発表会
12月24日たかつま荘クリスマスコンサート
来年もよろしくお願いします。
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12月
25
本校吹奏楽部が、昨日、矢掛病院となりの「たかつま荘」にてクリスマスコンサートを行いました。
Our brass band club memebers went to Takatsuma-so and played musics as the Christmas Concert.
顧問も指揮をしたり歌ったりで、利用者の皆様とともに盛り上がりました。
Our club teachers conducted and sang, and we were excited with people in the Takatsuma-so.
口ずさんでいただける姿があちこちに見られ、心温まる素敵なコンサートとなりました。
A lot of people sang enjoyably. and we succeeded in making a heartwariming concert.
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12月
25
先ほど表彰伝達を行いました。非常にたくさんの表彰で驚いています。みなさんの奮闘に感謝します。
さて、コミュニケーションの基本は、「笑顔」と「あいさつ」という話をよく聞きます。本当でしょうか。私は、とても抵抗があります。「笑顔」と「あいさつ」だけで切り抜けられるほど 社会は甘くありません。
「伝えるものを自分の中にもっているか」「それを伝えるスキルがあるか」これがコミュニケーションの基本だと思います。ユネスコスクール世界大会でも、各国の高校生は整然と論理的に、時には激しく議論がすすめていました。内容もスキルもどちらも兼ね備えているからこそのコミュニケーションです。
ファジアーノ岡山の木村社長がゴールドマンサックスに入社したときの同期生は35人。日本人は木村氏だけ。木村氏は、自分のコミュニケーション能力は決して低くないと思っていましたが。同期生は平気で三カ国語四カ国語を駆使するのを見てショックを受けたそうです。どうして高収入の外資系企業を辞して、ファジアーノ岡山の社長になったのか。そのお話は聞く者を感動させます。「伝えるものを自分の中に持つ」人のお話だからです。
本校でも、やかげ学3年生は、「伝えるものを自分の中に持つ」ために1年間の体験活動を積み上げてきました。時間が体験を成熟させたのです。その成果が花開いたのです。短時間見学してお話を聞いてレポートにまとめ提言する。分からないことはネットで検索。こんな軽い活動をもてはやす傾向がありますが、本当の自分の力になるとは思いません。これからも、矢掛高校は愚直に体験活動を積み上げていきます。是非伝えるものを自分の中にもっている人間になってください。
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12月
24
終業式が本日行われました。 The 2nd term closing ceremony was held today.
が、その前にワックスがけを行いました。清らかな気持ちで新年を迎えます。
Before that, all students did cleaning. They’ll welcome the brilliant New Year with good and sincere feeling.
終業式直前の表彰伝達式では、英検、商業科目技術顕彰など多く壇上にて授与されました。活躍の証です。
Before the closing ceremony, a lot of students were given special awards including Eiken test, commercial award (given more than 3 kinds of passing certification tests). They are tokens of good job.
矢掛高校はさらなる飛躍を続けます。 Yakage SHS will grow up more and more.
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12月
24
21日、山の上干柿祭が開催されました。前日の雨と違い、絶好の晴天です。四国山脈まで見えました。
矢掛高と矢掛中の生徒は公会堂内で「雲の上カフェ」を開店しました。生徒が考え、手作りした熟し柿入りのプリンや、柿ジャム添えシフォンケーキなどを販売しました。雲海スポットや樹齢約300年の柿の古木などを生徒たちが案内するツアーも実施しました。
柿ジャム添えシフォンケーキ
(室先生提供)
矢掛高校と矢掛中学校の生徒が開いた「雲の上カフェ」。これまでは大学生が運営し、高校生が協力していました。今年からついに矢掛高校生が運営主体です。されに矢掛中学生が協力します。店長は高校生。副店長は中学生です。9月から会議を開き、商品の開発・お散歩ツアーなど新しい企画も始めました。
前々日に会場準備。前日は産業観光の皆様の受け入れと大奮闘でした。
(室先生提供)
ご来店いただきました皆様、誠にありがとうございました。来年も是非お越しください。
山ノ上の皆様、中学生高校生を暖かくお見守りいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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12月
23
明日は終業式。その後、吹奏楽部は矢掛病院の隣の「たかつま荘」にクリスマスコンサートに出かけます。
クリスマスメドレー、懐かしの名曲を、顧問の歌も交えてお届けします。
Tomorrow the 2nd term closing ceremony will be held in the morning. After that, our brassband club members will go to Takatsuma-sou day care center which is located next to Yakage Hospital. Theywill play some medley music tune and nostalgic tunes over some teacher singing.
本日午前中、練習しました。
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12月
22
平成26年度 備中支部高等学校バレーボール新人大会(2・3・4位トーナメント)
@矢掛高校 体育館
矢掛 2 25-18 0 新見
25-22
矢掛 0 17-25 2 笠岡
24-26
新見高校によい形で勝利を収め、迎えた県大会出場が懸かった笠岡高校との試合。
終盤に持ち前の粘りを発揮し接戦に持ち込みましたが、惜しくも敗れました。
この敗戦により、県大会出場はなりませんでした。寒い中、たくさんのご声援ありがとうございました。
春にはリベンジ!がんばれバレーボール部。
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12月
22
平成26年度 備中支部高等学校バレーボール新人大会 @矢掛高校 体育館
12月21日(土)
予選リーグ
第1試合
矢掛 0 17-25 2 倉敷翠松
12-25
第2試合
矢掛 1 25-27 2 倉敷古城池
26-24
23-25
倉敷翠松高校との試合では、硬さがみられ、力を出すことができませんでしたが、
倉敷古城池高校との試合では後一歩のところまでいきましたが、敗れてしまいました。
本日の結果により、矢掛高校は、12月21日(日)に矢掛高校にて2・3・4位トーナメントにまわります。
暖かいご声援よろしくお願いします。
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12月
22
玉島商工会議所・産業観光バスツアーが、やかげ学発表会を組み入れた観光ツアーを提案されました。
観光甲子園に取り組んだメンバーが中心となり、やかげ学観光ツアーを企画しました。そして12月20日(土)にとうとう実現し、やかげ学発表会に観光バスが来たのです。発表会終了後、矢掛の老舗料亭「魚藤」で昼食見学、清邦庵、町家交流館では矢掛高校との繋がりを中心にお話をうかがいました。
その後山の上集落に向かい地区内をウォーキングで案内する予定でしたが、あいにくの雨のため中止。干し柿生産組合の土井組合長に山ノ上のことや干し柿のことを話して頂き、生徒が地域の見どころを紹介しました。
赤澤さんのコメントです。
ツアー参加のみなさんも、生徒さんたちの姿に心洗われ、真摯な発表に感激の様子でした。なかには、目を輝かせながら、うちの孫を矢掛高校に通わせたいとアツく語りだす人も。いろいろありがとうございました、素晴らしい1日になりました。
昨年のやかげ学発表会から1年。あの感激の中で、こんな素晴らしいステージなんだから、会場を聴衆で満員にしてあげたい!と妄想したのが、ずいぶん昔のような嬉しい1日でした。ツアーを担当してくれた生徒さんたちを見守っていると、今日1日の間にもすごい成長を遂げていましたよ。
発表会は、自然と涙が出てきますねぇ。帰りのバスでも、ツアーを担当してくれた生徒さんひとりひとりの感想を聞きながら、次々に涙が出てきて、こらえるのが大変でした。自分の中でも、ずっと記憶に残るだろうツアーになりました。でも、もう来年の「やかげ学ツアー」のことも考えてたりしますが。
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12月
20
第4回やかげ学発表会が終了しました。今回150人のお客様に来ていただきました。ありがとうございました。
「立派に成長した3年生は、みごとにやりきりました。感激しました。私が、誇りに思う生徒たちです。」などという感性的な分析では生徒たちに失礼です。少しずつ分析を深めていきます。
今回のやかげ学発表会の大きな特徴は、体験発表会ではないということです。体験を通して課題を見つけ、その課題を解決するための方法を提案するというイノベーションの切り口です。各チームが工夫して考え、プレゼンテーションしました。高齢化問題、農業人口の減少、小学校の統廃合、若者の定住策。中山間地域が抱える典型的な課題を取り上げ解決策を提案します。未熟な部分はもちろん多くあります。しかし、体験を通しての提案は刺激的です。「高校生もしっかり考えているんだなあ」 オーディエンスとして来ていただいた行政関係の方のコメントです。大人を刺激し、課題解決ら向かわせる、そんな側面も見受けられました。
一方で課題も。今回多くのチームの発表で反省点として挙げられていたのは、個人として、チームとして「活動の目標が不明確であった」こと。生徒たちがこのような課題意識を持つことが、ステップアップした証です。目的意識の乏しい総合コースの生徒たちに体験活動を通して目標意識をもたせることをめざして始まったやかげ学。その生徒たちが自分たちの目的意識のなさに気づき、それを課題として捉えられるようになったこと。「行動目標をいかに明確に設定させていくか」私たち教職員に向けられた指導上の課題でもあります。
「恐らくこれから「やかげ学」では、そうした「活動目標」の明確化が本格的に取り組まれていくことだと思われるが、「ベストを尽くせ!」的なスローガンで終わらないようにするための「仕掛け」、そして何よりもその設定「時期」。この部分が効果的な「目標設定」の肝になってくるだろうし、また「やかげ学」の更なる「進化」の原動力にもなるだろうと感じた。」 「毎年のことをただ繰り返している訳ではない、進化するやかげ学というのが実感された一日だった。」
(「矢高だより For teachers」から)
アンケートをもとにやかげ学発表会大賞を決定し、表彰しました。
やかげ学発表会大賞
ポスターの部 美川小学校グループ
プレゼンテーションの部 矢掛保育園グループ
ステージ発表(老人福祉センター)
ポスターセッション
ステージ発表(小田小学校)
フィナーレ
楢崎学校評議員からお手紙をいただきました。
矢掛高校では、普通科探究コース・総合コース、地域ビジネス科がスタートして4年目を迎える。一人一人の生徒によりきめ細やかな指導が可能なシステムを構築し、各コースで柱となる目標と特色ある取組を設定している。
総合コースでは、学校設定教科として平成22年度から「やかげ学」を開設している。「やかげ学」は、学校設定教科「環境」の中から、地域との連携やボランティア活動の部分を分化・発展させた教科である。地域での活動体験を通して、達成感や充実感を持たせるとともに、自己の進路を模索する活動に結びつけることをめざしている。職業体験を中心として地域での様々な体験活動を通じて、多様な立場の人や異世代の人とふれあい、地域社会における自分の役割や立ち位置を自覚するような活動を実施している。その過程で、人との心の繋がりや社会との繋がりに気づき、自尊感情のある自立した人間へと成長させていきたい。「かかわり」「つながり」を尊重するなかで、社会的・職業的に自立し、社会の中で役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力を身につけさせていくであろう。
「やかげ学」は、矢掛町と本校が協定を結び、矢掛町の施設において総合コース生徒が職場実習を体験する学校設定教科で、毎週木曜日の午後に実施している。第2学年の「やかげ学Ⅰ」から第3年の「やかげ学Ⅱ」にかけての2年間学習する。「やかげ学Ⅰ」は7月まで、矢掛町についての講義を中心に学習し、9月から実習を行う。「やかげ学Ⅱ」では、7月まで実習を行い、9月から活動のまとめとプレゼンテーションの準備を行い、最後に施設の方や地域の方、中学生を対象に報告会を実施し、活動を終える。実習は、過疎化が進む矢掛町において課題となっている福祉・教育・農業及び医療関係に特化しており、卒業時の進路決定において、それらの領域への進学就職が増加したのは、大きな成果である。さらに、上級学校卒業後、地元に就職し地域に貢献する人材も増えている。
取組の特色
①矢掛町、矢掛町教育委員会と協定を結び、地域と密接に連携した活動である。
②「矢掛町とは」の講義の講師はすべて矢掛町の職員による出前講座である。
③1年間(2学年にわたって)約30回という長期間にわたって実習を行う。
④評価基準に基づき各施設で生徒の活動状況を観察して評価してもらう。
⑤本校生徒への効果だけでなく、受入施設側にも効果が期待できる活動である。
⑥文化センターの大ホールで報告会を実施し、関係者以外の地域の方や中学生にも活動を知ってもらう。
地域との連携を重視した様々な形態の学習活動を通して、他者との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識する。また社会に積極的に寄与する能力を育成し、持続可能な社会が実現できるような価値観と態度を養うことを目的としている。「持続発展教育(ESD)」を視野に、単なる地域貢献活動にとどまらず、持続可能な社会の担い手を育成していく。「やかげ学」を中心に各教育活動の中にあるキャリア教育の機会を意図的・系統的につないでいくとともに、地域の諸団体・機関と連携し、就労機会の確保に向けた活動も行っていきたい。
山陽新聞12月26日
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12月
20
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12月
19
とうとうこの日がやってきました。 Here comes the day we’ve been waiting for.
普通科総合コースの最大のイベント、やかげ学発表会、いよいよ明日開催! The biggest event in our academic course, the Yakage-gaku performance will be held tomorrow morning.
3年生は明日に向けて最後の追い込み中です。 Third grade students practiced a lot to succeed in the coming presentation.
2年生は来年のために、校内で中間発表会を行いました。 Second grade students did presentations as a mid-term performance.
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12月
19
12月21日(日)は第16回山ノ上干柿まつりです。山陽新聞に矢掛中高生が登場しました。
山ノ上の干し柿は、味も質もケタ違い!!!
今年も開催します!「干柿まつり」。
ここでしか味わえない「つきたてほし柿餅」は絶品!!!
週末は、山ノ上に行こう!!!
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12月
19
18日「第2回おかやま教育支援活動メニューフェア」でブース展示をしてきました。
ファジアーノ岡山の木村社長の話に感激。
このようなイベントでの楽しみは、新たな出会いと新たなネットワークの構築です。
今回も、多くの人に出会いました。
岡山大学に在学しながら、農業生産法人(株)いぶきを起業した梶岡洋佑さん
歌って踊って、子どもたちといっしょに林業体験する林業系ユニット”WOODY BOYS”の活動を進めるNPO「ふれあいサポートちゃてぃず」の湊照代さん
コラボできるといいですね。
明日の第4回やかげ学発表会に向けて、総合コース3年生は朝からリハーサルに余念がありません。午後からは、会場のやかげ文化センターに移動して予行演習です。
2年生は、2限3限と「やかげ学中間発表会」を行っています。
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12月
18
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12月
18
本日、「第2回おかやま教育支援活動メニューフェア」が開催されます。
企業・団体等支援者と学校関係者等がブース展示や講演等を通じて、これからの子どもたちや学校支援のあり方について相互に理解を深めるとともに、保護者や学校だけでなく、企業等の様々な主体が子どもたちを支援する気運を醸成することをめざします。
昨年度第1回は、本校生徒2名がインタビュー・ダイアローグのパネラーとして登壇、貝ノ瀬滋先生(中央教育審議会委員、教育再生実行会議委員、全国コミュニティ・スクール連絡協議会会長)から「私たちが育てたいのはこのような子供たちなんです。この子たちが成果の証なのです。」と絶賛されました。
今回は、授業日ですので私一人参加してブース展示をして来ます。
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12月
17
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12月
17
20日のやかげ学発表会に向け、総合コース3年生は、プレゼンテーションやポスターセッションの準備に慌ただしく過ごしています。昨日は、そのポスターの一部を見せてもらいました。素晴らしい出来です。きれいに仕上がっているのはもちろん、内容的にも充実しています。1年間をかけた体験活動が、表面的な捉えではなく、深い考察にも結びついています。当日が楽しみです。
ポートフォリオファイルも2冊びっしり。
また、岡山県立林野高校の「平成26年度MDP実践報告会」を参観させていただきました。林野高校では、生徒が自主的に計画・立案し、一人ひとりが将来の夢を育む取組を「マイ・ドリーム・プロジェクト(MDP)」と呼んでいます。中山間地域に位置する林野高校では、MDP活動を通じて持続可能な地域社会の形成者としての資質を育み「“ふるさと創造 林高隊”自分の住む地域をつくり発信できる人材、地域を支え、日本を支える人材、仕事を興す人材づくり」をめざしています。6月の“デアイ場(地域の達人講座)”9月の“むかし倉敷ふれあい祭り”、12月の実践報告会などの活動を通して様々な方々との「つながり」に気づかせ、深めていく「場」であると捉えています。
中山間地域の高校を中心に地域と密接に結びついた学習活動が盛んに行われるようになってきました。地域は大きな教室なのです。そのフィールドから新たな学びが生まれます。岡山県でも矢掛高校の「やかげ学」、林野高校の「MDP」、和気閑谷高校の「閑谷學」などを挙げることができます。
そのような地域と連携した学習として、吉本哲郎は、【地元学】を提唱しています。地元学とは、地元の人が主体となり、地域外の人の意見や視点を加えながら地元を調べ、 その地域独自の生活文化や伝統、歴史を見直すことをいいます。 その目的は、単にその地域のことを調べるだけ、知るだけではなく、地元の人がそれを意識することで活きた文化・活きた伝統をその地域に残すことができ、地域に根ざした地域づくりをすることにあります。
吉本氏の言葉の中に「風の人」「土の人」という言葉があります。これは、私が矢掛に来て以来使っている言葉です。学校の教職員は風の人です。外からの視点で見ると地元の人が気がつかなかったことが見えてきます。しかし、外の人はあくまでも助言者です。主役は地元の人たちです。
参考資料:地元学とは!
吉本哲郎
1948年水俣市生まれ。宮崎大学農学部卒業。1971年、水俣市役所に入る。都市計画課、企画課、環境対策課課長、水俣病資料館館長をへて、2008年退職。現在、地元学ネットワーク主宰。国内外で、地元に学んで人・自然・経済が元気な町や村をつくる地元学の実践にあたる。
地元学の入門書としては、【地元学をはじめよう (岩波ジュニア新書)】があります。
いきいきした地域をつくるために何が必要なのだろう?地域のもつ人と自然の力、文化や産業の力に気づき、引き出していくことだ。それを実行するための手法・地元学は、いま全国各地で取り組まれ、若い人たちも活発に動いている。調べ方から活かし方まで、自ら行動して地域のことを深く知るのに役立つ1冊。
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12月
16
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