この筆者の投稿リスト
学び続ける教師だけが、教壇に立つことを許される。成長し続ける教師だけが、子どもを成長させることができる。
夏休み最終日の今日、生徒も先生もしっかり研修しました。
午前中、普通科探究コース1年生を対象とした国際理解講座「英語・国際理解で人生は大きく変わる」。講師は中国学園大学国際教養学部佐々木公之先生です。
英語は、「Lingua Franca」。異なる言語を使う人たちの間で意思伝達手段として使われる言語であり、商用で使われる国際共通語です。インターネットでは5%が日本語55%が英語なので、英語を学べば60%が理解できます。英語は武器です。仕事の幅が広がります。しかし基本は日本語であって、日本の歴史・経済が語れないことは”恥”です。
高校時代にやっておくこと。勉強読書は人としての奥深さと自信を与えます。外国人と積極的に話して英語の勉強をしよう。進学・旅行のススメ。「欲」と「目標」を持つこと,望まないものは得られない。


午後は、教員研修です。講師は、岡山県立和気閑谷高校の香山真一先生。国語の授業改革を推進する実践者です。

「主体的・協同的な学びをめざして ~協働の原理と探究のプロセス」。アクティブラーニングについての研修です。アクティブラーニングは文部科学省の用語集では「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。」と定義されていますが、言葉だけが一人歩きして、「話し合いすればアクティブラーニング」となることを危惧します。そこで、まず理論的・実践的な裏付けをとりたくご指導をお願いしました。

香山先生は、アクティブラーニングの根拠を「知識は、与えられるものではなく、学習者が既知を再構成していくなかで身につけるものである」という構成主義に置いています。その上で、協同的な学習についてはヴィゴツキーの「発達の最近接領域」理論によっています。
発達の最近接領域とは「個人的な問題解決によって定められる実際の発達レベルと、大人のガイドやより能力のある仲間との恊働による問題解決によって定められる潜在的発達レベルの差」のことです。つまり、だれかの補助があればできることと、自分ひとりでできることの間にどれだけの差があるかに注目します。ヴィゴツキーは学習プロセスの一部として、仲間との交流が不可欠だとしました。学習者が新たなスキルを習得するのに、ヴィゴツキーはより能力の優れた生徒と、能力がまだ身に付いていない生徒をグループにする事を提唱しました。
生徒が最近接領域にある時、適切な補助と足場を提供すると、学習者に新たな課題やスキルを習得するのに必要な物を与えることになります。最終的に足場は取り除かれ、学習者はひとりで問題解決ができるようになります。そして最近接領域は絶えず動きます。生徒が新たなスキルや能力を身につけるにつれ、領域も前進していくのです。

授業では、「本時の目標を明示すること」→「学習の手順を示し理解させること」→「授業の終末に振り返りを行うこと」。振り返りには「ワンペーパーポートフォリォ」を提唱されています。

また、自分の考えを持ってから話し合いに参加することの大切さを強調されました。「自己探究」→「小集団探究」→「全体探究」の練り上げ過程を授業に生かしていくことの大切さを示されました。

短時間でしたが、充実した研修でした。

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矢掛再発見楽習会の発表会を22日(土)やかげ文化センターで開催します。地域を見つめ直す「高校生がつくるツアープラン」の活動を続けてきましたが、一歩踏み込んで、小中学生にも同じことをやらせてみて、高校生は指導的な位置で動いてみようというような活動も取り入れてみました。
これについての記事が、本日付山陽新聞笠岡井原浅口版に掲載されました。ありがとうございます。

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矢掛町に中国西安市から西安第三十中学学生交流団がやってきており、19日公式の歓迎セレモニーが開催されました。町長の横で通訳をしているのは矢掛高校3年生です。彼は、4年前に中国から日本にやってきました。懸命の努力を積み重ねて、日本語は高校の授業についていけるようになっています。矢掛町側の通訳として参加し、日本語を中国語に翻訳します。町長の歓迎スピーチ、矢掛中学校のプレゼン、矢掛中学校茶道部の活動の解説。素晴らしい活躍で絶賛を浴びました。矢掛町の専属通訳になれそうです。中国語を日本語に翻訳するのは交流団に帯同してきたプロの通訳です。
彼は卒業後、バイリンガルのエンジニアを目指して勉強します。日中の架け橋になることを期待します。



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8月18日、第3回おかやま環境教育ミーティングが岡山コンベンションセンターで開催されました。矢掛高校もブース展示で参加し、矢掛高校の環境学習について発表してきました。



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8月16日小田郡PTA祭が開催されました。矢掛町で続く伝統行事です。です。保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校のPTAが学校ごとにチームを組んで綱引きとバレーボールをします。開会式は矢掛中学校で行いました。来賓として町長・町議会議長・町教育長が出席されていました。こどもたち、教職員で、矢掛中学校体育館いっぱいです。綱引きには、岡山県綱引連盟の会長さんが審判員として参加し正式の綱引きルールに則って行います。今年は残念ながらV3は逃しましたが、3位入賞と健闘しました。県内でも例を見ない特色ある取組です。参加された皆様ありがとうございました。

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お盆も終わりました。静かで蝉の声だけが響き渡っていた学校に生徒たちが帰ってきました。いよいよリスタート。始業式は、8月25日ですが、今日から様々な活動が再開されます。小論文講座、三者面談、模試、補習、AO推薦入試に向けての個別指導と盛りだくさんです。
小論文講座
三者面談
模試
補習
個別指導
理科室棟新築工事現場にもいよいよクレーンが入りました。本体工事の開始です。

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岡山県技師
江川三郎八と江川式建築 ~岡山県の近代様式建築の世界~
を2015.9.1~9.22の期間、やかげ郷土美術館で開催していただきます。
これは、岡山県立矢掛高等学校明治記念館設立100周年記念事業です。江川三郎八研究会の協力を頂いています。
この展覧会では、江川式建築の図面と写真、現物資料、模型など約50点を展示し、明治後期から昭和初期の岡山県における近代洋風建築の歩みをたどります。
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8月12日、第3回岡山教育支援活動メニューフェアに参加しました。矢掛高校の地域活動のブース展示です。おかやま教育支援活動メニューフェアの趣旨は、「子ども応援人材バンク」に登録している企業・団体等支援者と県内教職員等教育関係者が一堂に会し、支援内容についての情報交換を通して相互理解を促すとともに、学校の教育課題解決に向けた地域連携のあり方等について、理解が深まるようにするというものです。矢掛高校は第1回からすべて参加しています。

情報交換会ではグループ協議で、支援者のやりたいという気持ちと学校のニーズをどうすり合わせていくかということで話し合いをしました。矢掛高校のESDカレンダーを大変評価していただきました。

矢掛高校の今回のメインプレゼンテーターは、井上町おこし協力隊員。的確に矢掛高校の取り組みを説明していました。他の高校は生徒がプレゼンしていますが、矢掛高校はあえて生徒を出しません。学校の取組の方針や戦略をお示ししたいからです。

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8月11日真庭研修を実施しました。矢掛との共通点、地域内の持続発展可能な循環などについて、しっかりと研修することができました。
森林が8割を占める真庭市では、バイオマス事業を軸に、次世代が森や自然とともに魅力ある持続可能な暮らしを実現するための取り組みを進めています。
「バイオマス」を技術的な側面からだけでなく「自然」を中心に、地域の「歴史」を大切に、次世代の「未来」のために、「技術」とそれを活用する「場」を「人」が担い、その営みをまた「自然」に還す循環の活動ととらえています。
今回の研修内容は、次のように盛りだくさんでした。
1 久世公民館でバイオマスの概要説明
2 真庭市役所エネルギー棟でバイオマスによる冷暖房システム見学
3 真庭バイオマス集積基地見学
産業観光部 林業・バイオマス産業課が担当です。伐採した間伐材・枝葉・樹皮などは真庭バイオマス集積基地に運んでバイオマス化します。日本のエネルギー自給率は4%。真庭市は市内だけで自給率20%をめざしており、現在14%だということです。

4 真庭市の観光産業の概要説明
5 のれんの町 城下町勝山散策
やはり、湯原温泉という宿泊基地をもっており、関西・広島からの観光客が多いそうです。勝山・蒜山で観光をし湯原に宿泊するということで、着実に産業観光化しています。

6 真庭高校生との防災交流
真庭高校は、普通科の落合校地と専門科の久世校地があります。2つの高校が統合してできています。防災教育は主として落合校地が行っています。バイオマス関連は久世校地の生物生産科が担当しているようです。短時間のワークショップだったので具体的な活動はありませんでした。グループで、それぞれの地域のよさを考えたり、防災として取り組んでいることを話し合いました。大切なことは、リーダーシップとフォロワーシップ、周囲の人との人間関係を構築しておくこと、等を考えました。

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8月9日やかげ町家交流館谷山サロンで「矢掛町と矢掛高校展」を開催しました。(14:00~16:00)
ニューアローズのスィング、サイエンス部の科学実験教室、ビデオ上映等、楽しい会になりました。初めてのことでしたので、あまり広報しなかったのですが、お大勢おこしいただきました。ありがとうございます。

ニューアローズ ミニコンサートには地域の皆様をはじめ、大勢の観光客の方にもご入場いただき、会場は満員となりました。迫力あるビッグバンドの演奏を楽しんでいただきました。

矢掛高校イベントの、ビデオ上映。矢掛放送の御協力をいただきました。

普段得々市でやっている科学実験教室。今回は「谷山サロン 科学教室」と名付けて、スライム&イクラづくりです。大勢のちびっ子たちが集中して1時間実験に取り組みました。サイエンス部の生徒の指導・支援の素晴らしいこと。就学前の幼児も飽きさせません。
オープンスクールなどの生徒募集を対象としたイベントと異なり、このイベントは地域の中で矢掛高校がどのように活動し、地域の持続発展を支えようとしているかを紹介するものです。
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8月8日やかげ行灯祭りが開催されました。昨年に引き続き第2回です。本校生徒も踊り手として参加しています。今年は、男子の参加希望者がいて、男踊りを提案。踊りの先生が振り付けてくれました。

矢掛の街並みに残る商家、町家の軒下に切り絵と書で飾った「吊行灯」を連ね掲げ夏夜の宿場町にあかりを灯します。この書も本校書道部の作品です。

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本校地域ビジネス科3年生が日商簿記検定1級に合格いたしました。
岡山県でも数年ぶりの快挙のようです。
大学程度の商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得し、財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができることが求められています。税理士試験の受験資格が特典として付与されるそうです。
8月25日に合格証交付式を行います。
1学年1学級の地域ビジネス科ですが、都市圏の大規模商業高校にも負けない素晴らしい実績をあげ続けています。
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7月29日、いかさ田舎カレッジ笠岡プレセミナー。7月30日、岡山県社会教育委員の会議ヒアリングと2日間連続で矢掛高校の地域連携についてプレゼンさせていただきました。そして、8月12日には第3回メニューフェア。


Earthrise11
{地域でこうしたい!}といったプランをブラッシュアップしたい人向けの「いかさ田舎カレッジ」。8月末からの開講に向けて、プレセミナー・プチプレゼン大会を各地で開催しました。ここで取り上げている地域づくりには、矢掛高校の生徒も自発的に参加しており、ある意味「トップランナー」。先輩の話を聞きながら、自分のプランをブラッシュアップ。このひは、観光、地域福祉、地域×教育など、若手から大先輩まで井笠地域に関わらず素晴らしいプレゼンが多くありました。

8月3日には、プレゼンテーション学会会長である中国学園大学学長 松畑熙一会長にわざわざご来校いただき、教育におけるプレゼンテーションの意義と可能性について熱くご指導いただきました。ありがとうございました。

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7月25日26日、1泊2日のスケジュールで、白石島ESDプログラムを実施しました。
矢掛高校から26名 岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワークの活動として林野高校から12名の参加です。
島での体験的な活動や島の歴史や文化の学習を通じて、人間の活動と環境とのかかわりについて考え、また島における持続可能な発展のための課題を認識することが目的です。そして、環境、経済、社会との関係性を認識し、自発的な行動をどのように起こすか考えるプログラムです。


桑の葉の商品化・6次産業化の取材です。



シーカヤック体験も行いました。

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8月1日(土)13:30~16:00 矢掛高校FORESTで第三回YKG会議を開催しました。

暑かった・・・。それでもがんばる小中校生。今回は中高生が他の活動と重なっていましたので、やや少なめ。いつもとちょっと違う雰囲気です。
室さんのコメントです。
いつもはおとなしめの中学生が小学生たちをリードしたり、意見をまとめたり。前回は参加できなかっも男子高校生が、徐々にいい味を出してきて、いつもとは違うペースだけど、確実に前に進みました。
今回は、各地から活動の様子を見に来いただきました。
井笠観光協会事務局の山脇さんのコメントです。
午後からは、やっと念願のYKG60へお邪魔しました。
矢掛ツアーを企画する矢掛の子どもたち。みんなそれぞれの役割の中でアイデアを出したり、悩んだり。高校生は小学生たちにやさしく教えたり、時には一緒に遊んだり。
横の学年のつながりだけではない縦のつながりの中で学ぶこと、そしてきちんと事業として企画していく。
関わるおとなは無駄に口出しせず、助言したい気持ちを心の中にぐっと抑えて見守る。
ハイレベルなことをさらりとやってしまっているこの場を体感で来て本当に良かったです^^
あと、すぐに打ち解けて、「ワッキ~こっち~」と子ども達からの声は、本当にうれしかった(笑)
しかし、地域に関わる術は本当に多種多様で、最近はいろんな形で地域づくりなるものに関わらせてもらえてるせいか、驚きよりも面白い!と思えるようになってきた。それと同時に迷惑をかけていることも多いけども。
いつかは自分色の出せる地域づくりなるものにあこがれつつ、今は自分のできる範囲で地道に頑張らねばと思う今日この頃。


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8月1日Yakage JAZZ Festa 矢掛中・矢掛高の生徒による『やかげニューアローズ・ジャズ・オーケストラ』と兵庫県立高砂高等学校ビッグフレンドリー・ジャズ・オーケストラとのジョイントコンサート前夜祭が終わりました。猛暑のさなか300人を超える方々にお越しいただきました。明日はやかげ文化センターでジョイントコンサート素晴しい演奏をご披露できると確信しています。



8月2日Yakage JAZZ Festa 矢掛中・矢掛高の生徒による『やかげニューアローズ・ジャズ・オーケストラ』と兵庫県立高砂高等学校ビッグフレンドリー・ジャズ・オーケストラとのジョイントコンサートをやかげ文化センターで開催しました。600人の皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました。このコンサートを主催していただきましたフレンドミュージックやかげの皆様に心よりお礼申し上げます。


この日は、夜は小田の花火大会でした。充実した1日でした。
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矢掛高校に消防車と救急車が?ご安心ください。救命救急の研修です。全職員と全運動部の代表がAEDを中心にしっかり研修しました。
消防士の方は、緊急時にも直ちに出動できるように常に待機しています。ありがとうございます。



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オープンスクール数学体験授業「17段目の秘密」 オープンスクール
対象 中学3年生 30名 45分授業 7月29日 10:45~11:30
課題提示はppt、文字式での説明はexcelを使っています。
数学科課題学習「17段目の不思議」は、かつて玉置崇が「数学の授業を感動の連続に ~ シリーズ・魅力ある数学授業を創る」(明治図書)で実践報告したものです。各地で様々な追試実践がなされています。
授業の流れ
―学習課題―
自然数を2つ考えます。それぞれを①と②とします。
①と②をたし、その和の一の位を③とします。
②と③をたし、その和の一の位を④とします。
③と④をたし、その和の一の位を⑤とします。
この操作を17段目まで続けます。
このとき17段目の数には一定の規則があります。
(1) この規則を見つけましょう。
(2) その根拠となる理由を考えましょう。

最初に最前列の生徒を指名し、自由に自然数をいってもらいます。コントロールせずに授業を始めたかったのです。「1と2」言いました。①に1、②に2と書き、やり方を示しながら実際に計算すると⑰は4になりました。次は意図的にコントロールして①は3、②は2として自分で計算させ机間観察して、やり方の理解を確認しました。ここでも4になりました。
ここで、「いろいろ試して規則を見つけなさい」と指示しました。自己追究させます。2人指名し板書させます。多くの生徒が次も②を2として⑰が4になることを確かめました。気がついたことをワークシートに記入させます。②が同じ数なら⑰も定まった数になることに気づきました。①がどんな数でも②によって⑰が決まるようです。そこで対応表をつくります。
1→7
2→4
3→1
4→8
5→5
6→2
7→9
8→6
9→3
この対応表をもとに規則を考えます。

気づいた性質
・ ②に17をかけるとよい
・ 7をたしていけばよい
・ 3をひいていけばよい。
これらを全体で追究していく中で、「②に7をかけた数の一の位」であるとの結論を出しました。
これらの流れとは別に、「②が偶数の時は2をかける。②が奇数の時は7をかける。」と独自の規則を深慮している生徒がいました。最後に使おうと置いておきます。説明の段階に入ります。数学での説明は文字を使うことを確認した上で、①をa 、②をb として、それぞれの段をa、b を使って文字の式に表していきます。⑰は610a+987b となりました。aの係数が610だからaがどんな数でも⑰に影響しないこと、bの係数が987だから、9と8は⑰の一の位と関係がないので、7bの一の位が⑰段目の数になることを確認しました。最後に学習を振り返ります。
最後に「②が偶数の時は2をかける。②が奇数の時は7をかける。」について、7=2+5と考えると②が偶数の時は2をかけるが成り立つことを説明しました。

生徒の振り返り
○規則を知ることができて楽しかった。
○他の所には規則がないか考えたい。
○とても頭を使って考えたので疲れたけれど、おもしろい授業だったのでよかったです。
○すごく納得できた。他にも何かにたことができるか考えてみようと思った。
○楽しく計算できた。簡単な規則だった。
○根拠となる理由を考えるのに、簡単に説明できないと思っていたが、面倒なことを苦労して導き出すと簡単な結論になった。考えることは楽しいと思った。
○①②の計算をしているときは、全くわからなかったけど、規則がわかるととても簡単だった。

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本日、岡山県立矢掛高等学校オープンスクールです。予定通り開催します。


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イクボス宣言
私は、教職員の仕事と家庭の両立を応援し、教職員の仕事と生活に対する満足度と意欲を高めるとともに私自身も公務に全力を尽くしつつ、家族との時間を大切にする「イクボス」となります。
そのため、教職員が心身ともに健康で生き活きと働くことのできる活力ある職場環境づくりに全力で取り組みます。
岡山県立矢掛高等学校長 川上 公一
1 「イクボス手帳」の配付
校長がイクボスであるとの認識のもとに、子育てしやすい職場づくりに取り組んでもらうために、妊娠中や子育て中の教職員に「イクボス手帳」を配付します。
2 「育児の日」の周知・徹底
毎月19日は「育児の日」です。その前後を含めて教職員が月1日程度の子育てのための休暇が取得できるよう積極的な働きかけをします。また、育児の日に出勤している子育て中の教職員には、定時退庁を促し、時間外勤務の縮減に取り組みます。
3 活力ある職場環境づくり
子育て中の教職員は、各種育児支援制度を活用しながら、積極的に子育てに参加するとともに、校長として、教職員の仕事と生活に対する満足度と意欲を高め、教職員が心身ともに健康で生き活きと働くことのできる活力ある職場環境づくりに取り組みます。


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