Category Archive: 地域連携

12月
05

ESDに関するユネスコ世界会議

【ESDに関するユネスコ世界会議(閣僚級会合及び全体の取りまとめ会合)】が2014年11月10日~12日に愛知県名古屋市で開かれました。ユネスコ加盟国から閣僚級をはじめ約2,000人の参加を得て、「国連ESDの10年」(2005~2014年)を振り返るとともに、2015年以降のESDの更なる推進方策について議論しました。我が国で開催される過去最大規模のユネスコの会議です。

この会議に、矢掛高校2年竹井まどかが、高校生フォーラム代表として参加し、ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム共同宣言(2014 年 11 月 7 日採択)を報告するとともに、パネルディスカッション「2030年のESD–どのようになっているか」のスピーカーを勤めました。

共同宣言は、以下の通りです。

ユネスコスクール世界大会 Student(高校生)フォーラム共同宣言    2014 年 11 月 7 日採択

 世界は、地球的規模の諸問題と各地域における諸問題を解決しようと多大な努力を続けてきました。戦争、紛争、環境、文化、エネルギー、食について着実な進歩を遂げてきましたが、今日にいたっても私たちはまだ多くの問題に直面しています。そのため私たち ASPnet の高校生は、様々な地域の背景を考慮しつつ、世界の重要な諸問題について更に知るために、学び合いの努力をしています。

2005 年に始まった「国連 ESD の 10 年」は最終年を迎えました。この 10 年間、私たちは、学び合いの大切さを知り、地球的諸問題に共同して立ち向かう姿勢を強めることを学びました。これは、世界の持続可能な発展の成功には ESD が必要欠くべからざるものであるという明確な信念のもとに達成されました。その結果、世界は私たち若者世代によるこれら諸問題への参画を、これまでにも増して期待しているように見えます。

2014 年 11 月の今日、新しい ESD 世代の代表として世界 32 ヶ国から私たち高校生はここ日本の岡山市に集いました。「日常生活と社会において持続性を阻害しているものは何か」、「持続性を促進するために重要なものは何か」というテーマのもとで、私たちは身近な問題から話し合いを始めました。

その後、発展とは何かという話し合いにより、私たちはその多様性を確認しました。私たち高校生が先頭に立って、環境、文化、伝統、そして世代や国を越えて人を尊重していくという意見が述べられました。私たちは責任あるかたちで、様々な目に見える活動により出来る限りその輪を広げていくことが必要です。またそのためには、一人ひとりが自分の生活の中で小さな行動から始めることが大切です。たとえば、友達との協力やリサイクル運動、ボランティア活動への参加をとおして、ESD に興味・関心を持てるような楽しい学びの場をより多くの人に紹介していくことができます。そしてこのことは、若者の独創的な企画によって ESD や若者世代への興味を喚起することにもなるでしょう。私たちは共に行動できることがたくさんあることに気付きました。

これらのディスカッションに基づいて、高校生である私たちが現在と未来においてできることとなすべきことを模索して意見を交換しました。その結果、合意にいたったことは次の 5 点です。

  1.   自分たちの力は無力ではないにせよ限られています。しかし共に助け合い、持続可能性について学び合う機会を大切にして、ESD について発信していきましょう。
  2. 私たち高校生は、一人ひとりが地球に生きる一員としての自覚を持ち、環境と周りの自然を意識していきましょう。長期的な視点にたって、学校で ESD が教えられるようになるために責任ある行動を明確にとりましょう。
  3. 私たち一人ひとりが責任をもって互いのつながりを育てることで、様々な生活様式と文化と意見を共有して尊重しましょう。そうすることで、学び合いと知的な刺激を促進しましょう。
  4. つながり合いとコミュニケーションを更に学ぶことで、平和と人権と、教育によって個人が成し遂げられるものを知りましょう。このことには男女平等と人権と平和と啓発が含まれます。これら全てにおいて、私たちは教育の果たす重要な役割を意識しましょう。
  5. 上記の全てを私たち全員が意識して、個人の明確な目標を明らかにするよう全力を尽くしましょう。

 

 

The Joint Declaration of UNESCO ASPnet International ESD Events for Students and TeachersPlatform for Students   (Adopted on November 7, 2014)

People around world have been making huge efforts to solve both global and regional issues. It is true that societies have made good progress when it comes to wars, conflicts, the environment, culture, energy and food. However, today we still face many problems.

For these reasons, we, as ASPnet high school students, are committed to learning from one another, taking into account our diverse regional backgrounds, with the aim of learning more about the world’s important issues.

We are now at the end of the UN Decade of Education for Sustainable Development, which began in 2005. Throughout the past 10 years, we have learned the importance of mutual learning and of developing a shared attitude towards global issues. This has been achieved in the clear belief that Education for Sustainable Development (ESD) is essential to the success of sustainable development around the world. As a result, it seems that the world is looking to us, the younger generation, to commit ourselves to solving these problems – now more than ever.

Today, in November 2014, we have come together here in Okayama City, Japan, as high school students from thirty-two nations, representing a new generation of ESD. Our discussions began with familiar issues under the themes of ‘What factors do we believe block sustainability in everyday life and society?’ and ‘What is important when it comes to promoting sustainability?’

Subsequently, we discussed what we mean by ‘development’, and here we agreed on the diversity of its applications. We shared the opinion that, as high school students, we need to take the lead in respecting the environment, our culture, ourtraditions, and other human beings – regardless of their age or where they live. We need to spread our ideas as widely as we can through a range of demonstrable activities and do this in a responsible way. To achieve our aims, we believe that it is important for us to start with small actions in our immediate vicinities. For example we can cooperate with our friends, promote recycling and participate in volunteer activities, all the while demonstrating to an increasing number of people the range of enjoyable opportunities that ESD provides. This will interest other people in ESD and in the younger generation as a result of our unique, creative projects. In short, we agreed there are many thingswe can do together. Based on these discussions, we then exchanged opinions and ideas to explore what we, as high school students, can and should do now and in the future. Finally, we arrived at the following five conclusions:

  1.   We are not helpless but our abilities may be limited. However, we are keen to cooperate with each other, to make full use of the opportunities that exist for learning about sustainability, and to disseminate information on ESD.
  2. We are conscious that every single one of us, as high school students, are human beings living on Earth. As such, we need to be conscious of the environment and the natural world around us. In the longer term, we need to take responsible actions in specific ways to encourage ESD where it is not yet taught in schools.
  3. Each of us has a responsibility to share and respect a variety of lifestyles, cultures and opinions by fostering connections with each other so that we can promote mutual understanding and inspiration.
  4. People need to learn how to connect or communicate with each other more, to know what peace and human rights are, and what the individual can achieve through education. This should consist of topics such as gender equality, human rights, peace, and awareness raising. In all of this, we need to be conscious of the important role that education plays.
  5. Every one of us needs to be conscious of all the above-mentioned and make every effort to develop clear personal objectives.

 

 

2014年11月10日付スポニチでは、次のような報道もなされています。

皇太子ご夫妻は10日、名古屋市の名古屋国際会議場で開かれた「持続可能な開発のための教育(ESD)」世界会議の開会全体会合に出席された。ご夫妻で壇上に着席し、雅子さまは皇太子さまが「教育分野での具体的な取り組みがさらに進むことを願います」などと英語であいさつする様子を見守った。会合に続いてご夫妻は各国のESDへの取り組みを紹介するパネル展示を見て回った。今月上旬、岡山市で開催された関連会議に参加した岡山県立矢掛高校2年の竹井まどかさん(16)らとも懇談し、雅子さまは「海外の人と議論したんですね」などと声を掛けた。

Earthrise22

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12月
04

街並み探訪 建築学の視点から

11月27日午後、2年探究コースが矢掛街並み探訪をしました。ナビゲーターは高知工業高等専門学校の北山めぐみ先生です。北山先生は、環境都市デザイン科の所属で、専門領域は「歴史的環境保全」です。玉島商工会議所産業観光推進アドバイザー赤澤雅弘さんのお骨折りをいただきました。赤澤さんは、産業観光を推進されていて、今年は、やかげ学発表会を見にバスを出していただきます。

探訪終了後、建築系の大学に進学を希望している生徒に対して、本当に熱心に長時間お話をしていただきました。ありがとうございました。

 

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11月
28

神戸で実践発表

今日は、公益財団法人 未来教育研究所 実践事例発表大会で、「人口減少社会における地域を支える人材を育てる後期中等教育のあり方― 持続発展可能な地域をつくるために ―」を発表しに神戸に来ています。

人口減少社会に突入し地方消滅が叫ばれる今日、中山間部は先行モデルといえます。過疎化・少子化が進む中山間部では高校生は戦力です。地域に進出することで地域が活性化し、生徒も自らの進路実現に役立つようなプログラムを開発し、実践していくことが本研究のテーマです。学校の持続発展が地域の持続発展を担保します。そのためにも、地域に信頼される開かれた学校づくりを一層進めていかなければならないと考えています。

DSC00009高見茂理事長の講話に感激しました。

教育の動向と課題     未来教育研究所理事長 京都大学教授 高見 茂

 教育再生の加速化    政治経済と無縁でない

グローバル化の流れ   日本の半導体メーカーは壊滅

            京大出の優秀な技術者も企業内失業

終身雇用制の終焉    学校で学習したことが20年もたない

 これから求められる2つの能力

①    変化に備えて常に学び直す力

②    変化に対して柔軟に対応する力

 ・①のエビデンス  学生時代の読書量が勝負

・②のエビデンス

  ◎ Human Capital 人的資本(知識・能力・気力)

  ◎ Social capital  社会関係資本

                       社会の中の関係づくり 信頼・価値・潔さ・トレランス

        10代後半から20代前半で定着

         ☆ 高校生に対する市民教育を

         ☆ 高大連携の必要性

 

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11月
27

第2回学校評議員会

11月27日、岡山県立矢掛高等学校第2回学校評議員会を開催しました。

今年度の重点的取組と中間評価についてご協議いただき、助言と意見をいただきました。

校長あいさつでは、第1回以降の主な活動について校外での取組を中心に説明しました。

学校評議員からの意見・助言は次のとおりです。

  • ○ 先生方も生徒もよくがんばっている。
  • ○ 授業研究の冊子から先生方の工夫や研究が伝わってくる。
  • ○ 今年はセンターに向けがんばっている生徒が多いとのこと。最後までがんばって欲しい。
  • ○ 家庭教育の習慣については、小中学生も課題である。連携して取り組むことが望まれる。
  • ○ 小中学校では、家庭学習強化週間を設定して啓発活動を行っている。
  • ○ 学力を上げると同時に、高い志望づくりにつながるような講演やコンサートなどのイベントにも参加させたい。
  • ○ 自ら勉強するための動機付けとして、同窓生を活用した講演会を企画してはどうか。
  • ○ アンケート結果を、生徒・保護者にフィードバックするよう、手法を検討していただきたい。

 

ありがとうございました。

 

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11月
19

得々市

11月16日(日)サイエンス部恒例の得々市です。毎月第3日曜日に矢掛駅で「楽しい科学実験室」を実施しています。地域の団体と協力して、地域の活性化を図っています。井原線で来場して得得市で買い物をされた方は、帰りの運賃が無料になります。

化学系・生物系の実験が多いのですが、今回は物理系「自転車発電」と「空気砲」です。

井原鉄道は、沿線人口の減少や原油価格の高騰など依然として厳しい情勢に営業活動強化等で立ち向かい、平成25年度には100万人の大台を回復しました。平成26年1月11日には開業15周年を迎え、開業から無事故運行を継続しています。

矢掛高校は、矢掛駅から歩いて3分。多くの生徒が、町外から井原鉄道を利用して登下校しています。

中山間地域において、過疎化を阻止するために重要な3つのインフラ、それは、交通・学校・医療です。1つでも欠ければ地域は崩壊します。井原鉄道と矢掛高校は連携協力しながら、この小田川流域を懸命に支えてまいります。それが「チイキクラシー(1)の発想です。

(1) 「チイキクラシー」は、教育が産業社会からの養成に応える「メリトクラシー(能力主義)」の対語として、青山学院大学樋田大二郎教授が提唱されています。

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11月
17

きらり輝け!岡山さんフェア2014

11月16日、「きらり輝け!岡山さんフェア2014」が岡山県生涯学習センターで開催されました。

この催しは、岡山県の農業・工業・商業・家庭・看護・福祉・情報の専門学科と、総合学科、特別支援学校で学ぶ生徒が日頃の産業教育に関する学習成果を発表する場です。

あわせて、産業教育130年記念式典も開催されました。

この場で、産業教育に特に功労があるものとして、本校元校長の渡辺哲夫氏(18代)、仲田輝康氏(19代)が、表彰されました。おめでとうございます。

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11月
13

町家イベント 社会実験

11月9日矢掛大名行列にあわせて「町家イベント」が開催されました。これは、街並みの古民家・空店舗等を活用するための社会実験です。

若者の提案をもとに、矢掛の町に新しい息吹を吹き込みます。参加から参画への取組の一つです。

ところが当日は、あいにくの雨。石井醤油店軒先で計画していた福祉面の販売は、急遽社会福祉協議会テントに変更しました。福祉面は水に弱いのです。クリックするとpdfが開きます。

 

今回特に注目したいのは、矢掛街並みこども連合と体喜ぶ会が協働で開催した、「消しゴムではんこをつくろう!オリジナルハンカチ」のイベントです。

会場は、何年もの間だれも住んでいなかった古民家・空店舗です。この店舗を中学生が中心となって、片付け、清掃しました。見違えるようになりました。

空店舗活用では、一つの空店舗をどうするかだけを考えるのではなくけではなく、地域や商店街が連携して、地域の視点から空き店舗を活用することが求められています。つまり、『面的な』空店舗活用です。矢掛の場合は、旧山陽道に沿った『線的な』活用です。 街なみのコンセプトを設定し、様々な立場の人が協働で空店舗を活用しながら、商品を販売し、サービスを展開することが必要です。

鳥取市鹿野町の先行事例を見ても、どうやって若者を引き込んでいくのかが成功の鍵を握ります。NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会副理事長の小林清 氏は、矢掛の場合、町の中に高校があることが素晴らしいし、プロジェクトの中心戦力であるとおっしゃっていただきました。

準備ができた会場にユネスコスクール世界大会エクスカーション(研修旅行)に参加した世界の高校生35名が訪問。中学生の指導で楽しくオリジナルハンカチを作りました。大変喜んでいただきました。

今回、高校は独自の活動をしますので、矢掛街並みこども連合の主体は中学生にお任せしました。

Earthrise21

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11月
12

宿場まつり大名行列   無事終了

矢掛は江戸時代、山陽道の宿場町として栄え、本陣脇本陣をはじめとする宿場集落を形成していました。現在でも当時の町並みを色濃く残しており、全国で唯一、本陣と脇本陣の両方が国指定重要文化財として現存しています。
毎年11月第二日曜日、その矢掛の町並みを舞台に、大名行列を再現されます。約80名で編成された往時の姿そのままの絢爛豪華な大名行列が、街道を練り歩き、人々を江戸時代へとタイムスリップさせてくれます。

その矢掛で大名行列が始まったのは1976年の豪雨災害がきっかけでした。矢掛中心部の大半が床上浸水するという甚大な被害を受け、その復興の足がかりとして同年11月に「矢掛の商工まつり」として大名行列がスタートしました。現在の大名行列は地元の商工会・観光協会を主体に企画運営され、行列参加者は商工会青年部・県立矢掛高校生徒・町役場やJAの職員など多彩なメンバーで構成されています。また、それらに所属する外国人も参加して、矢掛町総力結集の協力態勢です。宿場まつりは今年で第39回を迎え、江戸の風情を楽しむ約3万5千人もの人で溢れます。
矢掛高校は、学校をあげて宿場まつりを応援します。大名行列への参加だけではなく、矢掛高校ブースを中国銀行前商店街駐車場に設営し、本部放送係、「福祉面」の販売、お茶席などを行いました。

福祉面の販売

 赤い羽根募金

地ふ域ビジネス科第2学年の授業の中で開発した矢掛特産のアスパラガスを使ったパスタも販売しました。この商品は「手打ちうどん庵 ~ioRi~」様のご協力を得て製作した新商品です。

アスパラパスタの営業

 

金曜日には12年生全員で、町内を清掃したり、まつり終了後には、生徒会が矢掛中学校と協力してゴミひろいをしたりしました。

終了後の片付け

矢掛高校は、地域と共に歩む開かれた学校づくりをめざしています。「地域を支え、地域に支えられる学校」として、様々な活動を行っています。社会人になったときに「地域を支える人材」となるような人材育成をすることが本校の使命だと考えているからです。

ところが、今年も雨・・・。これで3年連続です。雨の中にも関わらず、大勢の生徒がそれぞれの持ち場で精一杯がんばってくれました。

 雨の中の大名行列

Earthrise20

 

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11月
11

ユネスコスクール世界大会エクスカーション

11月8日、ユネスコスクール世界大会に参加した世界の高校生35名がエクスカーション(研修旅行)として、矢掛町を訪問されました。

Course C : From the Past to the Future,YAKAGE-cho is a Town Filled with the Unending Genealogy,History,and Culture

「過去から未来へ 悠久の系譜 歴史と文化が薫るまち 矢掛町」

矢掛町の歴史は古く、江戸時代には旧山陽道の宿場町として、文化・産業などの要衝として殷賑を極め、健全な状態で旧姿を留めている本陣・脇本陣は、全国でも唯一矢掛町のみで,国の重要文化財に指定されています。

こうした歴史的資産が今なお現存し,深い歴史と多様な文化を湛えた町を小学生・中学生による案内で散策しながら、未来へ伝承するための取組を学びます。

 

13:30 バスで到着です。小学生と中学生が一生懸命説明します。

 

本陣前で、記念撮影です。特別に大名行列の奴も出演。毛槍を投げる体験もしました。この後、町内の菓子店で和菓子作りの見学・体験をしました。

江戸時代から続く醤油蔵の見学です。伝統的な産業を継続している町は、持続発展可能な町です。

町そのものがESDなのです。

現在、矢掛町では街並みを守る会と矢掛高校が中心となり、古民家空店舗再生プロジェクトの社会実験を行っています。その一環として「体喜ぶ会」と「矢掛街並みこども連合」が行っている「スタンプでハンカチをつくろう」プロジェクトに参加しています。中学生の指導で楽しくオリジナルハンカチを作りました。

小中学生とあっという間にお友達になりました。

ケーブルテレビ矢掛放送の取材も受けました。

名残は尽きませんが、出発の時間です。

よい思い出ができたでしょうか。

我々の目指すESDは、高校生だけで完結するのではなく、その活動が中学生・小学生と次の世代に引き継がれていくものだと考えています。今回の説明でも小学生が街並みについて説明し、それを受けて中学生がESDの視点からとらえ直すという形態でした。こどもたちが自分たちで考え、企画した活動を積極的に行っています。高齢化が進む町なみで若者は貴重な戦力です。異年齢の集団を組織することで持続発展可能な教育を実現させるとともに、活動を通して地域に貢献する意識をもった人材を育成したいと考えています。ESDについては、矢掛町役場にも大変理解していただいており、今回もすべて役場のみなさんに支えていただきました。

矢掛高校生徒はというと、翌日の大名行列の準備で大忙しです。

 

Earthrise19

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11月
10

ユネスコスクール世界大会

11月6日7日、ユネスコスクール世界大会が、グランビア岡山で開催れました。32カ国の高校生が出席し、地球規模の課題に対して若者が取り組むべき活動を発表し合いました。これは、ESD(持続可能な開発のための教育)に関するユネスコ世界会議の一つです。

矢掛高校からも、様々な活動をサポートするため、大型バス1台で参加し、大会を盛り上げました。

矢掛、和気閑谷、林野、一宮高校の生徒4人による岡山チームは、携帯電話の普及のメリット・デメリットを導入に、8月の広島市土砂災害のとき、SNSを活用して集まった若者たちがボランティア活動に携わったことを発表し、人のつながりは世界を変える大きな力になり得ると訴えました。

 

 

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11月
09

お待ちしています

宿場まつり大名行列のために、本校1、2年生が金曜日に心をこめてボランティア清掃を行いました。

Today we did cleaning as a kind of volunteer work last Friday. (1st and 2nd grade students)

これから大名行列が始まります。みなさま、お越しください。

From now Daimyo Gyoretsu will take place , so everybody please come to Yakage Center street!!

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11月
04

矢掛町協働のまちづくり表彰式

11月1日、やかげ文化センターで矢掛町協働のまちづくり表彰式が行われ、本校軟式野球部が末永三喜太賞特別賞を、「やかげ学」が末永三喜太賞を受賞いたしました。

 

岡山県立矢掛高等学校軟式野球部

日頃より学業と部活動の両立を図り第59回全国高等学校軟式野球大会に出場し活躍されました。

岡山県立矢掛高等学校やかげ学

貴学校設定教科は生徒の地域活動への積極的な参加を推進し社会の担い手育成に寄与されました。

また、やかげ観光大使 やかっぴー も末永三喜太賞を受賞しました。やかっぴーは、表彰式終了後セントレアで開催されたゆるキャラグランプリ2014決勝に旅立ちました。そして、なんと62位と大健闘でした。

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10月
28

干し柿の里 山の上 矢掛高校ESDの拠点

矢掛町小田に山ノ上という集落があります。矢掛町の北西端です。200m~250mと標高が高いため甘柿の育たない環境でした。しかし、日当たりがよく、秋に霧が少ないという干し柿をつくるには最適であったことから古くから干し柿の生産が盛んになっていました。現在も11月ごろになると山ノ上では家々の軒先に渋柿をつるす光景が見られます。簾のように干し柿が吊るされた光景は、のどかな農村の風景としてよく知られ、干し柿の季節は観光客や写真家が数多く山ノ上に足を運びます。現在ではビニールハウスを利用して乾燥させるのが主流です。

矢掛高校はESDの取組の柱の一つとしてこの山の上地区を取り上げています。幅広い世代に、山ノ上地区の魅力を伝えるとともに、中山間地域が抱える問題を把握し、山ノ上をその問題の解決のための活動の場にするというものです。矢掛高校では、山ノ上名物の干し柿作りのボランティアを継続してきました。また、干し柿の加工品などをメニューとした「雲の上カフェ」の計画にも加わっています。

山ノ上地区は名の通り山頂にあります。交通の便も悪く、高齢化率は約90%であり、このままでは持続可能な社会とは言えません。いずれ、住む人がいなくなってしまうかもしれません。矢掛高校では、生産者組合の方や岡山大学の学生、中学生たちと共にこの地区を活性化させるためのアイデアを考え、提案を続けています。山ノ上地区の魅力は、おいしい干し柿と豊かな自然です。持続可能な社会を構築するために自分達に何ができるのかを考えるきっかけになりました。

今年も、10月25日に第2回山の上干し柿祭会議が開かれ、多くの生徒が参加しました。

 

Earthrise18

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10月
23

「振り込め詐欺被害防止」ポスター展

 

井原警察署が募集した「振り込め詐欺被害防止」のポスターをやかげ文化センターで展示しています。

本校からも3人が入選し、展示されています。

岡山県では、特殊詐欺への注意喚起のため、テレビCMとラジオCMを制作して、啓発に努めています(放送期間は平成26年10月11日から10月20日までの10日間)。
テレビCMは、知事定例会見の場面をイメージした内容です。
ラジオCMは、特殊詐欺(金融商品等取引名目詐欺)に騙されそうになった場面に、知事が注意を呼びかける内容です。

岡山県の 被害防止標語は、「あ!それうそじゃろ?」 です。

 

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10月
21

隠岐島前高校魅力化プロジェクト藤岡慎二氏講演

和気閑谷高校で開かれた教育研修会に参加しました。島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト教育ディレクターの藤岡慎二氏の講演「地域との協働による高校改革  高校の魅力化×地域の活性化 隠岐島前高校魅力化プロジェクトの実例」です。島根県隠岐隠岐島前地域の唯一の高校が隠岐島前高校です。

 高度成長時代、島の若者の多くは進学・就職のために都市部へ流出しました。そのため人口も、平成20年には6,000人を切り50年で半分以下になりました。高齢化率は約40%で、出生数も年30人程度という超少子高齢地域です。島外の高校への進学と少子化のため、平成10年頃には70 人程度いた島前高校の入学者数が平成20 年度には半分以下の28人に激減し、統廃合の危機に直面しました。

こうした学校と地域の危機に対して、子どもが「行きたい」、親が「行かせたい」、地域住民が「この学校を活かしていきたい」と思うような魅力ある高校づくりを通して、魅力ある持続可能な地域づくりを目指す「島前高校魅力化プロジェクト」が始まったのです。

島にいると大学進学に不利という常識が根深く進学希望の生徒は、中学卒業時に「本土」の高校へと出て行きました。

そこで、今まで弱みだと見られてきた「小規模」ということを、「一人一人に手厚い指導が可能な少人数制という“強み”」と捉え直し、超少人数指導と充実した個別指導で夢に向けた進路の実現を目指したのです。

地域-高校連携型公営塾「隠岐國学習センター」を設立し、必要に応じてスカイプやユーストリームなども利用し、地理的ハンディキャップを克服しながら、学力向上を実現したのです。

教育・地域の魅力化・多様化を実現することで、持続発展可能な社会を目指すこと。我が校の目指す方向と重なります。

さらに課題解決型キャリア教育の経験を進路指導に活かすための手法についても大変参考になりました。

ただ留意しないといけないのは、隠岐島前は隠岐島前であるということ。隠岐島前だからできたこと、隠岐島前にしかできないことがあると思うのです。

様々な取組を参考にさせて頂きながら、矢掛”で”しかできない、矢掛”に”しかできない実践を積み重ねていきたいと思います。

矢掛高校は、【地域を支え 地域に支えられる高校】でありたいと考えています。2006年に改正された教育基本法には「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」の規定が新設されました。「地域を支え 地域に支えられる学校」こそが、これを具現化するものです。過疎化・少子化が進む中山間部では、高校生は戦力です。地域に積極的に進出することで、地域が活性化するとともに高校生自身もキャリアを身につけ、自らの進路実現に活かします。そのような「Win-Winの関係」を構築していくことが、地域のためにも、地域を支える人材を育てるためにも最重要であると考えています。

中国地方は、中山間地域の居住人口が全体の二割以上を占めますが、人口減少を理由に各種施設が集約されてサービス水準が低下すれば、一層の人口流出が進みかねません。特に中山村地域にとって欠かせないインフラは、交通・医療・教育であると考えています。学校の持続発展が地域の持続発展を担保するのです。そのためにも、地域に信頼され、期待される開かれた学校づくりを一層進めていかなければなりません。

 

 

藤岡慎二  (株)GGC代表取締役。1975年生まれ。

島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト教育ディレクター。全国の教育機関で講義を行い、教育のシステム開発にも参画。行政と恊働して教育を通じた地域活性化にも取り組んでいる。

 

 

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10月
17

宿場まつり大名行列 (11月9日)

第39回 矢掛宿場まつり大名行列が、11月9日(日)に開催されます。


矢掛は江戸時代、山陽道の宿場町として栄え、本陣・脇本陣をはじめとする宿場集落を形成していました。現在でも当時の町並みを色濃く残しており、全国で唯一、本陣と脇本陣の両方が国指定重要文化財として現存しています。
毎年11月第二日曜日、その矢掛の町並みを舞台に、大名行列を再現されます。約80名で編成された往時の姿そのままの絢爛豪華な大名行列が、街道を練り歩き、人々を江戸時代へとタイムスリップさせてくれます。
その矢掛で大名行列が始まったのは1976年の豪雨災害がきっかけでした。矢掛中心部の大半が床上浸水するという甚大な被害を受け、その復興の足がかりとして同年11月に「矢掛の商工まつり」として大名行列がスタートしました。
現在の大名行列は地元の商工会・観光協会を主体に企画運営され、行列参加者は商工会青年部・県立矢掛高校生徒・町役場やJAの職員など多彩なメンバーで構成されています。また、それらに所属する外国人も参加して、矢掛町総力結集の協力態勢です。宿場まつりは今年で第39回を迎え、大名行列のほかに飛脚駅伝、井原早雲太鼓、お茶席、ふるさと物産市などで賑わい、江戸の風情を楽しむ約3万人もの人で溢れます。


矢掛高校は、学校をあげて宿場まつりを応援します。大名行列への参加はもちろん、矢掛高校ブースを商店街に設営し、本部放送係、「福祉面」の販売、お茶席などを行います。金曜日には12年生全員で、町内を清掃したり、まつり終了後には、生徒会が矢掛中学校と協力してゴミひろいをしたりします。
矢掛高校は、地域と共に歩む開かれた学校づくりをめざしています。「地域を支え、地域に支えられる学校」として、様々な活動を行っています。社会人になったときに「地域を支える人材」となるような人材育成をすることが本校の使命だと考えているからです。

 

大名行列ちらし表

大名行列ちらしうら

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10月
16

やかげ学発表会に観光バスが・・・

12月20日(土)やかげ文化センターにおいて、【やかげ学発表会】を開催します。例年多くの方に見に来ていただいています。

今年は、とうとう観光バスまで来ていただけることになりました。玉島商工会議所が行う産業観光バスツアーの企画です。

募集パンフレットはこちらです。

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10月
14

矢掛世代交流シンポジウム

12日(日) 矢掛世代交流シンポジウム を備中矢掛宿の街並みをよくする会と矢掛高校の共催で開催しました。
矢掛の街並みについて、矢掛の未来についてさまざまの立場から話し合おうという会です。

東京大学大月敏雄先生の基調提案に続き各団体から取組を発表しました。提案者は、次の5団体です。

備中矢掛宿の街並みをよくする会

からだ喜ぶ会

矢掛高校

矢掛町

いかさ田舎カレッジ

20代、30代の世代をどれだけ巻き込んでいくかが課題です。

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10月
07

もっと知ろう ESD 次世代のために環境守る

10月5日(日)読売新聞岡山地域版に、「もっと知ろうESD」という特集があり、その第1回に矢掛高校が紹介されました。

「全国高校生ESDシンポジウム」でも紹介しましたように、「環境を保護するためには、その地域社会をどのように守るべきかを考える必要がある。」というのが矢掛高校ESDがたどり着いているコンセプトです。

記事はこちらです。

 

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10月
03

心の健康づくり

10月3日 人権教育研修会として「心の健康づくり」研修会を開催します。テーマは「困難に直面しても、自分らしく生きるために・・・。」

講師は南雲明彦先生です。先生は、自身がディスレクシアであることをカミングアウトされ、講演を続けておられます。

演題は  「ボク、学習障害と生きています。~共に向き合い、希望で生きる」

今回の講演は矢掛町健康管理センターの御協力を得て実現しました。また、矢掛中学・矢掛高校の生徒が同じ会場で同じ講演を聴くという新しい試みでもあります。

 

 

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