矢掛高校の裏庭にある「ひょうたん池」は、昭和時代から卒業生たちに愛され続けてきた歴史的な場所です。池には魚や水カマキリのほか、トンボやカゲロウなども訪れ、生態系が豊かです。元々は浅井戸から給水していましたが、2022年に同窓生の協力を得て、深井戸を新設し水量は安定しました。
しかし、水が濁っているため透明度が低く、生物の観察がしにくい状態です。池の水を一度抜き、調査を行い、透明度を改善する計画が進められています。この取り組みは、景観を改善し、次世代の生徒たちに自然と関わり合いの場を提供することを目指しています。ひょうたん池は卒業生にとって思い出の場所であり、現役生徒にとっても貴重な学びの場です。