Daily Archive: 2025年11月9日

11月
09

地域に寄り添う矢高生たち|赤い羽根共同募金や福祉販売で活躍

町家交流館周辺では、赤い羽根共同募金や福祉関連商品の販売など、地域の福祉活動を支える場面に多くの矢高生が関わりました。

やかげ学で矢掛町役場に通っているチームの生徒たちは、赤い羽根共同募金活動に参加。来場者に丁寧に声をかけながら協力を呼びかけ、小雨の降るなかでも笑顔を絶やさず活動していました。また、やかげ学で老人福祉センターに通っているチームの生徒たちは、福祉団体の販売ブースでのお手伝いを担当。商品の並べ替えや会計補助、接客などを通して、地域福祉の現場を体験的に学ぶ貴重な機会となりました。

さらにこの日は、軟式野球部の生徒たちも午前中の募金活動にも協力。部活動は午後からでしたが、多くの部員が自主的に参加し、小雨の中でも一生懸命声を出して呼びかけてくれました。そのひたむきな姿勢は、通りがかった方々の心にも届いていたようです。

本部では、生徒会の生徒が放送を担当し、アナウンスや案内などの役割を静かに果たしていました。行事を支える一人としての責任を感じながら、しっかりと取り組んでいました。矢高生のそれぞれの関わりが、まつりのあたたかな空気をつくる一助となっていました。

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11月
09

地域ビジネス科の挑戦|開発した商品を宿場まつりで販売!

西町イベント広場では、地域ビジネス科の2年生が「やかげ学実践」の授業で取り組んできた商品開発の成果を、宿場まつりの場で販売しました。地元事業者と連携し、試作と改良を重ねて完成させた焼き菓子やスイーツを、来場者に向けて自ら販売。接客・呼び込み・会計までを生徒たちが主体的に行い、実践的な学びを深めました。

この日はあいにくの雨模様。足元が悪い中での声かけや商品管理などに苦労もありましたが、昨年度販売経験のある3年生が午前中に応援に駆けつけ、頼もしいサポートで後輩を支えました。悪天候のなかでも粘り強く取り組んだ結果、用意していた商品はすべて完売。ホッとした表情を浮かべる生徒の姿が印象的でした。

また、平井米店で体験的学習をしている生徒たちも店頭販売をお手伝い。普段の学びを生かして、お客様への対応や販売補助を積極的に担いました。授業の枠を越えた現場での経験が、それぞれにとっての小さな学びとなっていたようです。

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11月
09

文化の香るひととき|茶道部の茶席と歌のステージ

西町イベント広場では、文化的な雰囲気を感じられる空間が広がっていました。茶道部による茶席では、お茶とお菓子を用意し、訪れた方々にゆったりとした時間を提供していました。

生徒たちは、これまでの稽古で身につけた所作やおもてなしの心を大切にしながら、ていねいにお客様を迎えていました。落ち着いた空間の中で、ほっと一息つける場所となり、地域の方や観光客も穏やかな表情で茶席を楽しんでいました。

また、ステージエリアでは本校教員による歌のステージも行われ、優しく伸びやかな歌声が会場に響き、まつりに彩りを添えてくれました。普段とは違う一面に触れた観客の皆さんも思わず笑顔に。

矢掛宿場まつりのなかで、文化を通じた交流が自然と生まれるこの空間は、地域と学校のつながりの豊かさを感じさせてくれました。

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11月
09

第50回矢掛の宿場まつり大名行列|矢高生8名が歴史の一場面を演じる

「矢掛宿場まつり大名行列」が開催され、約80名が華やかな衣装に身を包み、「したにー、したにー」という掛け声とともに、歴史ある町並みを練り歩きました。江戸時代の宿場町を再現した光景は、多くの来場者を魅了し、まち全体がにぎわいました。

今年は第50回の記念すべき開催。天候は小雨となりましたが、矢掛高校からは生徒8名が参加し、小姓・茶坊主・毛槍役として堂々と行列に加わりました。傘をさしながらの行進や、足元の悪い中での演技は決して簡単ではありませんでしたが、生徒たちは凛とした姿で役目を果たしました。

初めて毛槍役を務めた生徒たちは、息を合わせて槍を投げ渡す場面で大きな拍手を受け、見どころのひとつに。茶坊主や小姓を演じた生徒たちも、緊張のなか一人ひとりが輝いていました。

また、小姓役の2名は、殿様・姫様とともに旧矢掛本陣の「上段の間」で休憩を共にするという特別な体験も。今回の姫様役は矢掛高校の卒業生が務め、世代を越えて地域と学校がつながる象徴的な場面となりました。行列後には抽選会が行われ、毛槍役の生徒がその運営にも携わるなど、地域に深く関わる経験となりました。

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